自公岸田政権を口汚く罵るだけで何かをした気になっているひとたち
ある人(Mさん)がFacebookで以下の趣旨の発言をしてもりあがっている。
以下その趣旨(趣旨を変えない範囲で小田々要約:)
岸田が「国民の責任」と言ったのはある意味で正しい。
酷税だろうが戦死だろうがそれは、我々の無知と無関心と無力の結果に過ぎないのだから、その結果には責任をとるべきだし、いずれにせよ否応なく責任とらされるのだろう。
岸田は「いいか、いずれ国民自身に責任とらせてやる。いやなら抵抗してみろよ、できるのか、オラオラ抵抗してみろよ。」ということに他ならないのだ。
以上お題。
Mさん
たぶんみんな、我が身に災いが及んだらはじめて「私はだまされていた、私は可哀そうな犠牲者なので補償金よこせ」と言い出すのだろう。この前の戦争が全くそうだった。
小田々 豊
Mさん「私はだまされていた、私は可哀そうな犠牲者なので補償金よこせ」それを言い出さなくても良いやり方をすることを考え、行動するべきではありませんか?
Mさん
そう思いますけど、それがどういう行動なのかがわかりません。ただ、岸田が悪い、政府が悪いという前に、無知無関心無力な私たちが悪いと認識することは重要だと思います。
小田々 豊
Mさん、>無知無関心無力な私たちと一括りにしても、解決の糸口が見つかりません。それを責めても相手は逃げ、心を閉ざします。無知、無関心、無力にはそれぞれ理由がありますし、解決方法も様々です。無知、無関心については、対話を増やすことだと思います。
無力については、なんらかの救いの手を差し伸べる取り組みが必要でしょう。
救われた人の何割かは私たちの仲間になります。
意見や気の合う同士で固まらず、輪を開いて、同時に新たな対話を始めなければなりません。
敵を中立に、中立を味方に、味方を仲間に少しづつ変えていく努力が必要だと思います。
人を罵っている人を日本人の多くは好みません。そのエネルギーをいろいろの考えの人と具体的なことで対話を広げる努力が必要だとおもいます。
Mさん
私は「カネ」の力以外にないと思います。数兆円の資金の力でタレントを使うとかすれば対話の場が生まれます。どうすればその資金がつくれるのかが問題です。
小田々 豊
Mさん、カネは確かに一つの力になります。しかし、>数兆円の資金の力でタレントを使う
というような全く手の届かないことを言い始めるのには疑問を感じます。
それをいうことで、自分も仲間も手も足も出ない存在に貶めることになるのではないですか?
その1/1000の50億円ほどあれば、次回の国政選挙で全選挙区で候補者を立てるレベルのことができます。
衆議院なら三百人の候補を擁立すれば、社会的インパクトとメッセージ性は強いです。
NHK党や参政党、れいわが議席を得られたように私たちも議席を得られるとおもいます。
50億も6百人で集めれば一人1千万程度です。六百人というのは候補者と選挙責任者のペア二人です。
その1千万円も一人1万円なら千人、千円なら1万人です。
次の選挙まで二年あるとして700日
1万円X千人なら1日に1.五人から、
千円X1万人なら、1日に十四人
程度です。それを集める過程で、
なぜそれが必要なのか、それをすると何が実現できるのか
そういう考えを共有することができます。
そしてそれは同時に票の掘り起こしになります。
そんな地道な取り組みが必要だとおもいます。
Mさん
「いろいろの考えの人と具体的なことで対話を広げる努力」のほうが手の届かないことのような気がしています。
小田々 豊
この宇宙には慣性の法則があります。どこかに向かって動いているものを自分の向かわせたい方向に変えるのはそれほど大きなエネルギーは要りません。たとえそれが真逆でもです。少しづつ進む方向と直角の力を加えていれば、いつか、そのものはその運動エネルギーを持ったまま こちらの目的地に向かわせられます。しかし、動かないものを動かすには並大抵のエネルギーでは動かせません。最低限の労力とカネで手に入るAVで満足している男性に、外に出て女性を誘い、自分を売り込み、相手を認め、愛を育み、愛の結晶を育てることの素晴らしさをいくら解説し勧めても、彼はそんな大変なことはしないでしょう。居心地のいい住処に篭っている人に、ほんの一歩外に出て、実体験を通じて別次元の充実した人生を勧めるのも同様のことなんでしょうね。
Mさん
数兆円規模のカネで動いている政権支持層を不支持にするには数兆円相当のエネルギーをぶつけないと。タイタニックの進路を変えるにはどれくらいのエネルギーが必要か、ということです。
あなたがその数兆円が動かせるのならやってください。
私は堂々巡りに付き合う時間はありません。
それと、タイタニックの進路を変えるのはそんなにエネルギーのいることではありません。舵を切るだけです。
舵は早く切り始めるほどゆっくり切っていいのです。
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