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愛情表現としての”絵を描く”という行為

好きなものや美しいと思うものについて
自分がなぜそう感じるのか、自分にはどう見えているのか、絵を描くという行為で答え合わせができる気がする。

もちろん初めは上手く描けない。
誰かに見せられるようなものもでもない。
自分でも目で見ているものと書き上がったものの違いに愕然とする。

上手く描けないのはなぜなのか
どこが足りないのか
それを知るためにもっと好きなものを見るようになる。

写真に撮るという方法もある。
自分も撮った写真の中からこれを描きたいと思えるものをモチーフに使う。
すると撮る写真にもこだわりが生まれる。
写真と自分の見たものとの違いにも愕然とすることがある。するとどう撮るのが良いのか自然と考えるようになる。

そこには好きなものを中心に置いて、
好意的な循環が生まれる。

撮った写真を絵にするのは
さらに愛情を乗せることができるからだと思っているからで
どんな輪郭で囲むのか、どんな影を落とすのか、この瞬間に自分は何を感じていたのか、
振り返り、咀嚼し、納得することができる。
自分にとって究極の愛情表現であるとつくづく感じる。

こうして文字に起こすことで慥かになる自分の思考とも出会うことができる。

いつかここでも絵を見せたいと思う。

自分は絵を描くことを続けていきたい。
もっと上手に愛情表現をしていきたい。

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