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【告知】文学フリマ東京37に出店します! 2023年11月11日(土)12:00-17:00
文学フリマ東京37への出店!
私たち釘と屏風は、2023年11月11日(土)に開催される文学フリマ東京37に出店します。日時やブースに関する詳細情報は以下の通りです!
日時:2023年11月11日(土)12:00〜17:00 (最終入場16:55)
会場:東京流通センターFホール
ブース番号: すー29
お品書きはこちら↓↓
![](https://assets.st-note.com/img/1699063086109-5JTFgwUqJj.jpg?width=800)
お品書きに紹介のある通り、会誌『赫赫』の新刊から既刊まで4冊の冊子を取り揃えています!
タイトルや表紙から、冊子の中身は想像はしづらいかもしれませんが、『赫赫』はフリージャンルのオリジナル小説集です。エンタメやSF、純文学を中心としたジャンルの作品を掲載しています!
それでは、各冊子について簡単にご紹介していきます!!
1.赫赫 肆号(¥800-)
![](https://assets.st-note.com/img/1699060359860-WT8FztZ6Yj.jpg?width=800)
今回の目玉商品です。私たち釘と屏風が発行する会誌『赫赫』の4号目となります。過去一番の出来栄えになったと自負しています。
掲載作品は以下の3作です。
1.空国慄「糸始末」
午後八時、少女は雪だるまを作った。
午後十一時半、少女は雪だるまに出会った。 なんら特別でない孤独。人並みの地獄。生まれながらに決定づけられていた青春の敗残者たち。
出逢うべき二人はすれ違い続け、何処へ辿り着く。
2.貝柱「或る三人」
同じクラスの康一、恵、明人。
彼らは数学教師の授業における高圧的な指導方法にストレスを感じていた。 どうにか数学の授業を穏やかに過ごすことができないかと、三人は力を合わせる。
いつしか、そこには恋の予感も漂い始めていた。
3.左部右人「母校をみんなで燃やす会」
母校をみんなで燃やす会を結成した私と徳永のふたりは、決行すべき計画を練っていた。
うだつの上がらない日々はすべて母校の摩島工業にあるのだと考える徳永に疑問を抱いていた私だったが――
鹿児島県摩島市を巡る物語
2.赫赫 5周年記念号(¥1,000-)
![](https://assets.st-note.com/img/1699064667199-tSz91u1HPm.jpg?width=800)
本冊子は2020年に刊行された釘と屏風の5周年記念号になります。
私たちが活動をはじめた2015年から2020年までの作品をピックアップして掲載しています。作品だけではなく、各同人の作品に対する批評文なども掲載されている冊子です。釘と屏風の入門となる1冊かもしれません。
掲載作品は以下の通りです。(作品が多い為、各作品のあらすじは割愛します)
■貝柱集
1.アカタマくん(2015)
2.それぞれの世界(2016)
3.彼女(2018)
4.幸福なる君へ(2018)
5.アカタマくん(2019)
6.掌編たち(2014~2020)
■左部右人集
1.私的サイケデリック(2015)
2.墓標の羊、無理解のロンド(2017)
3.わたしのやったわるいこと(2019)
4.雨の降る日に(2020)
■空国慄集
1.WADJNET(2015)
2.斯库拉都市(2018)
3.Lovers,tiff(2018)
4.カースドライナー(2019)
3.赫赫 参号(¥500-)
![](https://assets.st-note.com/img/1699060602365-fcRZ0tiGJz.jpg)
2019年に刊行された、会誌『赫赫』の3号目となります。はじめて製本所に依頼して制作された記念すべき1冊目でもあります。
掲載作品は以下の3作です。
1.左部右人「わたしのやったわるいこと」
宮本紗江は就労した会社が早々に倒産。友人も恋人もわるいことに手を染めなんだかげんなり。あくせくと働く日々と比例して心身ともに磨耗する。
その最中に出会った男、サトリ・ミギト。 宮本はミギトに仕事を紹介されてーー。
2.貝柱「幸福なる君へ」
友人からあるお願いをされた主人公。しかし、彼女に反対されてしまう。それでも協力する主人公。彼女の様子も少しずつ変わっていき――。
3.空国慄「幻史痛」
叔父の家で夏休みを過ごすことになった“貴廣”は寂れた港町で、映画制作を夢想する少女と出逢った。
時は流れ10年後。港町を再び訪れた貴廣は、彼女の夢想する映画を実際に撮ってみないかと提案する。
4.赫赫 番外--列車と手紙(¥500-)
![](https://assets.st-note.com/img/1699061436738-UpALFTVVo1.jpg?width=800)
こちらも参号と同じく2019年に刊行された、会誌『赫赫』のテーマ本になります。その名も『列車と手紙』3人が同じ筋書きで別々の作品を書き上げてる、ということをモチーフに取り組んだ冊子です。共有したあらすじをご紹介します。
本誌に掲載される小説作品はいずれも共通のあらすじを元に執筆されています。
【序】
列車で相席した人から手紙を託される。手紙は乗客達の間でリレーされ続けている。代わる代わる相席する人々から手紙にまつわる噂を訊いていく物語。
【破】
ある駅で差出人と宛先が真逆の手紙を持つ人と出会う。
【急】
宛先のもとへ辿り着き遂に手紙が届けられる。
これを土台として、執筆陣三名、各々に思い思いの作品世界を創造しました。
時にあらすじに忠実に、時に大きく踏み越えるなど、同一の題材から書き手毎の個性を浮かび上がらせることが狙いです。なのでこれから語られる物語はいずれも、核を同じにしながらも、それぞれが全く別の顔をもつ作品なのであります。
新しい取り組みということもあり、新鮮な気持ちで書いていたことを覚えています。
掲載作品は以下の通りです。
1.貝柱「鉄道の旅」
お気に入りの鉄道の旅の道中、見知らぬ男に声をかけられ手紙を届けることになった主人公。しかし、その列車と手紙には奇妙な噂があり――。
2.空国慄「カースドライナー」
女子高生・墨宮クロエは周囲から少し浮いているお嬢様。 下校時の電車で彼女は、友達の雫が見知らぬ女生徒から“赤い手紙”を受け取る様子を目撃する。 次の日、突如として雫が亡くなったことを知りーー。
3.左部右人「吐」
サトリ・ミギトはバスに財布を忘れスマホを忘れ人様の荷物さえまともに預かることが出来ず高級車を乗り回す夢を観ながら子どもに罵声を浴びせられーー。
皆さまのお越しを楽しみにしています!!
簡単ではありますが、各冊子の紹介でした。
私たちは鹿児島を拠点とする文芸サークルであり、東京の文学フリマへの出店は初となります。(一度福岡の文学フリマに参加したことがあります)
短い時間ではありますが、たくさんの方とお会いできることを楽しみにしています。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
釘と屏風 一同
![](https://assets.st-note.com/img/1699065653816-HYmj1WgOOr.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699065673134-3o38c63FeW.jpg?width=800)
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