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地方の食を「選ばれるブランド」へ


1.福島での活動実績

2016年に福島県いわき市に地域商社となるいわきユナイト株式会社を設立して以来、福島で作られる加工食品を中心にブランディング、販路開拓に取り組んできました。

弊社の主力商品「月色プリン」の販売個数を5年間で200倍に育てたり、コロナ禍の2020年4月福島の特産品のお取り寄せサイトを立ち上げ売上を1ヶ月で25倍にしたり、といった実績を積み上げることができました。

大手コンビニに並ぶ「月色プリン」

2.作り手の想いの詰まった商品との出会い

その活動の中で、福島県内で伝統的な製法を守り続け、手間と時間をかけて丁寧に作られている素晴らしい商品に数多く接してきました。
大企業が製造する大量生産大量消費型の商品は安くてありがたいのですが、そればっかりになるのはどうもつまらないという個人的な想いもあり、作り手の想いがいっぱい詰まった地方の商品・ブランドを未来に残していかなければならないという想いを強くしました。

魚の加工も手作業で丁寧に行われています

「生産者の顔が見える」という野菜が一時期もてはやされましたが、工場で作られる加工品でも「作り手の顔が見える」商品を増やしていきたいと思います。

3.福島県をベースに全国展開へ

私は東京出身、東京在住の中小企業診断士、6次産業化プランナー(当時)として、日本各地の特産品開発等の支援を行ってきた経験から、福島県で積み上げたノウハウ、成功モデルは他県にも展開できると思うに至り、日本各地で頑張る中小食品メーカーの商品を全国区にするために、中小食品メーカー向けマーケティングサポート事業を全国展開することとしました。

下記のような課題を抱えている中小食品メーカーの課題解決を伴走支援いたします。
・商品の認知度が上がらない
・こだわって作っているのに価格だけで比較されてしまう
・バイヤーからの引き合いがない
・ECサイトへの集客が難しい
・リアル販路(大手の販路)の作り方が分からない

4.中小食品メーカー向けマーケティングサポート事業の内容

  • ブランディング支援
    地方の中小企業が生き残るには、「共感を呼ぶコンセプト」を打ち出して、クラウドファンディングやイベント、SNS等による情報発信を通じて顧客接点を増やし、「コアなファン」の輪を徐々に広げていくことが必要。これらのブランド戦略立案、施策の実行を支援いたします。

  • 販路開拓サポート
    各メーカーや商品の個別の状況に応じて、適切な販路を選定し、提案資料作成~商談までサポート。
    大手小売店への商品提案代行も。

  • 補助金・助成金 診断/申請サポート
    膨大な補助金・助成金情報の中から、地域、会社規模、業種をもとにAIが自動マッチング。
    中小企業診断士等の専門家による申請サポートも。

うちの会社の強みは、地域商社として現場で地方の食品を販売してきた6年間の実績とノウハウがあること。地道に販路を積み上げていく方法も、メディアを使って一気に広める方法も実体験してきました。
また、食品流通の現場での経験から、アドバイスだけでなく細かな実行支援にこそ強みがあります。
そして、ブランディングに関する専門性の高いチームを作っているので、ワンストップで対応することが可能です。

5.これからの目標

当社のブランディング支援によって、各社がこだわりをもって作っている商品の認知度が上がり、価格で比較されることのない「選ばれるブランド」に育てます。そのブランドは従業員にとって働く誇りとなり、人材採用時に求職者を惹きつける力にもなります。
また、販路開拓サポートでは、インターネット通販だけでなくリアル店舗の販路が広がり、大手小売店との取引も期待できます。
そして、各地の中小企業のブランドが日本全国、そして世界に広がるように。さらに、将来にわたって引き継がれていくように。
当社は日本全国の中小食品メーカーをサポートさせていただきます。


地方の食に特化したマーケティングサポート紹介ページはこちら

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