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自分の中にある黒い渦に、触れてほしかったのかもしれない。

ここ一年くらいは特に、グルグルしている。

だけど思い返せば、いつまでも、ずっと前から、そうだった気がする。


自分の中の自分がたくさんいて

どれほど考えきっても、どんなに悩んだって、

答えを出した後には、別の答えを望む自分がいる。


もはや自分が怖い、そんな状態がずっと続いてる。


簡単に分けて仕舞えば、二つの自分が(というか細胞みたいな何かが、肉体を動かしてるようなそんな感じなんだけど)ね、自然に入れ替わりながら生きてる。なんというか、なんていうんだろうな。


すごい、ドロドロとしたどうしようもない恐ろしいものと、キラキラふわふわしているような、平和を望むもの。それが同時にわたしの中で生きてる。


こんなの言葉にしたって、説明したって、伝わる訳ないのかもしれないけれど、わたしよりわたしを知ってるような人と話してると、「爆弾を体に巻かれてるのに笑顔で平和を訴えているひと」という例えで落ち着いた。



自分でも、爆弾の存在には気付いてるんだけれど

なんだかそれはそういうもんだ、っていつの間にかスルーしてる。


だから、近づいてきた人は「あれ?それって爆弾ですよね?」と、驚くのだ。「あれ?本当だ。爆弾ですね、これ。」そう普通に答えてしまうんだけど。

「恐れられているけど、爆弾を巻かれたあなたが、いちばんの被害者なのかもしれないね。」



高性能なシステムが備わってるにも関わらず、自分の中のブラックボックスを見て見ぬ振り、もしくは気づけないように仕組み化されたエラーがある。そういう例え方もされた。


刺激しすぎるとブラックボックスが爆発しちゃうかもしれないから、ずっと恐れてる。30年くらい他者と関わってる中で、そんな人種初めてだと言われた。ずっと心がざわざわしていると。


面白すぎるやろ、自分の中のやつ。どんなんだよ。

怖いわ。全然大号泣やわ。




爆弾巻かれてるから、みんなを危険に晒すということも理解してて

その上で世界が滅びてしまう危機には、一番に立ち上がって、犠牲になってでも助けたいと思う。実際、そうだと。


でも、まあその逆も想定されるわけで

ずっとずっと世界平和を祈ってるくせに、何故か滅ぼしちゃうのはわたしなのかもしれないと。そう思うとね、怖いよね。怖いよ〜って言われた。(なんでだよ!!)



これはまあ、カルマ的な話にも繋がるのかもしれない。

前世を見れるという人がわたしを見たとき、ずいぶん複雑で絡み合った何かがあるらしい。だから、本来なら簡単に破滅(笑)しちゃうのだけど、だからこそ、結局大切なのは、今世でわたしができるのは、「こう在りたい自分」を確かに持つこと。それだけだと思った。



そう思って、ここ一年進んできた。

走ってたけど、たまには休憩することも出来た。

グルグルグルグルと、同じことをずっと考えていた。



行動力がすごいって言ってくれるけれど、別にダラダラしているから、そういうわけじゃないと思う。

少しだけ他の人より「できる」のは、情報を判別し、選ぶこと。


(ほぼ無意識な話だからスキルとかじゃないんだけれど、これは強みだな。もう少し意識的に、説明できるようになったらいいな。)



繊細なくせに、前向きで、ちょっとよくわからない自分だけれど、きっとまた一年後にはもう少し自分を受け入れてあげれてると思う。

そうなれるように、少しずつ進もう。気付いたら倒れるまで走ってるから、どうにか立ち止まって、ちゃんと感じている何かに目を向けてあげよう。


そう思ってます。


最後まで、爆弾に火をつけないで生きる。どうか逃げないで、諦めないでいよう。自分。



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