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[簡単な自己紹介] アートを作るデザイナーがどんな仕事をしてきたか

はじめまして、

私はUIUXデザイナーやフロントエンドの仕事をしながら、アートの制作を行っています。アートを復活するまでの話は以前別記事に書いていますが、今回は仕事も含めた私の紹介を簡単にさせていただきます。

私は大学卒業後、初めからWEBの仕事やアート活動を行なっていたわけではありませんでした。そこにたどり着く前に、私にとって基礎となる大切な仕事があります。

それはインテリア商品の企画開発室での商品の企画とデザインの仕事です。

商品企画開発業務時代で学んだこと

具体的にどのような業務かというと

・プルミエールビジョンやそこから落とし込まれたインテリアビューなどを参考にその年の市場のトレンド分析を行い、社としてのデザインの方向性を決定する

・担当ブランドのターゲット分析を行い、販路も鑑みて商品構成や商品の素材やデザイン、価格帯を決定する

・上記を元にスケジューリングを行いデザインを作成し部署間や社内外の調整・認証を取り付け商品の試作発注、工場で試作の修正を行う

・商品完成後のカタログ制作、作った商品の売り上げの追跡調査を行い売れ筋の分析

などを行なっていました。入社半年もたたないうちに四国の工場に一人で1週間の出張に行き、工場を回って現場で作業下さる方々と一緒に商品を開発したことはいい思い出です。

当時アパレル出身の先輩から市場調査やトレンド分析などを中心に、デザインと人の関係性を学ばせていただきました。現在のWEBの仕事とは異業種ですがこの時期に市場調査を行いつつターゲットを徹底的に考えデザインを行うことで、早くから「人間中心設計」を意識しながらデザインに携わることができるようになったと今でも感謝しています。

独学でWEB業界に

商品開発の仕事のあとは4年ほど美術館の印刷物デザインに関わるなど、紙媒体に携わっていました。インターネットが世の中に出回った時期、知り合いから

「デザインができるならWEBも作れる?」と頼まれたことがきっかけで、デザインをしながら本を調べてHTMLを覚えサイトを作ったことが始まりです。

WEBに出会った時に

「この技術で世の中が変わる」

と確信しWEB業界に転身、一つ一つ技術を身につけWEBやアプリ制作に携わってきました。

元々はデザイナーですが、作りや仕組みを知っている方がより的確にデザインできる、という思想からプログラムも学んだり個人で専用サーバを借りていじり倒した事もありました。WEBの世界は目まぐるしく技術が変わり、常に新しい技術トレンドや世の中の流れにを意識する必要があります。

デザイナーにとって比較的苦手意識が強いプログラムなども(エンジニアになるレベルでなく理解する知識として)前向きに臆する事なく試してきました。これらの全ての経験はデザインのための基盤となっています。

WEB関係の話もまたいつか詳しく書くとして、、、

UIUXデザインとアート、両立のためにやっていること

WEBの仕事に携わりながら、数年前から自分の作品制作を本格的にはじめました。WEBの仕事をしながら個人の制作時間を捻出するのはなかなか大変ではあるのですが、やはり初めに働いたインテリアの会社でスケジュール管理を徹底的に学んだおかげで、仕事をしながら制作のペースを調整して活動を継続しています。

具体的にはプライベート用の自作のスケジュールnoteを作りコントロールしています。

まず1年単位で大きな予定を決め、それを3ヶ月ごとの目標に分解します。さらに1ヶ月単位でデッドラインを決めて週ごとにアート制作のタスクを書き出し、毎日の仕事以外の時間帯でスケジューリングしていきます。

見開きで1週間の予定を管理しますが、ページ上部はガントチャート、下はDailyのスケジュールを記入します。職業病もあり(笑)プライベートのアート制作やそれに派生する様々な業務をこのガントチャートで工程管理していて、平日夜と土日で確実に期日までに目標を達成できるようにしています。

週が終わった時点で残タスクやこなせなかった原因分析を行いまた翌週のスケジュールを立てる、さらに3ヶ月ごと、年単位での目標の振り返りを行う。これを繰り返すことで忙しい中でも時間を生み出し目標を達成することが可能になるのです。

この調整をデジタルでできればいいのですが、様々なツールを試して自分のニーズにあうツールが見つからなかったので、今の所自作の手帳を作りました。この先私のように個人での活動と仕事を並行して進める人が増えると思うと、同様のニーズもある??(笑)

[アートを復活した話はこちら]

最後までお読みいただきありがとうございました。これからもアートやデザインなど物を作ることを中心に綴っていきます。またよろしければのぞいいただけると嬉しいです。


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