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KUAイラストアドベントカレンダー2022

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京都芸術大学通信教育部イラストレーションコースのマガジンです。2022年12月1日から12月24日まで毎日1つ、イラストについての記事を投稿します!テーマは「#私のイラスト勉強法… もっと読む
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記事一覧

2022年のイラストを取り巻く環境と、2023年の展望について

KUAイラストアドベントカレンダー、最終日となる12月24日は虎硬先生から『2022年のイラストを取り巻く環境と、2023年の展望について 』です! KUAイラストアドベントカレンダー最後の記事を担当します。前年同様に今年のイラストを振り返り、来年の話をしていきます。去年の記事を読み返したのですが、トレンドとしてのNFTアートなどは懐かしい感じになってますね。先のことはまったく読めないなとあらためて感じます。 2022年の振り返りAIアート 2022年は兎にも角にもAI

上手くなりたくば描け!絵描きSNS利用術

KUAイラストアドベントカレンダー、12月23日はNaBaBa先生から『上手くなりたくば描け!絵描きSNS利用術』です! 「時は金なり」とは言うけどさ…… 描いてますかー!? みなさんこんにちは。NaBaBaです。今回「私のイラスト勉強法」というテーマで筆を執らせていただいていますが、さて困った。初っ端から身も蓋もない結論を言うと、そんなもの「とにかくたくさん描け!」に尽きるんですよ。いや本当に。 時代はコスパ(コストパフォーマンス)ならぬタイパ(タイムパフォーマンス)

壮大な世界を創造するために スケール感あるコンセプトアート作成術

KUAイラストアドベントカレンダー、12月22日はCouldOH先生から『壮大な世界を創造するために スケール感あるコンセプトアート作成術』です! 風景イラストを描くときに欠かせない、空間の広がりを感じさせる「スケール感」。とくに世界観を十二分に伝えたいコンセプトアートのような系統の作品ではこのスケール感は不可欠な要素です。 今回はそのスケール・空間を強く感じられる壮大な風景を描くためにはどうすればよいか、筆者の考えや方法を紹介させていただこうと思います。 壮大さを感じ

当たり前の日々から、ときめくものを探す

KUAイラストアドベントカレンダー、12月21日はCoccoLemon先生から『当たり前の日々から、ときめくものを探す』です! 京都芸術大学 アドベントカレンダー21日目を担当するCoccoLemonです。 今日は日常からのインプット方法、というテーマでお話しさせていただこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 情報(インプット)をアイディア・個性に変えるには皆さんは普段どのように日々インプットを行い、アイディアやモチーフを考えていますか?情報が溢れる昨今、自分な

京都芸術大学通信教育部 イラストレーションコース学生インタビュー<後編>

KUAイラストアドベントカレンダー、12月20日はイラストレーションコース研究室から『京都芸術大学通信教育部 イラストレーションコース学生インタビュー』後編です! 前編に引き続き、今年4月に入学してイラストレーションコースに通われているサイトウさん(仮名)にお話をお聞きしました。 「入学して本当に上達するの?」「卒業後はやっぱりイラストレーターを目指しているの?」「イラストレーションコースって、どんな人に向いてるの?」 後編となる本記事では、そんな質問に対する学生のナマ

作品とクライアントの両側面から考えるキービジュアルの心得

KUAイラストアドベントカレンダー、12月19日はゆいあい先生から『作品とクライアントの両側面から考えるキービジュアルの心得』です! 京都芸術大学イラストアドベントカレンダー19日目を担当する、イラストレーターのゆいあい(@yuiaip)と申します。 今回は様々なイラストの中でも、コンペのメインビジュアルからMVなど「キービジュアル」に焦点を当てて、イメージを伝えるために意識していることなどをお話しさせていただきます。 キービジュアルは言わばコンテンツの「顔」!イメージ

構図を使いこなして「良い絵」を描こう!

KUAイラストアドベントカレンダー、12月18日は行間先生から『構図を使いこなして「良い絵」を描こう!』です! はじめまして、フリーランスイラストレーターの行間(@gyoukan000)と申します。ここでは絵を描くうえで最も大切な要素ともいえる「構図」についてのお話をします。 そもそも構図とはなんでしょう? よく聞く言葉ですが、いざ訊かれると答えづらい質問に思えます。 結論から述べると「構図」とは「さまざまな要素を効果的に配置すること」といえます。たとえばアオリ構図では

「自分らしいキャラクター」を作るために

KUAイラストアドベントカレンダー、12月17日はカヤマタイガ先生から『「自分らしいキャラクター」を作るために』です! はじめまして。京都芸術大学イラストアドベントカレンダー17日目を担当する、イラストレーターのカヤマタイガと申します。 私は現在、絵本やゲームのお仕事を行っており、かわいいモンスターをメインにいろいろなキャラクターを作っています。 そこでよく「カヤマさんらしいキャラクターでお願いします」というご相談をいただくのですが……改めて言われると「自分らしい」とは

3DCGを活用して作画を楽にしよう!

KUAイラストアドベントカレンダー、12月16日は石田先生から『3DCGを活用して作画を楽にしよう!』です! イラストレーター兼学生の石田(Twitter/Pixiv)です。最近はpixiv高校生イラコン2022 夏期特別講習 で話をさせていただいたりしました。 今回は3DCGを活用したイラスト制作について記事を書きます。 ガイドとしての活用自分でパースガイドを引いて建物を描くのは時間がかかるし難しい……。 そんなときは3D素材を使うことで簡単に正確な形を取ることが可能

京都芸術大学通信教育部 イラストレーションコース学生インタビュー<前編>

KUAイラストアドベントカレンダー、12月15日はイラストレーションコース研究室から『京都芸術大学通信教育部 イラストレーションコース学生インタビュー』前編です! 今回は、今年4月に入学して現在イラストレーションコースに通われているサイトウさん(仮名)にお話をお聞きしました。 「入学を決めたきっかけは?」「学費ってどうしているの?」「どんな課題があるの?単位をとるのは難しい?」「イラストの勉強ってどうしてる?」 前編となる本記事では、そんな質問に対する学生のナマの声をお

画力は大事。でも〆切の方がもっと大事です。

KUAイラストアドベントカレンダー、12月14日は大塚先生から『画力は大事。でも〆切の方がもっと大事です。』です! こんにちは。イラストレーションコース研究室の大塚です。 私は企業に所属し、プロジェクトマネージャーとしてイラストの発注をすることもあれば、フリーランスとして広告に使用するマンガやイラストの制作を受注することもあります。 そんな私が、仕事をする上で発注側としても受注側としても最も大切だと考えているのは「⁠〆切を守ること」です。言葉にすると当たり前に聞こえます

デフォルメ力を向上させる「資料写真」の使い方

KUAイラストアドベントカレンダー、12月13日ははーみん先生から『デフォルメ力を向上させる「資料写真」の使い方』です! こんにちは。イラストレーターをしています、はーみんです。KUA通信教育課程イラストレーションコースの非常勤講師として、学生さんの課題添削もしております。 よくイラストの描き方の参考本などで、うまくなるには資料を見て絵を描こうといったことを目にする機会が多いですよね。ですが、資料を探すのが面倒であったり、なにも見ないでもわかっているから描けるよねという方

人体から衣服まで楽しく描けるようになる「ジェスチャードローイング」で絵作りを学ぼう!

KUAイラストアドベントカレンダー、12月12日はふるり先生から『人体から衣服まで楽しく描けるようになる「ジェスチャードローイング」で絵作りを学ぼう!』です! こんにちは、イラストやマンガを描いてる、ふるりと言います。KUAのクロッキーⅡ着衣の採点講師をさせて頂いております。 私は4年前にイラストを描き始め、練習をし続けました。ジェスチャードローイングに出会い、人体や服を描くのが楽しくなりました。 そこで今回は、ジェスチャードローイングが絵の練習にとても良いことをご紹介

「背景+動物」で物語を生み出そう

KUAイラストアドベントカレンダー、12月11日は吉田誠治先生から『「背景+動物」で物語を生み出そう』です! こんにちは、背景グラフィッカーの吉田誠治です。京都芸術大学通信教育部イラストレーションコースでは、主に背景に関する科目を担当しています。 今回はイラストを魅力的に見せるために効果的な、動物を使った演出についてお話したいと思います。背景メインのイラストでなくても動物を使った演出は効果的ですので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。 まずは実例を見てみよう言葉で説