見出し画像

京都芸術大学通信教育部 イラストレーションコース学生インタビュー<後編>

KUAイラストアドベントカレンダー、12月20日はイラストレーションコース研究室から『京都芸術大学通信教育部 イラストレーションコース学生インタビュー』後編です!

前編に引き続き、今年4月に入学してイラストレーションコースに通われているサイトウさん(仮名)にお話をお聞きしました。

インタビュー前編は こちら !

「入学して本当に上達するの?」「卒業後はやっぱりイラストレーターを目指しているの?」「イラストレーションコースって、どんな人に向いてるの?」

後編となる本記事では、そんな質問に対する学生のナマの声をお届けします。


背景描写に感じたイラストレーターとしての成長

ー入学してからイラストが上達した実感はありますか?

個人的には背景の部分に成長を感じています。

実は一番最初に提出した「デザイン基礎2(イラストレーション) レイアウト・構図」の課題で、あまり良い評価を頂けなかったんです。それでいろいろと見つめ直し、授業だけでなくYouTubeなどでも自分なりに勉強しました。次の「イラストレーション演習II-1 世界観表現・コンセプトアート」の課題で、背景にフォトバッシュ(複数の写真を組み合わせて加工し、1枚のイラストを作成する方法)を取り入れて制作したところ、ありがたいことに非常に良い評価を頂けたんです。恐らく、そこは成長した点の一つじゃないかなと思います。

やっぱり、普段は基本的に人物しか描かないじゃないですか。背景ってなかなか描く機会がないし、苦手に感じていたからあまり描こうともしていませんでした。参考書を買って挑戦してみたこともありましたが、参考書通りにできず悶々とする毎日でした。

でもこの2教科は必修科目なので、単位を取らないと卒業できません。どうせやらないといけないのであれば頑張りたいと思い、今回こうして取り組むことができました。

「デザイン基礎2(イラストレーション) レイアウト・構図」で提出した課題作品
「イラストレーション演習II-1 世界観表現・コンセプトアート」で提出した課題作品

ー学んだことは、お仕事や普段の生活などに活かせていますか?

平日はパートで輸出関係の事務アシスタントをしているのですが、稀にパッケージデザインなどのお手伝いをすることがあります。そのときは「イラストレーションI-3 色彩基礎」で学んだことが非常に役に立ちました。一度知識を身に付ければ意識しなくてもできることもあるため、趣味絵の制作でも全体的なクオリティが向上したのではないかと思います。

ー卒業後は何をしたいですか?

やはりイラスト関連の仕事に就くことを目標としています。特に興味のある分野はゲーム業界です。中華系のゲーム市場も成長しているため、日本だけでなくそちらも視野に入れています。親の仕事の関係で小学5年生から高校卒業までずっと中国に住んでいたため、そのような自分のルーツも関係しているかもしれません。

ー卒業後のために、学生の間に取り組んでおきたいことはありますか?

自分でゲームをつくってみたくて、プログラミングを学んでいます。まだまだ初心者に毛が生えた程度ですが、手軽にゲームをつくれる「RPGツクール」などを活用し、そこにイラストで挿絵を入れたりしながらつくっていきたいです。

イラストを描くことが好きな気持ちを大切に

ー入学時に不安に感じていたことはありますか?また、同じような不安を抱えている方にアドバイスはありますか?

京都芸術大学のイラストレーションコースは新設のコースなので、不安を感じる方もいると思います。僕は大学卒業後就職するか、大学院に進学するか、もしくは芸術方面に進学するか、当時のゼミ教授やいろいろな方からアドバイスを頂きつつ、それらを噛み砕いて結論を出しました。

頂いたアドバイスから自分に一番合っている選択肢はどれかと考えて結論を出せば、自ずと不安も消えていくんじゃないかと思います。

ーご両親からのアドバイスなどもあったのでしょうか?

アドバイスではありませんが、母は僕の選択を応援してくれました。小さい頃、母の誕生日にイラストをプレゼントしていたこともあり、高校生の頃はいつも「デッサン教室に通わないの?」と言われていた程だったんです。当時は反抗期だったし、面倒くさくて結局やりませんでしたが。あらためてこういった進路に進んでみたいと母に伝えたところ、賛同してくれたのは非常にありがたかったですね。

ーお母さまは、サイトウさんは絵を描くことが好きなんだと以前から感じていたのかもしれませんね。

そうですね。小さい頃から「ポケットモンスター」の攻略本をトイレに持ち込んで模写していた程だったので、絵を描くことが好きなんだと気付いていたと思います。

ーありがとうございました。最後に、京都芸術大学イラストレーションコースに入学を検討している方へのメッセージをお願いします。

高校生の方も、社会人の方も、主婦の方も、さまざまな進路がありますし、最終的には皆さんが自分自身で決めることではあります。でも僕は入学してあらためて、京都芸術大学には充実したカリキュラムが備わっていると実感しました。動画教材が1本20分程度と比較的短い科目もあるので、隙間時間で勉強したい方に向いていると思います。京都芸術大学への入学を決めた方は、ぜひ胸を張って門を叩いていただければと思います。



【1/15〜3/30】Web出願受付中!完全オンラインでイラストを学びながら大卒資格を取得

京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコースが、2024年春入学の第4期生の出願受付を開始しました!

プロ講師による実際の添削や、学生作品などをご覧いただける公式HPもございます。入学から卒業までのイメージをしっかりと描くことができますので、ぜひチェックしてみてください。

▼京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコース 公式HP▼

▼出願はこちら ▼

4つのポイント
・“完全オンライン”で学士を取得
・大学ならではの専門的なカリキュラムで上達をサポート
・現役イラストレーターが講師
・年間学費は34.8万円。経済的負担を軽減し、学びやすさを実現

イラストスキルを向上させたい方はぜひご検討ください。

イベントなどの最新情報を知りたい方は京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコース公式X(旧Twitter)をフォロー!

KUAイラストアドベントカレンダー2022の他の記事はこちら!