読書で自分を変えることはできるのか?
私は読書が好きで、暇さえあれば本屋で立ち読みをしている。
大体読む本といえば、料理本やファッション・美容本、ビジネス書、自己啓発本、TOEICの教材だ。
特に、ビジネス書や自己啓発本は何時間でも読める。
ビジネス書や自己啓発本というと、なんだかストイックなイメージがあり、周りにはあえて好きだとは言ってこなかった。
ただ、一緒に住む旦那さんはそんな私の関心ごとに気づいていた。
金曜の夜、ふと旦那さんは私にこんなことを言った。
「自己啓発本やノウハウ本をよく読んでいるけど、なんで何冊も読むのか僕には理解できないなぁ。自分ならその時間に勉強や運動したり、新聞読んだり、何かしら行動しているな」
悪気はなく、ただ思ったことを言ってくれたのかもしれない。
でも、私はその言葉にハッとさせられた。
もしかしたら、色んなノウハウ本を読んでいる私より、よほど旦那さんの方が身のあることをしているのではないだろうか・・?
確かに、本を読むことは新しい知識を得られるし、自分の知らない世界を見せてくれるから楽しい!
でも、それらの本を読んできて、実際に自分の行動に繋がったこと(学びとなったこと)ってどれくらいあっただろう。。?
・・正直、パッと思いつかなかった。
それからずっと、旦那さんに言われた先の一言が忘れられず、心に引っかかっていた。
そんな昨日今日は珍しく何も予定がなかったので、大好きな蔦屋書店に足を運んだ。
向かった先は、お決まりのビジネス書のコーナー。
でも、金曜日の旦那さんの言葉が気になり、いつもとは違ってすぐに手にとって読み始めることはなく、
”今日はどんな本を読みたいのか?”と自問自答した。
そして、たまたま見つけたメンタリストDaiGoさんの本。
「知識を操る超読書術」が、今の自分にぴったりだと思い、読んでみた。
この本を選んで、まさに正解だった!
なぜなら本書には、記憶に残る読書術から、読書の質を高める読書術など、
本を読んだだけで満足するのではなく、読書で得た知識を役立ててこそ意味があるといった内容が書かれていたからだ。
耳が痛いというか、
”そうか。私はこの「得た知識を役立てる」ということができていなかったから、同じような本を何度も読み続けていたのかもしれない。”と気づくことができた。
タイトルの問いにある、
”読書で自分を変えることはできるのか?”
答えは、イエスだ。
ただし、読書する準備段階から、読書する目的を明確にし、
「読書で得た知識を役立てる」というアウトプットをすることを前提に読むことが大切。
これからは、読書するときはそんなことを意識しながら、自分の行動につなげていきたい。
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