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温度とラバーの柔らかさの話

寒冷地ならではの会話として「いつタイヤ履き替える?」がある。

都市部の人にはなじみがないかもしれないが、地方の寒冷地では車が必須になる以上、冬の路面凍結に備えてタイヤを冬用に履き替えるのだ。

冬用タイヤは一般のタイヤよりも柔らかいので、低温でもカチカチにならずにしっかり路面をグリップしてくれるというわけだ。

さて、同様の話は卓球にも言える。

夏場は感じがよかったラバーが、冬になるとなんだか調子が悪い。

もしかしたらそれは、温度の低下によってラバーが固くなっていることが原因かもしれない。

夏場よりも寒さで体が動きにくくなっているうえに、ラバーも固くなっているのだから、夏よりも強く打つつもりでいないとうまく打球できないのだ。

ちなみに私の大学の先輩は二本のラケットを用意して「夏用」「冬用」と分けていた。

そこまでする必要はないかもしれないが、長く同じラバーを使っていて、どうも調子が季節によって変わる人は温度の問題も考慮すると世界が変わるかもしれない。

冬場はホッカイロで温めたり試合中にわきの下に挟む人もよくいるが、調べたらこんな商品もあるみたい。


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