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部活では燃えることができたのに仕事で燃えれない方へ

今回も深くなりそうなテーマであるが、このテーマについて個人的主観を語らせてもらう。

”アスリートのセカンドキャリア”については、かなり議論もされているし、アスリート自身の価値観も変わってきているところだと感じている。

ただ、今回は巷で話されている”アスリート”の定義で話を進めるのではなく

もう少し広義的な意味の一般の(大学体育会レベル)で活動して、怪我や実力不足で泣く泣く競技生活を諦め社会人になった人を対象に話していきたいと思う。



▪️なぜ部活は燃えられるのか。

私の結論は以下の通りだ。

・時間的制約がある
・最上級生という立場にみんながなれる
・ゲームのルールが決まっている
・目標が定めやすい
・定期的に大きなイベント(大会)がある

部活は、まず引退の期限が決まっている。
高校であれば3年間、しかも自分が最上級生になるのも確定している。
これは会社でいれば、3年間歯を食いしばれば社長や役員クラスのポジションになれるということに近しいだろう。
そして、期限が決まっているため、どこまで頑張らなければいけないのかが入部時点で非常に明確である。

社会人ではそうはいかない。
自分で期限を設定し、いつになったら一番偉くなれるのかさえ、分からない状態で頑張り続けなければならない。

また、その点でいくと社会人の生き方のルールはない。

起業、転職、フリーランス、プロパ。
様々な選択肢の中、自分でルールを設定し人生を作っていくゲームだ。

さらに、部活に関しては
そのルール設定もされているし、発表の場も決まっているケースが多い。
野球で例えると、負けたら引退の甲子園予選が3年生の夏に必ず行われる。

今並べた通り、こんなに分かりやすく頑張れる要素が部活には詰まっているのだ。

ある意味この制度を考えた方は素晴らしいと思う一方で、
社会人になると苦労するケースが多いと周りをみても感じている。


▪️では、どうすれば良いのか。

私の結論は以下だ。
・どのルールなら自分が勝てるかを探る
そのために
L多くのコミュニティを見る
L多くの人に会う
L多くの価値観を味わう。

今までは、部活のその競技のルールに沿って生きてきた。
ただ、そのコミュニティを外れた時、世の中には無数のルールがある。

想像してみてほしい。

今までは、クラスでも学校でも部活のメンバーと固まっていたと思うが、
社会にでると、本を昼休みに読んでいる子やパソコンが好きな子とも勝負することになる。(決して否定しているわけではない)

そして、多くても3つくらいの年齢が離れた先輩しかいなかったと思うが、
40個上の先輩など平気でいる。

だからこそ、まずは戦うフィールドが完全に変わったことを認識してほしい。
そしてそのフィールドがどれくらいあるのか、どこなら勝てそうなのか。
経験を最大化し自分なりに把握してほしいと思う。

その上で、ここまでやってきた体育会人材には無数の武器がたくさんあると思う。それを元に、磨いていってほしい。

また、そのような行動を取り続けることにより、私の場合は自然にビジネスの面白さに気付き、競技への未練がなくなった。

だからこそ、現役中に少しでも後悔を残さないように
とにかくファーストキャリア(現役中)は競技に集中してほしいと思う。

その上で、皆様の能力を最大限繋ぎ合わせられるような仕事を私は作っていきたいと思う。

そんなことを今回は書いてみた。


実は先日YouTubeのほうも開始し、同じテーマで語ってみているので、
興味があればぜひチェックしてみてほしい。

※意外とポップに話しています。笑

以上、今回もありがとうございました。


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