【読書記録】珈琲店タレーランの事件簿2巻　彼女はカフェオレの夢を見る

今回読んだ本はこちら。

珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

何回目かわからない再読。
夏になると読みたくなる本です。

URL探すのに検索したら、出版されたのって2013年なんですね。

子育てどころか、結婚すらも全く意識していなかった当時。
読んで感じることがその時々で変わるのが、読書の面白いところです。

シリーズ2作目のこの本には、
メインキャラ・美星さんの妹が登場します。

主人公のアオヤマ君と同じく私は一人っ子なので
「兄弟・姉妹がいる」という感覚はわからない。

でも今、それぞれに性格の違う3歳差の息子たちを見ていると、
きっとお互いに好きなところも嫌いなところもあって、
お互いに対する親の対応もなんとなく見ていて、
それでも一緒に生活していくのって
日々思うところはいろいろあるんだろうなと思います。

これまではずっと主人公たちと同じ目線、
子どもの目線で読んでいましたが、
今回読み直してみて、
ところどころに出てくる親側の目線を考えてしまう自分がいました。

兄弟・姉妹それぞれ違うからこそ、難しいことも多い。

私が親だったら、
こんな時どんな対応ができたのだろうか。

ストーリーを追いながら
そんな視点を持てるようになった。

これがこの10年で一番の収穫かもしれません。