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NO MUSIC, NO LIFEというけれど

音楽のない人生なんてありえない。
バンドマンでもアイドルでもない私には大袈裟な言葉だけど、それでも、生きていると"音楽で焼き付いている記憶"って結構ある。

例えば、RAG FAIRの「懐かしさと少しの時間」。この曲で浮かぶのは、父のステップワゴンの後部座席だ。
家族と出かける時に車で流してもらうため、CDを持ち込むほど好きだったRAG。その中でも推しの(当時は推しなんて言葉はなかったけど。推しと言うよりリア恋だった)土屋礼央さんの声が一番好きな曲は、懐かしさと少しの時間のコーラスなのだ。
とにかくサビ後のコーラスを大音量で聴きたくて、加藤さんの高音ウィスパーボイスで歌い上げるサビが終わると、座席に寝転がってスピーカーに耳を直付けして聞いていた。
今も1:48あたりから、ボリュームを2.3こあげる癖がついてるし、礼央さんの声で一番好きな曲なのは変わらない。そして、ステップワゴンの一番後ろの席で曲を聴きながら感じる車の揺れを思い出す。

こんな感じで、私の記憶を引き出すキッカケになっている曲と、聴くと湧いてくる思い出をぽろぽろ書き残すつもり。わかる人が見たら、選曲ですぐに身バレすると思う。

そうなると、私はNO MUSIC, NO LIFEな人間なんだろうな。
電車で隣に座っているお兄さんの人生プレイリストとか、見てみたくなるね。

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思い出の曲

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