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ソーシャル・エクスプレス

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Z世代を中心とした社会変化やデジタルサービスなどが、彼らのインサイトにどのような変化を引き起こしているのか... それをZ世代本人が考えてみるマガジンです。
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【Z世代全集】市場を支配するZ世代のトレンド「20選」

※注) 総文字数20,000字を超える内容となっています。 大きく4項目( ”SDGs”、”ネオ・デジタルネイティブ”、”マーケティング”、”ライフスタイル”)で分けていますので、必要な箇所だけ飛び飛びで読む方法をオススメします。 または、大小見出しで見やすく編集した以下の同じ記事を参照下さい 🙇‍♂️ ⬛️ なぜZ世代を知るべきなのか『Z世代の姿を追い続けねばならない』 デジタルとリアルが融和した2021年には、彼らZ世代(もしくはそれ以降の世代)にしか見えない地平線

Z世代 と グラデーション [その2]

 ここからは Z世代とグラデーション[その1] からの続きとなっています。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・  前回までは、Z世代の特徴を分析することで「Z世代に注目する価値」を見出そうと試みていました。  以下が前回までに発見できたZ世代の特徴です。詳細は Z世代とグラデーション[その1] をご覧になってみてください!(ついでに他のnoteも読んでいただけたらめちゃめちゃ嬉しいです 😂) ......  以上をまとまると、Z世代は次

Z世代 と グラデーション [その1]

 2020年4月、コロナ禍まっただなかにウェブマーケ企業に新卒入社し早4ヶ月。  相変わらずウェブマーケについてはまだまだまだまだ勉強することばかり。目指すポジションをコミュニティマネージャーと据えていることから、実際に『営業してクライアントと向き合い、ヒアリングして提案書作って....』といったタスクではない。それゆえ、やはりウェブマーケ知識習得の進捗は鈍行 (泣) 1. コロナが動かした物事 ボケーっと在宅していた訳ではありませんよ!? その間、僕が考えていたのはキー

社内で「ソーシャルリバースメンタリング」をしたお話。

 デジタルネイティブ世代が登場、かと思いきや最近叫ばれるのは「ネオ・デジタルネイティブ世代」。このコロナ禍も相まって、あらゆる業種でDXが浸透し初めて、デジタルに関する知識はもうマスト。   <教育者 → 若手> という構図を逆転させるリバースメンタリングの第一潮流は、そうしたテック系にまつわる事象でした。「デジタル・リバースメンタリング」と呼ばれるものです。第二潮流では、ICTやITの領域を超え、教育・産業技術・ファイナンスなど、ありとあらゆる分野で実施されるようになりまし

SNS上のあなたと、リアルのあなた。

『どっちが、本当のあなたなんですか?』 ... SNS、そう 一口にそう言っても、起源や仕様、集まるアカウントの様態は本当にさまざま。 リアルのコミュニティを写し出す(リア友=フォロワーのような)使い方もできれば、リアルとは全く異なるコミュニティ(リアルでは発信してないけど、SNSでは...のような)を持ったり、またその両方をアカウントごとに分けてやっている人もいるでしょう。 ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略

インフルエンサー【指男】とマーケターの気になる"現場のウラ側"

▽ 内容 〜 今回のトークセションについて11月10日に開催した、インフルエンサー指男さんとのトークセッションの文字起こしバージョンです。 こんな方にオススメできるコンテンツになっています 🙌🏼 ・インフルエンサーマーケティングの実情を知りたいマーケティング担当 ・コミュニティマーケティングを検討中の方 ・これからの情勢に合わせた活動方針を検討中のインフルエンサー ・マーケターや事務所との関わり方を詳しく知りたいインフルエンサー ・SNSの活用法や活動の実情などを知

現役Z世代がひも解くTikTok文化論

◇まえがき 2019年から人気爆上げを果たしている短尺動画プラットフォームTikTok。今や高校生の98%に認知され、2020年1月アプリダウンロード数で世界1位を果たすにまで至りました。  少し前までは「若い子がダンスする動画を投稿するだけのアプリ」なんて認識でしたが、ハウツーやビジネス、あるあるネタ、お笑いなど、そのコンテンツ幅は大きく広がっています。  今回お伝えしたいのは... そんな世界的シェアを誇るSNS「TikTok」、 メインユーザーであるネオ・デジタルネイ

[最新版] Z世代エクスプロージョン💥

▼本記事について 本記事は、「Z世代」にまつわる事象を取り上げ考察した【Z世代エクスプロージョン】の第2稿となっております。  初稿では、Z世代のカルチャーや思考観点から実際の記事・事象をピックアップしながらZ世代の特異点を紐解いていきました。今回の第2稿は、以前作成した2020年10月以降の最新情報も含めた増版バージョンです。  こんな方↓ は、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。 ・Z世代について知りたいが、基本的な点として何を知っておけばいいのかわからない。 ・よ

【5大SNS以外】意外と知らないユニークなSNSをご紹介! 〜 第1回

突然ですが、質問です! Yay!、Soul、F3、Yubo、Tumblr 世代によっては聞いたことがあるアプリもあるかと思いますが、このSNS(ソーシャルメディア)の中で、あなたが 知っている or よく使うものはありますか? SNS、日本でそう聞いて真っ先に思い出されるのは「LINE」「Instagram」「Twitter」「Facebook」の4つくらいだと思います(ここにTikTokも入って、5つだけどメインユーザーでいえば偏り大きいので...)。 前提としてです

『あの人イチオシのお店に行きたい』 を叶えるアプリ 【Sabinuky】

▷ こんな方に見てほしい!・トレンドやまとめサイトではなく、安心できるだれかの口コミでお店選びしたい... → ポイント① をチェック! ・Instagram、Twitter、LINE... バラバラと散ったお店の情報を、一つにまとめたい... → ポイント② をチェック ! ・Googleマップにピン留めするように、地図上でお店の位置をまとめたい... → ポイント③ をチェック! . ▷ 行き着く先はやっぱり、口コミ...?InstagramやTwitter、L

【違いをサラっと言えますか?】SNSとソーシャルメディア

⬛️ SNSとソーシャルメディア突然ですが、SNSとソーシャルメディアの違いをパッと思い浮かべることができますか? ソーシャルメディアというと聞いたことはあるような気はしても、あまり輪郭がはっきりしませんよね...。 SNSの台頭によりソーシャルメディアの意味合いが完全に壊れてきていますが、元来これは "「Yahoo知恵袋」や口コミサイトの「食べログ」』" などといった、"『クモの巣状に情報の発信者と受信者が繋がっているメディア』" を指します。 端的にSNSとの機能的な

「Z世代とお金の話」〜SDGsとESG投資について

【この記事から分かること】  ◯ Z世代、初任給を貯金するのは必須   → コロナ禍の不安で、貯蓄スタートは過去世代の中で最速  ◯ 資産形成が難しい世代   → ミレニアルやベビーブーマー世代より投資リターンが下がる  ◯ 寄付者でもあり、投資家でもある世代   → SDGsや付随するソーシャルアクトへの高い関心 📌 そんなZ世代のマインドと投資への関心を掻き立てる「ESG投資」..!?  → ①日常生活からSDGsに寄与できる   ②利回りは通常のファンドより良

【Z世代をターゲットにした7つの製品】ソーシャルエクスプレス vol.16

Z世代に向けた製品高いソーシャルメディアへのリテラシーと可処分時間、爆発的な拡散力を備えたZ世代だが、とりわけ国内では人口層として多くはなく消費力も未だ乏しい。それにも関わらずZ世代は多数のブランド・市場から熱烈なアプローチを受けている。 先日のプレスリリースで登録者数3000万人を突破したYay!などソーシャルメディア市場のほか、アパレルやコスメ、ガジェット、ブティックなど、その市場展開は数知れない。加え、Z世代自身が事業者となり自身の世代に向けた製品を開発するケースも見

【インターセクショナリティとZ世代】ソーシャルエクスプレス vol.15

「D&I(ダイバース&インクルージョン)」や「多様性社会」いう言葉が人口に膾炙されるようになって久しい近年。 そこへSDGsに配慮する「エシカル思考」を備えたZ世代が登場。 先端を走る各企業やブランンド、アクティビストのD&I啓発や意思表明のコンテンツを頻繁に目にするようになりました。 「LGBTQ+」を例に取ると、とりわけSDGs啓発が活発になった時代に教育を受けたZ世代は、ジェンダーやセクシャリティに対し極めて高い寛容度を示しています。 「世界価値観調査(2017-2