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「大きくなったら何になりたい?」に隠された落とし穴…という話。

見てくれてありがとうございます。
今回は、いま仕事に悩んでいる人、就職活動や転職活動をしている人たちの一つの視点になれたら良いなと思い、
「自分にあった仕事探しの一つの考え方」を書きました。
良ければ最後まで読んでいってください。

「将来の夢」

「大きくなったら何になりたいですか?」
「将来の夢はなんですか?」
こどもの頃、色んな人から聞かれませんでしたか?

ぼくが最初にこの難問と出会ったのは幼稚園のときでした。
(正確には僕が覚えている一番最初ですね)

卒園で配られるビデオの撮影があり、
みんな一人ずつカメラの前で言っていくのです。
「おおきくなったら〇〇になりたいです!」って。

男の子だったら「野球選手」や「サッカー選手」
女の子だったら「お花屋さん」や「ケーキ屋さん」
が多かったなぁという記憶があります。

僕はというと、
なりたいものなんて考えたこともなかったので
お友達が言っていた「野球選手」にしてしまいました。
(その後、野球なんて一度もやりませんでした…笑)

みんなどのくらい本気で思っていて、
叶えたひとはどのくらいいるのかなぁと思います。

難問との再会

多くのひとが大人になるとこの難問と再会することになります。
そうです、「就職活動」です。

こどもの頃からの夢を追い続けたひとも、
ぼくのようにそんなことすっかり「忘れて」今を走り続けたひとも、
「自分の仕事を選ぶ」ときに「自分」から問われるのです。

「何になりたいのか?」

ぼく自身、最初の就職活動のときにはすごく悩みました。
まわりの友達が希望の業界や職種を決めて就職活動をスタートする中、
ひとりでもんもんとしていました。

いわゆる「自己分析」や「軸」といったものが固まりきらなかったのです。
(そんなぼくがさまざまな就職、転職を経て起業したお話はまたこんど…)

いま振り返れば、
「何になりたいのか」というこの問いの立て方があまり良くなかったかなと感じています。
なぜなら、この問いにより選んだ仕事でよくぶつかる結果は、

「思ってたの(仕事)と違う…」

だからです。

ただ、小さいころから
「大きくなったら何になりたいですか?」
「将来の夢はなんですか?」
と聞かれていたものだから、自分自身への問いもそうなっていったのだと思います。

「何になりたいか」 ではなく 「何をやりたいか」

仕事を決めるうえで、まだ明確な答えがなく悩んでいる場合、
自分に問いかける質問は、

「何になりたいか」

ではなく、

「何をやりたいか」

にした方が良いです。

正確に言うと、「何になりたいか」がスタートでも良いのですが、
その仕事とは具体的に「何をしているのか」を深く調べ、
その内容は自分に適しているか、「やってみたいか」まで考えましょう。
ということです。

視点を「名詞(なること)」から「動詞(すること)」にすることで、
仕事をスタートしたあとのギャップが少なくなるだけでなく
その職場以外での活躍の場を探しやすくなります。
つまり、自分の世界がぐっと広がりやすくなるのです。

おわりに

こどもの頃の
「大きくなったら何になりたいですか?」
この質問が悪いというわけではありません。
「世の中にはこんなに素敵な仕事がたくさんあるよ」
というメッセージでもあると思うから。

いま自分の仕事について悩んでいたり、
就職活動をしている、転職活動をしている人たちの
一つの視点として見てもらって、
より良い人生にしていってもらえたら嬉しいなと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
また次も読んでくれたら嬉しいです。

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