海外大学建築学部に留学するまで④面接
この記事では海外大学の建築学部出願後の面接での体験をシェアします。
それまでの手順は以下を参照してください。
今回紹介する面接ケース
私が面接を行ったのは下記の3校です。
・ARCHIP: Admission Officeのマダムと1回
・CEU San Pablo: 学部の教授と1回
・CEU Cardenal Herrera: Admission Officeと学部教授の2回
すべて英語で行われました。
実際何を聞かれたか
ここでは学校の区別なく聞かれたことを紹介します。面接官がアドミッション担当なのか、学部の先生かによって聞く内容は異なるため、面接官別で書きます。
アドミッションオフィスの面接官
入試担当の方は割と事務的な質問が多かったです。
・簡単な自己紹介
・志望動機
・どうやってこの学校を見つけたのか
・VISAのこと
・私の場合留学生なので、外国に来て住む気が本当にあるのか
・学費は払えるか
自己紹介は家族のことも結構聞かれました。ヨーロッパの家族を大事にする文化なのでしょうか?笑
私の場合、実家を建築家にデザインしてもらったことが原体験なので、それと絡めて話しました。
学部の先生の場合
学部の先生とはよりプログラムや建築について多く話しました。
・簡単な自己紹介
・志望動機
・どうしてスペインで学びたいのか
・プログラムについての質問
・私が他の学生より年齢が上のため、他の学生の雰囲気
・単位認定の確認
印象に残っているのはCEU San Pablo(マドリード)のマダムがスペインでの建築家の立ち位置について教えてくださったことです。スペインの建築家は責任範囲が広いため、プログラムもインテンシブですごくハード、だけどやりがいも大きいと生き生きと語っている姿が素敵でした。マダムとは好きなスペイン・ポルトガルの建築家の話もして楽しかったです。
CEU Cardenal Herrera(バレンシア)の先生とは主に単位認定の確認をしました。すごく丁寧に、「同じ科目を繰り返して時間を無駄にしてほしくないし、もし不安があるのなら履修済みでも繰り返せる」と1科目ずつ確認してくれました。
また、上記2つの学校は姉妹校なのですが、どちらも都市も行ったことがなく、プログラムの違い以外に何で決断したら良いか迷っていたため、都市について、学校の雰囲気も聞きました。そこで、バレンシアの学校の方が留学生が多く国際化していて、マドリードの方は過渡期だと伺い、結果的にバレンシアの方が良いかもしれない!と感じました。
どのように準備したか
準備はいたってシンプルです。
・聞かれるであろう質問のリストアップ
・質問の答えを考え、一度文章にする
・スクリプトを繰り返し練習し、すらすらと言えるようにする
・追加で覚えておくと便利そうな単語をメモしておく
・プログラムや学校、街の雰囲気など気になるポイントをあげておく
私はすごく緊張しいなので、頭が真っ白にならないように入念に準備しました。しかし、準備しすぎるとただカンペを読んでいるだけになりうるので、気をつけましょう。私の場合、キーワードのメモを手元に用意するのが一番やりやすかったです。
*余談ですが、これは大学時代の交換留学で悟ったことです。プレゼンでカンペを用意したあまり、聞き手に伝えることを忘れていたことがありました。面接も同様で、面接官と会話することを念頭に置き、準備したスクリプトから崩れてもいいので自分の考えをきちんと話せるように練習が必要です。
以上が私の面接体験談となります。何か質問があればコメントください。
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