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温度差あり過ぎ!ロシアと中国陸路国境越え

世界一周の旅~5日目 ロシア→中国へ


showです。

中国を陸路で国境越えし、牡丹江までやってきました。


ロシア、おもしろい国だったなぁ。

観光中の韓国人がたくさんいました。

韓国、豊かになったんだなぁ~、とBobが漏らしたほど。


日本から一番近いヨーロッパ。

飛行機でたったの2時間半。


難関だったビザに代わり、簡略化したe-visaが登場。

(8日以内滞在可で、陸路インなら陸路アウト、空路インなら空路アウトが条件。

私たちは空路イン→陸路アウトだったため、普通のビザを日本でとりました。)


日本人が韓国、台湾へ旅行に行く感覚でロシアに行く日が、近い将来やってくるように感じます。




ロシアの国境の町ボグラニチヌイへとバスで移動。

ボグラニチヌイなんて名前、ロシア→中国陸路国境超えをしなかったらきっと一生知らないままだっただろう。

言語の割合がガラッと変わり、急にロシア語より中国語が多くなる。

国際バスに乗り換え、いざ陸路国境越え!


バスで仲良くなった二人。

翻訳アプリや漢字を使ってキャッキャ、キャッキャお喋りしてた。

ロシアでは感じなかった、この他人に対する距離の近さ。

とても人懐っこい方たちでした。

ロシア出国は手際が悪く、1時間以上待たされたけど、彼らのおかげで楽しくすごせた。

ようやくイミグレーションへ辿り着いたら、ロシアビザの私の名前のロシア語のスペルに誤字があったらしく足止めをくらった。

そ、、、そんな…。

ロシア語を読めないがばっかりにこんなことが…

大使館でビザが渡されるとき、その国の文字で正しく内容が書かれているか確認しましょう。(←切実)

待たされた時間は約20分。

その間、バスで仲良くなった中国人男性二人は荷物を背負ったままずっと待っててくれた。

これだけで既に中国人の人情味を感じました。


彼らと会話中、自分ち向けられた翻訳アプリを見て「これ (=この発想)、すごくない?!」と興奮したBobがパシャリ。

、、、確かに。

日本人の漢字は彼らのとは異なるけど、私たちが漢字を使って伝えようとする内容は、彼らにはちゃ~んと通じる。

推測ゲーム的な感覚に近いだろうけど、それでも通じる。

文字として私たちは漢字を使うけど、中国語は話せない。

それが彼らにとっては不思議なんだろう。

彼らの率直な疑問にしみじみした。


中国の入国審査。

とっても立派。
ロシアを貿易国として、隣接しているこの街が栄えているのが分かる。

ちょこんと存在したロシアの出入国ゲートとは比べものにならないくらい威風堂々とした造りだった。

ロシアにしてみれば、ロシアの側の町は極東の国境町でしかないのだろーか。。。



さて。

入国でも問題発生。(チーーーン)

日本出国前にヘアードネーションできるほど髪の毛をバッサリ切ったため、

機械がパスポートの写真と整合性をとれなくって、一人だけまたもや20分くらい足止め。

、、、え〜。。。

機械が識別できないくらい、髪の毛で激変するもんかなぁ。。。

もしかして機械、中国クオリティー…??


たて続けに5人くらいの職員が来て、写真と私の顔を穴が開くくらいマジマジと見比べる。

全員が共通して比べるポイントは、目と耳の形だった。

目はともかく、耳と手の甲は、体で唯一整形できないところなんだとか。

私の場合、特に見られたのは耳。

中国ビザの写真はピアスをしていてはいけない。

私たちは15日以内滞在でビザは必要なかったけど、パスポートの写真はピアスを付けていたため、ハードルが上がってしまったのだろうか。。。

とにかく、

私はこの短期間で、ロシアと中国併せて二回も身分を疑われました。


ようやく疑い(?)が晴れ、めでたく入国。

ゲート抜けたら麻薬犬がいた。お疲れさまです。


こちら↑が、陸路入国のスタンプ。

陸路なので車の絵柄。可愛い。


ロシア都の国境の町、

中国 綏芬河(スイフンガ)。

「参・上ッ!!!」


ロシア国境の町ボグラニチヌイとは一変!

ロシアとの貿易で繁栄し、ものすごく活気に満ちた町。


とりあえずバックパック持ったまま腹ごしらえすることに。

丸められたティッシュが床にふつーに落ちていたり、

(→彼らはゴミ箱が各テーブルにあっても、呼吸をするかの如く当たり前に床にポイします。)

テーブルが「抜いてないよね?!」ってくらいベタべタしていたり。

ローカル感たっぷり。


無愛想だったおばちゃんも、この写真を機になんとなく親しく。


お金を触った手を洗いもせずそのまま餃子を握るのは流石です。

お釣りを使い易いように細かく崩して返してくれたりと、ハートフルな人だった。


中国人は無愛想ってイメージ強かったけど、愛想笑いという文化がないだけなんだろうな。


そのマダム作。青山椒が効いてました。

恐れていたほど辛くなくて超美味しい。

日本人の辛いもの好きな人ならいける辛さ。

しょっぱなからこんな美味しいもの食べたら、今後の中華料理への期待が高まっちゃうなー。


路上にてこんな張り紙発見。

中国の旧貨幣を回収していた。
時代は毛沢東なう。


次に向かうは牡丹江(ボタンコウ)。

これから乗る電車です。


やってきた牡丹江の町並み。

ロシアルーブル→中国元への両替。

大きな銀行に行っても無理だと言われ、銀行員に紹介されたのは、隣のデパートの中にある普通のお店。


手数料ほとんど無しの良心的な値段で交換してくれたけど、日本だと“闇の両替所“だよね。。。


中国ではまだ当たり前みたいです。


写真は、円↔元の両替所。

通り過ぎた記念に喉を潤してくれたスプライトと。


中国の見ものの一つ(?)、時間になると急に始まる体操。

夕方になると、組織(会社?)ごとの体操的なダンスがいたるところで始まる。

組織の団結力強化と、結束力を周りに見せるためらしい。

驚くのは時間。18:00~19:30が多かった。

「働き方改革」どころじゃない。。。!

19:30にまだ会社にいて、体操踊らされるというのはどんな気持ちなんだろう。。。


人民広場。

ロシアとは使わない広場の使い方が違い、子供のための遊び場となっていた。

雪がないため、ローラーブレードでアイススケートの猛特訓。

しばらく見てたけど、もうほんとスパルタ。

さすがは中国。こんな習い事(?)からもスパルタ教育は始まっているのか。。。


メイソウ。笑

日本の「無印良品」や「ユニクロ」の良いところを盛り込んだというコンセプトのお店の割には、超びみょ~でした。

「japanese design brand」って書いてあって、日本のクオリティーが中国でも認められているんだな~と感じた。


次のホテル予約したら、まさかの鍵はオーナーと待ち合わせして受け取り。

こんなん初めて。ホテルなのに。

早速フロントで電話を借り、中国人のオーナーと待ち合わせ時間を決めるBob。

まともに英語を話せる中国人にまだ会ってなかったから不安だったけど、なんとかいけたみたい。 やれやれ。

中国、明日も楽しみです。


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