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リーダーにオススメ!「貞観政要」

クリスマスも終わり
いよいよ年末までカウントダウンとなりました。

3回にわたり
リーダーやリーダーシップについてお伝えしてきましたが

今回はその最終回として
貞観政要」についてお伝えします。

◇まれにみる平和な時代を築いたリーダー「貞観」◇

「貞観政要」
ご存知でしょうか?

恥ずかしながら
私も前職を辞めてから知りました。

いつも戦略について
「孫氏の兵法」の一読を
おすすめしていましたが、
この「貞観政要」のリーダーシップ論については、
孫氏と同じくらいおすすめです。

「貞観政要(じょうがんせいよう)」とは、
唐の第二代皇帝、太宗・李世民の言行録
をまとめたもの。

関連書籍をいくつか読みましたが、
分かりやすかったのは

座右の書 「貞観政要」 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」
出口治明著


です。

出口さんは、ライフネット生命を立ち上げられた方で、
ビジネスに照らし合わせて書かれています。

出口さんによると
「貞観政要」は貞観時代の政治のポイントをまとめたもので、
貞観というまれにみる平和な時代を築いたリーダーと
そのフォロワーたちの姿勢が明確に示されているとのこと。


前述のとおり
先日の記事でもフォロワーシップについてお伝えしましたが
「貞観政要」においてもフォロワーシップの大切さが書かれています。

ネットでも「貞観政要」に関する
記事は多く見られますが、
私自身の心に響いたことをいくつかピックアップしました。
(自分のメモのようで恐縮です)


◇フォロワーシップに大切な「3つの鏡」◇

具体的には次の3つの要素が大切です。


1.銅の鏡:部下がついてくる「いい表情」をしているか
ソニーの設立者である盛田昭雄さんが、
「リーダーはいつもネアカでいろ」
と言われていたのを思い出します。


2.歴史の鏡:過去の事例を学ぶ
歴史を学ぶこととありますが、
加えて私は自分の経験もよい過去の事例
だととらえています。
過去に経験した成功も失敗もよい事例になると思います。


3.人の鏡:直言してくれるそばにいる人
裸の王様にならないよう
直言してくれるフォロワーを持つ、育てる

出口さんは以上の「3鏡」を座右の銘にされているとのことでした。

◇フォロワーを持つ育てる資質を備えよう◇

その他、
・理想を演じ続けた人は、やがて本物になる
・組織はリーダーの器以上のことはできない
・組織のパフォーマンスは人材配置で決まる

などなど、心に刺さる言葉は
書き始めたらきりがないですが

自分が「心に響く」リーダー論を書き留めてみてはいかがでしょうか。
かつての名将やリーダーたちから学び
自らリーダーシップ・フォロワーシップを育てましょう。

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