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新規事業経験は起業に役立つ
先日、新規事業開発チームとの雑談の中で
新規事業の経験が起業に役立つ
という話になりました。
これは本当にその通りなんです。
私の実体験も交えてお伝えしたいと思います。
|起業=新規事業開発
私自身は2020年にサラリーマンから起業しましたが、
新規事業開発を担当していた経験が
非常に役にたっています。
というより
起業=新規事業開発
だといっていいでしょう。
なぜそう言えるのか。
ここで、まずざっと
新規事業開発のステップ
を見てみましょう。
|新規事業開発のステップ
新規事業開発のステップは以下のようになります。
*順序は状況で入れ替わります
・目的を明確にする
・アイデアの種をつくる
・仮説検証
・軌道修正(ピボット)の連続
・ミッション、ビジョンを成文化する
・事業構想をつくる
・目標を決める
・事業計画をつくる
・小さく始めてみる
・小さな実績をつくる
・小さな実績をもとに次の実績をつくる
・第一目標を達成する
・次のステージへステップアップする
この新規事業開発のステップはまさに起業のステップと同じなんですね。
だから、新規事業開発を経験していると
それはまさに起業に通じるというわけです。
ここで特に大切なのは
「小さく始めてみる」
というステップ。
新規事業を始める場合
気になるなら迷わずやってみる
しかもそれを小さくはじめてみる
のがポイントになります。
すると
・うまくいく、うまくいかないが分かる
・自分に合う、合わないが分かる
というメリットがあります。
これも起業する場面と同じです。
|リスクを念頭におく
また、ステップだけでなく
金銭面でのリスクも
念頭に入れておきたいものです。
・失敗した時のお金のリスクはあらかじめ考えておくこと
・リスクが大きくない範囲で試してみること
さらに、失敗したときの気持ちの面のリスクも
あらかじめ想定しておいた方がよいですね。
残念ながら失敗はどうしても起こりえます。
そんなとき
「自分が失敗しても周囲は気づいていないし、
気づいていてもそれを覚えている人はほぼいない。」
と考えることができれば次に進めます。
「失敗は次への布石」なのです。
これらのリスクとリスクへの対処方法も
新規事業開発と起業、両方に共通するものです。
|起業のリソースになる
コーチングの世界では “リソース" と言いますが、
新規事業や商品企画・開発に携わった方は
いつか起業を考えるとき
その経験が大きく活きてきます。
新規事業開発の経験はダイレクトに起業のリソースになります。
もちろん新規事業開発の経験がなくても
それまで自分の培ったきた経験も
起業のリソースになり得ます。
自分のリソースをしっかり見極めて下さい。
|おわりに
起業された方や起業したいとお考えの方は
このメルマガでお伝えした
新規事業開発のステップ、アプローチ、考え方を
ぜひ参考にしてみてください。
また、これからは働き方も大きく変わり
副業や複業もさかんになってきます。
起業とまではいかなくても
副業や複業が気になる方は
ぜひ小さくトライすることから
始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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