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チーム力を高めるには! ~チーム力がプロジェクトの成功のカギ~

一般的に仕事は1人ではなく複数人で進めていきますよね。

特に新規事業開発や商品企画のプロジェクトのような仕事では
複数人が集まって進めていくのが基本です。

複数人が集まって、チームとなって仕事を進めるので
チーム力を高めることはプロジェクトの成果に直結します。

今回は ”チーム力” について考えてみます。

|チームとグループの違いとは


複数人で何かをやるとき
その集まりを ”チーム” あるいは”グループ” と呼びますが、
その違いについて考えたことがありますか?


旅行ツアーで分けられる場合は
通常は ”グループ” で ”チーム” とは言いません。

一方、野球やサッカーなどスポーツの集団は、
”グループ” ではなく ”チーム” です。

”チームなでしこ” を ”グループなでしこ” と呼んだら
なんだか拍子抜けですよね。


ビジネスにおいても
たとえば ”営業グループ” と呼ぶのと ”営業チーム” と呼ぶのとでは
微妙に意味合いが異なります。

”グループ” は
同じ思考や性質、趣味などを持つ人たちの集団のことを言います。


目標は個人の目標が主となり
全員が共有する目的や目標はない、あるいは小さいのが通常です。
よって、メンバー間の関係性もそれほど強くはありません。

成果は、個人の作業によって生まれていきます。


一方、
”チーム” は
同一の目的や目標を持って動く集団のことを言います


目標達成のために、メンバー間で役割を分担し
お互いに協力しあい
時に意見がぶつかり合いながら進んでいきます。

よって、メンバー間の関係性が強くなり
よいチームは対立を繰り返しながらも
関係性が高まっていきます。

成果はメンバーの共同作業で生まれていきます。

また、スポンサーや利害関係者との関係が強くなるのも
チームの特徴となります。


私自身も以前は
チームとグループの違いなど意識していなかったのですが、
この違いを理解して「なるほど~」と納得しました。

|チームはひとつの実体


”チーム” の定義で面白いのは
”チーム” をひとつの実体として捉える
という考え方です。

たとえば
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4名からなるチームの場合
それぞれ4人の個人とは別に、
4人からなる ”チーム” という実体がある
という考え方。

注目したいのは
個人に感情やモチベーションがあるように、
チームにも感情やモチベーションがあるということです。


「私個人的には、○○ のようになればいいなと思います。」
チームの会議でよくこんな発言がありますよね。

そんなとき
「なるほど、そうなのですね。」
「では、この ”チーム” で考えたとしたら
どのようになればいいと思いますか?」
とお尋ねすると

一瞬、考え込んだ後に違った意見になることがあります。

チームを意識すると個人の考えから変わることがよくあります。

このようにメンバー全員がチームを意識するようになると
チームとしてのメリットを考えるようになり
モチベーションが高まります。

結果、よいチームに成長していきます。

あわせて、個人のモチベーションも高まり、よい相乗効果が生まれます。

|”チーム” を意識しよう!


現在、新規事業開発チームや商品企画チーム を中心に
その他いろいろなプロジェクトチームをサポートするようになって
私自身もこの ”チーム” という実体を意識するようにしています。

そして、チームメンバーの皆さんにも
それぞれ”チーム” という実体を意識していただくことで、
チーム力が格段に変わってくるのを実感しています。


新規事業や商品開発のプロジェクトチームは
数々のハードルや壁を突破して目標達成していきます。

そのためにはチームの結束が不可欠です。

まずはリーダーの方もメンバーの方も
ぜひ、”チーム” を意識してみてください。

ひとつの実体である ”○○プロジェクトチーム” として
成果を出せるようになります。


そしてそのためには、是非
「プロジェクト名」や「チーム名」をつける!
これが大事です。

さらにモチベーションが上がって、チーム力も高まります。

チーム力はプロジェクト成功のカギでもあります。
是非、普段からチームを意識してみて下さい。


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