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ojinseye東風堂あらためksb東風堂で再開します。週3日のおつとめ気分、トシヨリの安否情報発信です。

最近の記事

みどりの窓口に、みどりの手帳が行列する

3年前までは440の駅にあったJRみどりの窓口、それが合理化で半分以下の209に減ったという。最寄り駅にはまだ「ある」けれど、ふたつとなり駅のは廃止された。行くたびに長い行列、サービスの低下だ。 これまで新幹線や在来特急はネットで予約し、チケットレスで乗ってきた。みどりの窓口が減ろうが気にしなかった。だけと、今はちがう。ジパング倶楽部の「みどりの手帳」を持って窓口に並ばないといけない。そう、3割引きには代えられないのだ。 広島に行くことになった。JR東日本管内だとネットで

    • 「ある」「おる」「いる」

      生まれ育った関西の、それも田舎町では「ある」と言った。「たくさん人がある」「学校に犬があった」というふうに。もし、ずっとその町に住んでいたなら、今もそう言っているかもしれない。 「ある」じゃなく「いる」と東京では言うのだと気づいたのは中学生のころだったかもしれない。関西は「おる」がふつうだとテレビのお笑い番組で知った。 「ある」って口から出て、変な顔をされたり、田舎者かと思われたくない。たまに大阪に出かける時は、関西風の「おる」に変えた。 東京に出てくると、「いる」派が

      • 人生相談はエンタメ

        朝、新聞を開く。1面から見ていく。円安が160円/ドルにまですすんで、為替介入をしたとか、日銀がやっとこさ重い腰をあげて金利を上げたとたん急激な円売り、株価も下落とか、まあそんな記事は流し読み。目をとめるのは「人生相談」のコーナーだ。 渡辺えりさん、ヤマザキマリさん、それに高橋源一郎さん。毎日新聞の「人生相談」はスカッとした回答が多くて面白い。 たとえば高橋源一郎さん。この日は25歳の女性の悩み相談だった。 「会社を退職した。始発に乗って12時間勤務して終電で帰る生活だ

        • 物証がないと終わらない仕事

          「警察もの」をテレビで見ることがある。事件が起きると現場に行き、証拠と証言をあつめ、紆余曲折があってのち犯人を特定、逮捕する。捜査のキーポイントは物証である。 数か月前、ショッピングセンターの駐車場で物損事故を起こした。車をバックさせたとき、すぐ後ろに後続車があるのに気がつかず、ぶつけてしまったのだ。 前の車が空きスペースに駐車しようとバックしてきた。「おいおい、通り過ぎてから急にバックしてくるんじゃないよ」とブツブツいいながらも、しかたなく、今左に曲がってきた通路をその

        みどりの窓口に、みどりの手帳が行列する

          救命技能は自治体によって違うのか

          救命技能認定証という資格がある。東京の消防庁が行う講習会に参加して技能講習を受ければもらえる。万が一のとき、人助けができればと思った。どうせならと、次の上級認定もとった。 以前のこと。先輩の技術顧問と夕方居酒屋で待ち合わせた。席について、いつもどおり生ビールを注文した。2杯目を頼まないうちに、彼が左胸を押さえて苦しいという。横に寝かせて119番、救急車を呼んだ。 狭心症、幸い一時的な入院で済んだ。救急車が来る間、残念なことに何もできない。ただ待つだけの時間を過ごすという、

          救命技能は自治体によって違うのか

          乗換えがなくなって直通は楽ちんだけど

          60歳でいったん退職しても、65歳までは希望すれば今の勤めを継続できる。最近は70歳まで定年を延長する会社もあるという。でもシニアにとって、これは「いいこと」なのだろうか。 わたしは、今の勤めといっても週4日のパートタイムだけれど、これで職場は3つめだ。60歳までは途中で転職することもなく、メーカーに勤務した。定年後、関連会社の商社勤め。メーカーの論理、商社のやり方の違いで戸惑ったこともあったけれど、見聞が広がった。その後、小学校の教員補助職に応募して採用され、新鮮な毎日だ

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          トシヨリはもっと金を使えというが

          老後に備えてがんばって貯めたお金、傍からみると「使い方が足りない」らしい。放っておいてくれ。この先何年生きるかわからない、終わりがわからないのに残りの年数で「割り算」する使い方はできない。 内閣府がまとめた2024年度の「経済財政報告」の原案によると、60-64歳の平均保有資産は1800万円、65歳以上になると少し資産を取り崩す動きがでるが、85歳以上でも1500万円強で減少率は1割台半ば(日経新聞)という。言下には、トシヨリは消費拡大に「もっと使え」と聞こえる。 「さあ

          トシヨリはもっと金を使えというが

          草刈り場

          ガラケー・サービスがなくなるというので、やむなくスマホに買い替えて3年ほどたつ。それまでも会社の支給スマホがあったから、ふたつ持ち。個人のはガラケーで十分だった。 ガラケーはD社のものだった。回線品質は十分だしスマホもD社かと思っていたら、「乗換え」とやらでスマホが1円だという看板に心が動いた。U社の店前で思案していると呼びかけられた。 「どこのを使ってますか?」 「今ならこの価格で。電気はどこの?Wifiは?ご家族は何を?...」 U社はA社の子会社なのだそうだ。彼ら

          5人の敵、あるいは6人の同好の士

          「敷居をまたげば7人の敵あり」というが、わたしの住んでいる市内にはどうやら、5人はいるらしい。「どうやら」というのは、お目にかかったことがないからだ。が、その足あとで確認できる。 何年か前に引っ越して、自由になるスペースが極端に狭くなったことから、数ある本を処分した。再読することはないかもしれないのに段ボールに詰めるのを躊躇した。残した本は、司馬遼太郎と丸谷才一、向田邦子、井上ひさしくらいかなあ。以来、本は買わないという基本方針のもと(あくまで基本だけれど)、もっぱら図書館

          5人の敵、あるいは6人の同好の士

          夏の水たまり

          勤め先の小学校の校舎の北側にプールがある。5月には、落ち葉の貯まった泥水を抜いて、2年生のヤゴ取りだ。虫取り網で底の泥をすくってプールサイドに広げ、泥をかき分けると、落ち葉の下から小さいヤゴがささっと逃げる。男の子も女の子も、平気で指でつかまえてバケツに入れる。30分もすれば数えられないくらいのヤゴがとれる。水槽にいれて餌のイトミミズをあたえれば、ひと月たたないうちにシオカラトンボやノシメトンボが教室の中を飛び回る。 ヤゴ取りの後は業者が入ってプールを1日がかりで掃除する。

          夏の水たまり

          中国4千年の「伝統」

          世界平均気温が17.15℃で観測史上最高を記録した(7/22/2024)。北半球も南半球もすべて、緯度経度を5度きざみにして平均した温度だ。17.15℃といわれてもピンとこないが、毎年上昇しているのは確かだという。それにしても暑い日が続く毎日、氷や冷たい飲み物が手放せない。 はじめて中国・上海の虹橋空港に降り立ったのは1995年ころだったと思う。鄧小平が改革開放を打ち出し、市場経済が始まって15年。中国から安価なモノが日本に入りだしたころだ。現地を見てみようと顧客とツアーを

          中国4千年の「伝統」

          年賀状仕舞いとnoteの再開

          『明けましておめでとうございます  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます  2025年元旦』 ここのところの猛暑、熱中症でついにボケた?わけじゃない。これには続きがあります。 『同年代のお仲間から、年賀状仕舞いのお知らせをいただくのが増えたような気がします。じゃあ、わたしも年賀状は今年限りに、とすんなり乗っかってしまおうかとも思ったのです。印刷された紋切り型の文面、また飲みましょうって手書きが添えてあっても、いつの日なの?もらった年賀状はさっと目を走らせるだけ。そんなこ

          年賀状仕舞いとnoteの再開