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群盲評象2024(新記事毎日登録、2024年12月末まで)

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本マガジンは、2024年1月1日から2024年12月31日までの365日分、桜井健次(筑波大学数理物質系名誉連携教授、イメージング物理研究所長)が毎日投稿するエッセイを収録します…
現代は科学が進歩した時代だとよく言われますが、実のところ知識を獲得するほど新たな謎が深まり、広大な…
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#生成系AI

獵殺星期一之詩

月曜日は、7つ子姉妹の長女の名前だ 地球文明は異常気象と人口過剰を発端として、少ない資源…

桜井健次
2日前
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困る大雨

毎週水曜日、合成画像を作っています。 今年は例年よりも梅雨入りが遅いようです。関東地方な…

桜井健次
4日前
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猫偵探绣球花謀杀案之詩

紫陽花をネタにした犯罪事件をネコの探偵が解決する小説ってなんだ? ムーアクリフ邸のアラミ…

桜井健次
9日前
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ネコ探偵が東京の謎に迫る

毎週水曜日、合成画像を作っています。 まもなく東京都知事選が行われます。選挙とは関係ない…

桜井健次
11日前
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傾聴雨声之詩

雨を聴くといえば、大昔に読んだ絵本かな アメリカの絵本作家、児童文学者ビル・マーティンと…

桜井健次
2週間前
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溶岩流が温泉へ?

毎週水曜日、合成画像を作っています。 日本は火山国ですので、何もしなくても勝手に湧き出る…

桜井健次
2週間前
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彼得潘行動之詩

赤い傘といえば、ピーターパン作戦の物語だな キューバで革命が起き、少なくない人々が新しい政治体制に言い知れぬ恐怖を感じた そこで未成年のわが子を大人の同伴なしでアメリカに集団脱出させた その数、実に14,000人以上 この小説は、近親者の実体験をもとにしている キューバでは裕福な銀行家の両親のもとで育った主人公の姉弟は、ネブラスカ州の農家に引き取られ、まったく新しい生活を体験した では、その2010年小説「赤い傘」の主なポイントを七言律詩にせよ 読み方 日本語訳

サルも木から

毎週水曜日、合成画像を作っています。 日本のことわざで「サルも木から落ちる」とは、「弘法…

桜井健次
3週間前
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金魚鉢之詩

金魚鉢と言えば、かのロバート・A・ハインラインのサイエンスフィクションだな 海軍の調査船…

桜井健次
1か月前
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天敵の活用

毎週水曜日、合成画像を作っています。 カメムシの仲間の昆虫たちと言えば、毎年秋の時期に繁…

桜井健次
1か月前
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放棄白色運動靴之歌

白い靴は、もう捨てたかい? わがままわあ~ って、思わず大声をだしてしまったよ 大昔、サー…

桜井健次
1か月前
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イアラ

毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事または漢詩または合成画像を作っ…

桜井健次
1か月前
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聞風之詩

風薫ると言うが、その匂いの実体は何なんだ おそらくは季節の植物に由来するものとかが主であ…

桜井健次
1か月前
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川にクジラ

毎週水曜日、「水」または「水曜」に関係するテーマの短編記事または漢詩または合成画像を作っています。 2024年5月7日、愛媛県大洲市長浜町で、肱川の河口から数キロ遡った地点に体長約2.5メートルのハナゴンドウの死骸が見つかったそうです。海水と淡水が混じる汽水域とはいえ、クジラやイルカの仲間がこんなところで見つかるとは驚きです。何か地殻変動とか、地磁気の変化をキャッチしたとか、はたまた、海流の温度に異常でもあったのでしょうか。ちょうど端午の節句の時期ですので、たくさんの鯉のぼ