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猫偵探绣球花謀杀案之詩

紫陽花をネタにした犯罪事件をネコの探偵が解決する小説ってなんだ?

ムーアクリフ邸のアラミンタ叔母さんとシャム猫のアルンとサーシャの物語なんて、ズバリ?
だって、家の敷地内の紫陽花の植わっているところから死体が発見されたんだよ!

では、レイアン・ドブス作「ムーアクリフ邸のネコ事件帳」シリーズ第3巻「紫陽花殺人事件」の主なポイントを七言律詩にせよ

花間疑雲冷香透,
疑影重重暗香樓。
園中尸現驚眾目,
宅內情迷散心頭。
夜來惡客悄然入,
晨起疑團未解休。
芳草迷離藏秘事,
清風拂柳解人愁。

読み方

Huā jiān yí yún lěng xiāng tòu,
yí yǐng chóng chóng àn xiāng lóu.
Yuán zhōng shī xiàn jīng zhòng mù,
zhái nèi qíng mí sàn xīn tóu.
Yè lái è kè qiǎo rán rù,
chén qǐ yí tuán wèi jiě xiū.
Fāng cǎo mí lí cáng mì shì,
qīng fēng fú liǔ jiě rén chóu.

(479字)

2023年4月下旬頃からシロクマ文芸部の企画に毎週参加させて頂いています。2024年4月まで1年ぴったりの継続のつもりでしたが、しばらく延長します。このところは、漢詩(七言律詩)を投稿することが多くなっています。今回のお題は「紫陽花を」が書き出しでした。どうぞよろしくお願いいたします。

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七言律詩作成の舞台裏

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4,963字

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