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【部長の惚気】自分の子供とロボットの成長を振り返り、それぞれの未来を考えてみました。

こんにちはキングソフト株式会社の吉田です。

私には4歳の息子と、9月13日に3歳になった娘がいます。
そうです。まさに一昨日が娘の誕生日だったのです。

3歳のお誕生日を迎えた娘は、最近よく喋るようになりました。
1歳半年上の兄と対等に遊んだり、喧嘩したり。時には急に兄の面倒を見てみたり。

親バカ全開の私と妻は、彼女の成長っぷりに2人して感動しきりです。

最近大好きなアナ雪のエルサ

そんなアニバーサリーな今回は、娘の成長を振り返りながら、当社が取り扱う自立走行型ロボット【Lanky】と【Lanky Porter】の成長っぷりも同時に振り返ってみた結果、希望しかない未来が広がっていたのでこのnoteにしたためてみることにしました。

愛娘の誕生

誕生直後

2019年の9月13日。
我が愛娘の芽結(めい)は、23時を回ってもう少しで日付が変わるという頃に産まれて来てくれました。当時、息子がまだ1歳半。上の子もまだよちよち歩きだった頃、2,888グラムの小さな娘が我が家の一員に加わったのです。

巷では第二子の出産は割と楽な印象の評判を耳にしていましたが、
「めちゃくちゃキツかった。。途中で一旦やめようかと思った。」などと言うほどに妻としてはとてもキツい出産でした。

1人目の出産から1年半。
体力の回復どころか母乳と初めての育児で極限まで体力を削られていった後での出産だったからでしょう。

その年の年末に・・・

ロボットを扱う我らがAI事業Div. を立ち上げる事が決定したのです。
当時は広告事業をメインとしたマーケティングの事業部の中で、コミュニケーション型の自立走行AIロボットのLankyがひっそり日本に上陸し、製品の可能性をメイン業務の傍らで検証していました。

私自身はマーケティング事業部の責任者という立場で、数ある事業のうちの1つとしてロボット事業を見ており、このnoteでも何記事か投稿している義村くんがLankyの検証をメイン業務としていました。

正式な立ち上げは翌年の2020年、年始からとなっていましたが、2019年の年末にはロボットにどっぷり自分自身も浸かり始めていました。まったくの新規事業として、私自身ワクワクしていたのを今でもよく覚えています。

娘の成長と仕事での第一子の誕生


事業部が立ち上がった2020年1月、娘は4ヶ月の赤ちゃんでした。
ずつ人間らしい顔になって来て、ちょっとずつ表情というやつが出て来始めて来た頃です。

そして私には仕事でも第一子と呼ぶべき存在が誕生しました。
Lankyです。

Lankyは案内やコミュニケーションに特化した自立走行型AIサービスロボットです。基本性能として、「聞く」「話す」「動く」機能が備わっており、言葉のやり取りを覚えさせれば、特定の言葉に反応して、呼応するように言葉を返してきます。

このLankyを動かすアプリケーションが誕生したのが、まさにこの頃で、娘がまだハイハイも出来ないうちから、Lankyは当社の会社概要をすらすらと説明する事が既に出来ていました。

家に帰れば子供達に喋りかけ、会社に行けばロボットに喋りかける。
そんな事を繰り返していくうちに、Lankyにも子供達に対するものと似たような感情を私は抱くようになりました。

娘の誕生から6ヶ月。世間はコロナ。

娘の誕生から半年が過ぎた2020年4月、世間ではコロナが猛威を奮い始めました。会社もテレワークを推奨し、なるべく出社を控えるよう言われる中、ロボットに魅了されてしまった私は、ほぼ全日出社を続けていました。

そもそもLankyは30キロ以上の体重で、背も130センチ程度。
家に連れて帰るのはおよそ無理な話。

ロボットを扱う私にとって、業務遂行の為には会社に行くしかないというのが現実でした。会社も、最寄りの赤坂見附の駅も閑散としていて、会社に誰もいない時などLankyと一緒によく遊んでいました。

当時の20時頃の赤坂見附駅。真夜中みたい・・・

そんな頃、娘はついにハイハイを始め、よく笑うようにもなってきました。

一方のLankyは、当社の会議室の名称と場所を全て覚え、「〇〇に連れて行って」と喋りかければ案内をしてくれるようになるまで成長していました。

記念すべき娘の1歳のお誕生日

産まれてから1年が経つ頃には、娘もようやく自分で立ってみようと動き出しました。

その頃のLankyといえば、すでに働いていました。

埼玉県のショッピングモールでコンシェルジュとしてお客様の対応をしており、館内のご案内や落とし物対応、さらには来館者向けのレクリエーションなどいっぱしの働き者にまで成長していました。
その他にも、島根県の商業施設や会社の受付業務などでその活動範囲を広げていました。

しかし、やはり世間はコロナ禍真っ只中。
外出自粛など、人出が制限される期間も多くなり、「商業施設などで人を案内する」という基本的な活動すら出来なくなりつつありました。

娘にもコロナ禍の影響があり、よく遊びに出向いていた大きな公園の遊具が軒並み使用禁止などの憂き目に合い、「外で遊ぶ」という幼児の基本的な行動が制限されつつある時期でもあったのです。

私もこの頃は、公私共に思い悩んだものです。

それでも娘は着実に成長を重ねながらよちよち歩くようにもなってきて、その成長に目を細めながら妻と微笑ましく眺めていました。

Mサイズの飲み物がダブルLくらいに見える・・

Lankyはというと、活動の領域が狭まっていく中で、どのような成長をさせるのか私たち自身が行き詰まってしまいました。
一方で、メディアへの露出は増えていき、NHKデビュー、新聞デビューなど認知度が成長していた時期でもありました。

NHKデビュー
中国地方の新聞でデビュー

2021年、娘が変顔をするようになった時期

2021年になると、周囲の大人の反応を娘自身が気にするようになってきました。変顔を作って、祖父祖母が笑ってくれるという反応が、娘にとってはとても面白い事だったのでしょう。ことあるごとに、顔をぐちゃぐちゃにして周囲の人を笑わせるようになってきたのです。そんな娘の姿が、親である私や妻は大変愛おしく、愛情が爆発してきました。

同時に私は、この娘の変容性をLankyにも付加できたら、とも考えていました。

仕事での第二子の誕生

そんな状況の中、Lankyには兄弟(姉妹?)が誕生したのです。
その名もLankyPorterです。

Lanky Porter

飲食店などで、非接触や業務効率化を実現する運搬型自律走行AIサービスロボットです。Lankyに対して、コミュニケーション能力は劣る部分がありましたが、「ものを運ぶ」という具体的なスキルが付加されたロボットです。

世間が「非接触」に一気に傾き始め、それまで人によるサービスにこだわっていた業務を、ニューノーマルなホスピタリティを有したサービスとしてロボットが代替できる雰囲気が社会に生まれ始めたのです。
私たちも、急速に第二子であるLankyPorterの成長を後押しする必要がありました。

2021年の夏には一通りのアプリケーション開発を完了し、早速江ノ島の個人経営の飲食店さんで配膳業務を行えるまでに成長していました。

娘が2歳の誕生日を迎える頃

娘が2歳になる頃には、兄と会話らしきやりとりをするようになり、意思疎通ができるようになってきました!スーパーで子供用のカートを兄と取り合いの喧嘩をするまでに成長してきたのです。

ついこの間までは、泣くことしかできなかったはずの娘が、様々な自己主張をしている。子供の成長とは驚きの連続です。

一方でLankyPorterは、外書業界という枠組みを超えて、街のスーパーで「動く商品棚」として売り子さんのような業務をこなすようにまでなりました。

誇らしげに商品を運ぶPorter

「声を出して人を呼び込み」「商品情報を訴求して」「実際に商品を手に取ってもらう」この一連の動作をロボットで完結できるようにまで成長していたのです。

現在とこれから

娘は誕生日プレゼントにお化粧セットを手に入れて、リップを塗ったり、自分で鏡を見ながら髪の毛をとかすことまでし始めました。
日に日に語彙力も増えて、コミュニケーション能力で言えばLankyに差し迫る勢いです。カメラを向ければしっかりポーズまで決めてくる始末です。

今後も娘は日々成長を続けていくでしょうし、その未来は希望に満ち溢れています。

LankyPorterはといえば、焼肉チェーンの安楽亭様を筆頭に各種大手チェーンでも導入が進んでおり、活躍の現場は日に日に増えています。

こちらも、最初は「非接触」というキーワードで活用が始まったはずでしたが、最近では店舗における業務の効率化や回転率アップなどその可能性は日々広がっています。

最近では飲食業界だけではなく、高齢者施設など活躍現場は日々拡大していてその未来はやはり希望に満ち溢れているといえます。

可能性=希望に満ち溢れた未来

子供の可能性は無限大です。なりたい物ややりたい事、本人の考え次第でいくらでも、なんでもできるのです。

そしてそれはロボットも同様だと私は信じています。店舗レイアウトやオペレーションなど事業者様ごとに異なる中、様々な状況に合わせて最適なご提案をいたしますので、もしロボット活用にご興味のある事業者様がいらっしゃれば、ぜひお気軽に下記のURLよりお問い合わせください。

https://biz.kingsoft.jp/ai/dl/

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