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私たちが描く青写真、「誰もが安心して快適に暮らすことのできる毎日をロボットで創出する」

こんにちは。編集担当の佐藤です。

これまでの記事を読んでくださっている方々の中には、今回の記事のタイトルを見て、いったい何のことだろうと思った方もいらっしゃるかもしれません。実はこれ、私たちAI・ロボット推進チームが描くビジョンなんです。

というわけで、今回は私たちが活動する根源でもある、ロボット事業を通じて目指す未来や創りたい社会について、ご紹介したいと思います。

私たちの想いや考えなどがたっぷり詰まった記事ですので、お時間のある方はぜひご覧いただければ、とても嬉しいです!

ビジョン策定にあたって大切にしたのはメンバー全員の納得感

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私たちAI・ロボット推進チームがビジョンを作成するにあたって、最も大切にしたことが、メンバー全員の納得感です。

ビジョンは、企業や部署などの組織が実現したい未来像であり、事業活動の判断軸として重要性が高いもの。考え方やバックグラウンドが一人ひとり違う中で同じ方向を向いて業務に取り組むために欠かせないものです。

何のために仕事に取り組んでいるのか、いま取り組んでいる業務は本当に必要なのかなど、個々人が従事している仕事に熱量を持つためにも、そして適切な判断軸を持つためにも、全員の納得感が非常に重要だと考えています。

そのため、私たちはビジョンを策定するにあたって、トップダウンでの決定でもなければ、多数決という方法も採っていません。メンバー一人ひとりが意見を出し合い、1人でも反対意見があれば再度話し合い、というプロセスを経て、全員が納得する形に着地するまで丁寧に会話を重ねて、ようやく決定しました。

ビジョンに込めた私たちの想い

本記事のタイトルにもありますが、こうしたプロセスを経て決定した私たちAI・ロボット推進チームのビジョンが下記です。

「誰もが安心して快適に暮らすことのできる毎日をロボットで創出する」

このビジョンの中には、私たちの様々な想いが込められています。

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ロボットはまだまだ新しい部類の製品です。長年人々に使われてきた製品とは異なり、姿を目にすることすら新鮮で使い方もよく分からないという人がほとんど。そんな市場環境にあって"誰もが"という部分には、"特定の人"だけではなく、"全ての人"に慣れ親しんでもらいたい、便利に活用してもらいたい。そのために私たちは、誰でも簡単に使えるように設計しなければならない。そんな意味が込められています。

これがまた、言うが易しで実行するとなるとなかなか難しい。まずは"ロボット"という存在が人々にとって身近な存在となるように、日々悪戦苦闘しております。もし街中で私たちのロボットを見かけることがあれば、ぜひお気軽に触れてみてくださいね。

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そんな私たちが展開する案内ロボットの『Lanky』と、運搬・配膳ロボットの『Lanky Porter』は、どちらもBtoB向けの製品です。商業施設や公共交通機関などで施設内の案内や誘導を行ったり、飲食店では食事を配膳したりと、あらゆるシーンでの活用を想定しています。このように導入先となるのは、一般消費者ではなく企業です。しかし、その特徴上サービスロボットと言われるだけあって、導入先は主にサービス業に分類される企業であり、実際にロボットによるサービスを受けるのは一般消費者です。

こうした背景を踏まえて、導入先で働く人はもちろんのこと、実際にロボットによるサービスを受ける一般消費者に対しても"安心感""快適さ"を提供したいという意味が込められています。私たちが展開するロボットを通じて、導入先企業の従業員の業務負担を少しでも減らすとともに、そこに訪れるお客様の便利さや、笑顔を生み出せればいいな、と。そんな存在であれたら、と思っています。

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"毎日"という言葉の中にも私たちの想いがあります。24時間365日(充電時間はありますが...)、変わらないパフォーマンスを発揮できるのはロボットの強みの1つ。体調やメンタル面の影響でパフォーマンスが変化することがないので、ロボットのこうした強みを活かして"人"のサポートができると信じています。急な体調不良でシフトが1人減ってしまうことや、メンタル面の影響でどうしてもフルパフォーマンスを発揮できないことなどは、人間である以上、むしろ起きるのが当たり前のこと。そんな時であっても私たちのロボットがいつもと変わらない毎日のサポートをします。

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そして"安心""快適"な日々が"持続可能"であることも大切です。少子高齢化社会や労働人口の減少、人件費の高騰など、私たちが暮らす日本は今後ますます労働力が不足すると予想されています。労働力が不足すると、最悪の場合、人手の確保が難しい企業から順に事業活動の継続が難しくなる、なんてことも。そんなことにならないように、私たちのロボットが人と手を取り合い、ロボットに任せられる仕事はロボットに任せ、人は人が従事すべき業務に専念する。こうした切り分けを行い、人とロボットが共生することで、"安心""快適"な日々を持続可能なものにしたい。"毎日"という言葉の中には、そんな想いも込められています。

「誰もが安心して快適に暮らすことのできる毎日をロボットで創出する」という私たちのビジョンは、文字に起こすと、たったの一文です。ですが、このたった一文の短い文章の中には、私たちが思い描く未来やたくさんの想いが詰まっているんです。

「誰もが安心して快適に暮らすことのできる毎日をロボットで創出する」ことをめざして

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今回はロボットに関することではなく、私たちが掲げるビジョンについて、ご紹介させて頂きました。本記事で少しでも私たちの想いが伝わったのであれば、とても嬉しい限りです。

私たちは、AI・ロボット推進チームとして実現したい未来に向けて、これからも日々業務に取り組んでいく所存ですので、今後も応援いただければと思います。そしてnoteも定期的に更新してまいりますので、これからもぜひご覧ください!

実証実験にご協力頂ける事業者様、大募集中です!

ちょうど今、私たちキングソフトのAI・ロボット推進チームでは、今回の記事の中にも登場した、運搬・配膳ロボット"Lanky Porter"の実証実験にご協力頂ける事業者様を大募集しています。特に全国の外食業界に携わっている方々、ぜひこの機会に配膳ロボットを店舗で試験的に稼働させてみませんか?

「ロボットがより身近な社会」 SDGsの本質 (5)

稼働にあたっては、弊社チームメンバーで全面的にサポートいたします。
実証実験なので、もちろん※基本的に費用はかかりません。もし実証実験へのご協力、ご参加にご興味があるという事業者様がおられましたら、ぜひ下記よりお問い合わせ頂ければと思います。まずは詳細を聞いてみたいというお声も大歓迎です。些細なことでもご連絡、お待ちいたしております!

https://biz.kingsoft.jp/ai/dl.html

※遠方の場合、運送費のみ発生する場合がございます。


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