伏線も全部味わいたくなるファンタジー
週1note - LIKE -に参加しています。好きなことやハマっているものをテーマに3週にわたって書いていく企画です。今好きなもの、昔から好きなもの、これから好きになりそうなもの、と3つ書くうち、今回は昔から好きなものについて◎
最近、改めてハマっているのがハリー・ポッターシリーズの小説です。
小学生の頃、シリーズ第一作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」が映画になって、初めて出会い、好きになり、本も全部読みました。魔法界に憧れストーリーにのめり込み、幼いながらにあの分厚い本を読むことへ達成感を持っていたことも覚えています。
ただ、読み込んだわけではなかったのでざっくりとしたあらすじは頭に入っていたけれど、細部までは覚えていませんでした。
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コロナが流行る少し前、仕事から身を守るように逃げたい気持ちになって、突然思い出したように読みたくなったハリー・ポッターシリーズ。一番記憶が曖昧だった「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」をなんとなく手に取りました。
仕事を忘れるために読み始めたはずでした。
しかし想像以上に没頭してしまい、見事にハマり直しました。
小学生の私がどのくらいのペースでこの本を読んでいたのか覚えていないけれど、仕事の合間に(というかちょっとの隙間時間もつぎ込んで)1作品を大体2日で読み切っているのには、自分でも驚きました。笑
改めて読んでみると、当時は気にもとめなかったことに心揺さぶられたように思います。
それは、登場人物についてです。
小説を読み込めば読み込むほどに、登場人物が登場人物たらしめる理由がわかってきたり、行動を裏付けるようなシーンや描写がすごく面白くってとても興味深い。
壮大なストーリーにドキドキしながら読み進めました。続きが気になって、登場人物の背景にあるストーリーが知りたくなって、6作目、7作目を読んだのはもちろん、時には復習するように前作に戻って読み返しました。
ネタバレになるので、あえてここでは言及しませんが、例えばハリーと憎しみ合っている(?)スネイプの関係とか・・そもそもなぜ、ハリーが狙われたのかとか、ね。主要人物たちの恋模様の移り変わりも個人的には大好きです。
気になって1作品読んでしまったら、それだけでは満足できません。続編である「ハリー・ポッターと呪いの子」や賢者の石が描かれた時代から70年遡ったアメリカが舞台になっている「ファンタスティックビースト」シリーズもしっかり読みました。(気になっていたけど、これまで手を出していませんでした。)
呪いの子では、ハリーの同級生でスリザリン生だったマルフォイの本音が、ファンタスティックビーストでは、ダンブルドアの過去や闇の魔法使いの歴史とかがもっとクッキリしてきてすごく面白い・・ファンタスティックビーストの続きが今から楽しみで仕方ないです。
noteでも、ハリー・ポッターについての記事を探してしまいます。ぽんずさんのこちらのnoteは、ハリー・ポッターシリーズの人間関係についての公開卒論で、見つけて一気読みしてしまいました。
シリーズ全巻を読みたくなってしまう理由なども、こちらのnoteで知ることができます。ハリー・ポッターに興味を持った方はぜひ読んでみてほしい。
ちなみに、映画と本、どっちから手をつけるのがいいかなーって思う方、いると思います。
ストーリーの大筋は語られているし、世界観を視覚的に楽しむという点では、映画も良いと思います。作り込まれた魔法界の街並みや登場人物の動きや呪文の数々・・見ているだけでとっても楽しいし、ワクワクします。
個人的な推しの映画の楽しみ方ですが・・・1周したらぜひもう一度「賢者の石」を見返してみてほしいです。ヴォルデモートを倒すことが目的のストーリー展開を追っていたところから、ピュアな愛の尊さを感じるなんだか不思議で温かい体験になると思います。すごい良かった。(私調べ)
でも、私は本をおすすめします!
先に書いたような、登場人物たちの心理描写や回想のシーンなどが映画だと最低限話がわかる程度にカットされてしまっていたり、映画オリジナルに編集されていることも多く・・・良くも悪くも話が分かりやすくなっている気がします。
本であれば、少し戻って読んでみたり、自分なりに考えたり・・何より、読み進めたくなったり、気になる!!となってちょっと戻って読んでしまう、みたいな体験をぜひしてほしいです。
読めば読むほど、奥深い話。
人間関係という伏線もぜひ堪能してほしい、ハリー・ポッターシリーズ。
私はこれから、原書を読む挑戦もしたいなーと思っています・・!
子どもの頃に読んだことがある方も、そうでない方も。
このタイミングで改めて、ハリー・ポッターの世界に触れてみませんか^^
もし、ハマったら・・一緒にハリー・ポッタートークしましょう♩
*手に取りやすそうな文庫本のリンクを貼っておきますがkindle版などもあります。家に眠っている人もいるかも?
最後まで読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます^^サポートでいただいたお金では、新しい経験や美味しいものに使い、良いものは周りの人ともシェアしたいと思います!