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ロシアで服を買ったお話(雨天)

この年の海外旅行は、タイ約10日間からのウラジオストク(ロシア)72時間であった。まずは、服装の話しから。

8月のタイはとても暑く、始終ノースリーブで過ごしていた。東南アジアだなあといった感じである(?)しかし、ウラジオストクの天気は、曇りと雨。私は30度を余裕に超している蒸し蒸ししたタイの服装のままウラジオストク空港に降り立ったのだ。確か気温は20度はなかった気がする。

私がウラジオストクで着ていた服を紹介しよう。

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タイで撮ってもらった写真である。ノースリーブである。ウラジオストク空港について気がついたことは、ここは北海道よりも北にあることだった。すっかり、「ロシアは寒いよ」ということを忘れていたのだ。とりあえずこの服を着て夕飯を食べ、ホテルに帰った。

次の日、着替えた服はこちら。天気は曇り時々霧雨。ガイドブックで見た景色が見当たらなかった。探した。

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一人で行ったので、セルフタイマーで撮った。確かユニクロで買ったシャツワンピースで、タイでは暑くて着なかったものだ。旅に長袖や羽織は必要である。これでも寒かった。ちなみに右手に持っているのは現地スーパーの袋で、中にはガイドブックと水、お土産に買ったノートが入っていて、袋は破れかけである。荷物用かばんを忘れたのだ。

もう寒さに耐えられなくなり、現地の洋服屋さんに入った。勇気を出して試着をしたのだが、身長155cm日本人の私にとって、ロシアサイズの服はとても大きくて長い。ロシア語も分からず、英語も自信のない私は「ハハハ、トゥービックトゥーミー」みたいなことを言って、2回くらい断った。ちなみにおそらく聞き取ってもらえなかった。

最後に入ったのは、ZARAっぽいお店で、ここで長いカーディガンを買った。色はグレー。おしゃれとはほど遠い。もちろんトゥービック、トゥーロングである。もう、羽織ることができれば何でもよかった。もう見た目は気にしない。タグを切ってもらい、袖を折って羽織る。温かくて幸せだった。

お腹の調子が悪かった私は、ホテルに戻って横になり、次にどこに行くのか考えた。「一人旅だと、周りに気を使わずにすきなタイミングでホテルに戻れるんだな」と思っていた。ウラジオストクはとても小さな街なので、72時間滞在でなんとなく観光スポットは回れるのだ。

私の身に何が起こっていたのか。次回書くことにする。

手足、身長が伸びて欲しい。

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