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逃げ出したい一つ柿をもぐ

家族を持ったり、仕事でポストについたり、大人になるにつれてなにかの役割をになって生きていくようになる。責任を全うすることに、普段は納得し、満足感を覚えることもあるけれど、時々本来の自分の意志とかけ離れていると感じることもある。役割とは、自身とはまた別物。演じている役柄のようなもの。

親に甘えてただ自分の好きなことだけを追求していればよかった頃。そんな自由だった頃の自分を思い出して、眠れないほど苦しくなることもある。全てを投げ出して逃げ出せたら。なんて、時々妄想。

あと2年で子育ての大まかなところはひと段落。責任を全うすることは、別に悪いことではないし、無責任に放り出すことは元々自分にはできないし。これが私の生きる道(苦笑)

だからこそ、何もかもかなぐり捨てて恋や夢に没頭できる人には少し憧れも。わたしには絶対できないことだから。

#俳句 #エッセイ #暮らし #写真 #秋 #柿

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