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年が明けて春を感じる

今日も晴れて、いい天気のお正月です。
青空の下、こざるちゃんが小走りで近くの桜並木を戻ってきます。
昨日届いた年賀状に、出していない人から届いたものがあったので、
書いて、そしてポストに投函しにいったのです。

「さっきまで、皆で箱根駅伝を見ていたんだ!」
それで、すっかりランナーの気分になっています。
でも本格的に走ると疲れてしまうので小走りです。

「いい天気だなぁ。」
小走りをストップして、こざるちゃんは空を見上げます。
気がつけば、枯れていると思っていた木々も、芽が育っています。
着々と春の準備をしているのです。

「もう一月だから、きっとすぐ二月になって、三月には次々と緑の葉っぱも出てきて、花が咲いてくるよね。」
桜も咲いて、すぐに お花見の季節となることでしょう。
時が経つのは本当に早いのです。

「今のこの季節、だんだんと日が延びていって、春に向かっていく季節も好きだなぁ。」
こざるちゃんは ちゃんと季節を感じていなくちゃと思います。

「ただいまー。」
「おかえりー。」

こざるカフェに戻ると、ラジオから歌が聴こえてきます。

「A Happy New Year!
大好きなあなたの部屋まで
凍る街路樹ぬけて急ぎましょう
今年も最初に会う人が
あなたであるように はやく はやく」

松任谷由実の『A Happy New Year』です。

「りこちゃんに、そろそろおやつ食べようって言って来るー。」
こざるちゃんが、小走りで りこちゃんの部屋へ向かいます。

「A Happy New Year!
今日の日は ああどこから来るの
陽気な人ごみにまぎれて消えるの
こうしてもうひとつ年をとり
あなたを愛したい ずっと ずっと
今年も沢山いいことが
あなたにあるように いつも いつも」

「りこちゃーん、そろそろ おやつの時間だよ。今日は皆が大好きな鯛焼きだよ! 一緒に食べよう!」

こざるカフェは、正月も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
正月と言えば箱根駅伝、明日の復路も楽しみです。
よい毎日でありますように (^_^)

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