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音声配信(入門編)どこから配信する?noteとの相性は?

こんにちは!ポッドキャスターMapleです。まずは簡単に私の自己紹介をさせてください。

夫の仕事の都合により、現在アメリカで暮らしています。Anchorから『Mapleのラジオごっこ』、himalayaから『みんなのPTAラジオ』の2番組を配信中。

リスナーとしてのポッドキャスト歴は長く、iPod時代から聞いています。

音声配信を始めたのは2020年8月のこと。まだ1年も経っておらず、ポッドキャスターとして日は浅いものの一人ぶつぶつぼやいたり、ペアでおしゃべりしたり、インタビューしたり、ゲストとワイワイしたり…と音声配信を楽しんでおります。

※いつも聞いてくださっているみなさん、目次から先週の配信へジャンプすればすぐに聞けます!

この記事について

今回は私が音声配信をするためにリサーチしたり、使用したりして感じた音声プラットフォームの特徴をご紹介したいと思います。これから音声配信を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

音声プラットフォームはたくさんありますが、この記事では私が検討したものと実際に使ってみたもの のみを扱います。かなり主観が入りますので、軽~く流しながらお読みください。長いのでざっと気になったところだけ読めば大丈夫です。

素人のため、用語など間違っているかもしれません。他にも記事内の情報に何か間違いがありましたらコメント欄にてご指摘ください。内容を修正します。

まずは、私の脳内「音声プラットフォームのイメージ図」をご覧ください。

音声プラットフォーム

「なんのこっちゃ?」と思われた方。とりあえずスルーでOKです。これから説明した後、もう一度こちらの図を表示しますのでその時に改めてご覧ください。

では、始めます!

よくある勘違い「ポッドキャスト」について

ポッドキャストというアプリがあり、そこから録音・配信できると思っている方がいらっしゃいますが、それはちょっと違います。

ポッドキャストとは音声をインターネットに配信する仕組みもしくはその番組を指します。ポッドキャストを配信するためには音声を置くサーバーが必要です。サーバーに置かれた音声がインターネットで配信されるというイメージ。ポッドキャストで有名なものにApple podcastSpotifyがあります。

わかりにくかったらこれまたスルーしてOKです。ここではポッドキャストという配信の仕組みがあるんだなぁということを頭の片隅に置いていただだければ十分です。

※詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。


では次に進みます。

音声プラットフォームを2つに分類

わかりやすくするため、種類を2つに分けて考えます。分類名は私が便宜上名づけただけです。(もし、通称等あれば教えてください)

1.国内独立型
日本発の音声プラットフォーム、同一アプリ内にのみ配信されるタイプ。ブラウザから聞けるものもあります(アプリを持っていなくてもパソコンやスマホからウェブサイトにアクセスして聞けるという意味)。各種ポッドキャストには配信されません。
(例:Voicy、stand.fm、note)

2.ポッドキャストサーバー兼用型
こちらはアプリ内の配信に加えて、ポッドキャストのサーバーとしての役割も果たしてくれるタイプです。日本の他に、アメリカや中国発のプラットフォームもあります。
(例:Radiotalk、Anchor、himalaya)

以下に、それぞれに対して私が持つ印象をご紹介します。

1.国内独立型

◇Voicy(ボイシ―)

私が音声配信を始めようと思った際、最初に調べたのがこちら。しかし配信者になるには審査に合格する必要があるため、すぐに断念…

審査制は配信者としてはハードルが高いですが、その分コンテンツのクオリティは良さそう!著名人の方が多い印象です。

キーワード:良質なコンテンツ、著名人、インフルエンサー

noteの記事にリンクを貼ると…

例:Voicy総合ランキング1位『西野亮廣エンタメ研究所』

→note埋め込み可です!

◇Stand.fm(スタンドエフエム)

Voicyを早々にあきらめた私。リサーチをした結果、操作性やデザインなどが良さそうだったので、「スタエフに決まり!」と思い、いざダウンロード試みたところ日本国外はエリア対象外…ということでまたもや断念。

noterさんが多く使っている印象。ライブ配信も面白そう!リアルタイムで聞けなかった場合もアーカイブが残るというのもポイント!

キーワード:交流、おしゃれ、使いやすい、ライブ配信あり

noteの記事にリンクを貼ると…

例:『こどものためのまなびブックガイド』 by きいすさん

→note埋め込み可!
ついでに、↑こちらはMapleがゲストとして出演した回です。

さらに番組もnote埋め込み可。ライブ配信のアーカイブもまとめて表示されます。


◇note

アプリからだと直接録音のみ&10分という時間の制限があります。「試しに音声配信をやってみたい」という方にオススメ!noteアプリは国外はダウンロード対象外のため、私は使用したことごありませんが、ブラウザを使用し音声データをアップロードすることができます。その場合、制限は時間ではなくデータ容量になり5分以上の音声を配信することが可能です。(100MBまで)

noteでは文章やつぶやき、写真など種類の異なる他の投稿と混ざるので音声に特化している他のプラットフォームよりも聞いてもらえるチャンスが少ないのかな?というのが個人的な印象です。でもnoteだからこそのメリットも!note/クリエーターのトップページからタップ/クリック1つで再生できるのは他にはない特徴です。

キーワード:気軽、お試し、noteトップページからも再生可

noteの記事にリンクを貼ると…

例:『彩雲(にじとくも)』かめのぼるさん作 

→このように記事にリンクを貼ると直接再生できませんが…

トップページにはこんな感じで表示されるので、再生ボタン▶を押せばページを移動しなくても再生可!

注)これは画像なので押しても再生できません。

画像1

「ふわっとゆるっとおてて絵本」企画に参加、Mapleが朗読を担当した作品です。

かすみさんはこの企画でnoteの音声を採用。うまく活用している例だと感じましたのでご参考まで。

2.ポッドキャストサーバー兼用型

◇Radiotalk(ラジオトーク)

私が音声デビューに利用したのがRadiotalkです。アプリから直接録音で12分までOK!効果音がつけられたり、再生スピードを変えたり、声にエフェクトがかけられるなど遊び心満載!ライブ配信もあります。良い意味でゆる~い感じのイメージです。

noteの埋め込みは対応していませんが(2021年4月時点)、ポッドキャストのサーバーとしても利用できるので、Spotifyなどへの配信設定を自分ですればnote記事への埋め込みも可能です。「Googleポッドキャストには自動で配信される」とありましたが私の番組はされていませんでした。

キーワード:ちょいゆる、ライブ配信、遊び心、効果音、国内

noteの記事にリンクを貼ると…

例:『おこもり駐在妻のラジオごっこ』 by Maple

→noteの埋め込み対応していないためこのように表示されます。聞くためにはRadiotalkのページに移動する必要があります。

こちら↑は記念すべき第一回目の配信。ジングルは自分で作りました!もはや黒歴史。恥ずかしくてもう自分では聞けません…

◇Anchor(アンカー)

【2022年2月17日追記】
2021年9月より、各種プラットフォームへの自動配信が停止となり、自分で設定しなければいけなくなったため、内容が一部変更になっていますのでご注意ください。

個人的に一番好きな音声プラットフォーム。現在、メインで使用しています。Radiotalkで配信を開始した直後、Anchorの存在を知りました。各種ポッドキャストに自動的に配信してくれること、BGMやジングル、効果音が入っていることにも魅力を感じ、すぐにお引越しを決めました。アプリから直接録音、音声データアップロード、どちらも可。編集も簡単にでき、とても満足しています。

ただ配信者同士の交流は盛んではないので、双方向のやりとりを求めている方にとっては物足りないかもしれません。分析機能もあり、再生回数はもちろん、リスナーさんのエリアやどのプラットフォームから聞かれているかなども確認できます。アメリカのサービスですが、日本語対応しています。メールは英語で届くかも。(私がアメリカ在住のせいかもしれませんが)

キーワード:ポッドキャストにオススメ、BGM等あり、分析機能、アメリカ、

ポッドキャストへの配信設定はさほど難しくはないのですが結構面倒でして…その点、Anchorは配信するだけで、自動的に様々なポッドキャストに配信してくれるためかなり便利です!

Spotify、Apple、Googleポッドキャストなど主要なものから、名前も聞いたことのないようなプラットフォームまで、さらに次に紹介するhimalayaからもなぜか配信されていました。(どんだけいろんな場所から配信してくれるんだ!!ありがたいです。)(→このサービスは2021年9月変更になりました。【2022年2月17日追記】

noteの記事にリンクを貼ると…
※Spotifyにも自動配信されるので、そちらのリンクを貼ります。

例:『Mapleのラジオごっこ』 きいすさんをゲストにお迎えした回

→もちろんnote埋め込み可!

▼比較用:Anchorはnoteへ埋め込みできないので同じエピソードがこんな感じに見えちゃいます↓

やはりSpotifyリンクの方が見やすい&再生も簡単です!

◇himalaya(ヒマラヤ)

【2022年2月17日追記】
※2021年9月30日(木)ユーザーによる音声配信サービスが停止となりました。下記、残しておきますが、これから配信を考えている方はここは飛ばしてしまってOKです。

AnchorからはMaple個人で配信していますが、himalayaからはnote内サークル「みんなのPTA」 の音声を配信をしています。一緒に配信をしている会長 髙岸さんのオススメでこちらを使ってみました。

himalayaについてはまだ理解が曖昧なのですが、Anchorの配信がhimalayaでもされていたところを見ると、himalayaはポッドキャストの一種でありかつサーバーとしても使えるプラットフォームなのかな?と感じました。と言ってもSpotifyやAppleなど他のポッドキャストへの配信設定は自分でする必要があります。オーディオブックなどバラエティ豊かなコンテンツを聞けるのも魅力。

BGMなどはないので、使いたい場合は自分で用意する必要があります。アプリからの録音、音声データアップロードどちらも可。分析機能も使用できます。中国発のプラットフォームですが、すべて日本語でOK!

キーワード:分析機能、ランキング、バラエティ豊かなコンテンツ、中国

例:『みんなのPTAラジオ』 by 髙岸亮介さん&Maple
パパ力検定®を制作運用していらっしゃるsachiさんをゲストにお迎えした回

→note埋め込み可!

★現在、noteでパパ力検定®の新企画を予定しています! 詳細は後日発表!

さらに、番組もnote埋め込み可↓

【2021年5月12日追記】エピソード単体でリンクを貼った埋め込みができなくなってしまったようです。みんなのPTAラジオ第9回、上に貼り付けたエピソードと同じですが、表示のされ方がこのように変更されていたので、追記いたします。

解決策としては、Spotifyにポッドキャスト配信設定をしてそのリンクを貼りつけるのがオススメです。こんな感じ↓


※noteで埋め込みできるサービスは私が始めた時と比べてもかなり増えている印象です。今後も増えると思いますので最新の状況はこちらの記事でご確認ください。


音声プラットフォーム ふりかえり

なんとなくイメージ伝わりましたでしょうか。以上を踏まえて最初にお見せしました図をもう一度ご覧ください。

音声プラットフォーム

国内発は赤、海外発は青、ポッドキャストは緑、で色分けしています。

国内独立型プラットフォームでも再生回数が多い方がいらっしゃるので、一概には言えませんが、サーバー兼用型を利用しポッドキャスト配信と併用すれば、より多くの人に届く可能性があるというのが私の理解です。

「って、意味わからんわ!」となった方ごめんなさい。これが私ができる説明の限界です!ここまでお付き合いいただき感謝です。

この記事を書いた理由

この記事は私が所属するきいすさんのサークル「読書KIDS親の会」掲示板でのコメントがきっかけで書くことになりました。

サークルメンバーで現在、音声配信を予定しているほっぺさんに向けた内容ですが、他の方にも役立つかもしれないと思い、このような形で記事として公開しました。

ほっぺさんの記事で私のお気に入りはこちらです。


音声配信に興味のある方はこちらもチェック!

音声配信を検討中の方、一応、元ウェディングMCのMapleが話し方のポイントをお伝えしている回がありますのでよろしければ聞いてみてください。

プロのアナウンサーやナレーターの方には遠く及びませんが二流の私だからこそ伝えられるコツ、ほんの少し聞きやすくなるポイントについてお話しています。

発声について

話し方について

今週…じゃなくて先週の配信

いつも聞いてくださっている方、先週エピソード更新のお知らせを忘れてしまったので、こちらに置いておきます。

最近グダグダになってきているので、今後は不定期配信になりそうですがよろしくお願します。いつもありがとうございます。

結びに…

noteで音声配信をどう見せるか日々試行錯誤しております。現在はエピソード更新のお知らせ記事を書き、それをマガジンに入れています。

マガジンをフォローしていただければ更新のお知らせが届く仕組み。

長文お付き合いいただきありがとうございました!

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