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子どもの言葉&特別な時間

私がnoteを始めたきっかけは、モンテッソーリ教育について理解を深めるため、学びのアウトプットの場として活用しようと思ったことでした。

最近は方向性が変わり、学びの方はすっかりサボっておりますが、今回は久しぶりにモンテッソーリについて少し触れてみたいと思います。

言語をまるごと吸収する力

モンテッソーリ教育では、0−6歳の子どもには環境をまるごと吸収する力があると考えます。

例えば、言語。人間は特定の言語を話せるようプログラムされているのではなく、生まれてから自分の周りで話されている言葉をまるごと吸収します。

日本人の子どもだから日本語が話せるわけではなく、日本人の子であっても、アメリカ人に英語で育てられれば、その子は英語を話すようになります。

周囲の人間が話す言葉を聞き、その音を再現しようと声を出し、大人の口の動きを真似て自分が話したい言語に必要な筋肉を鍛え、という積み重ね、繰り返しを経て言語を吸収していくそうです。

大人になってから新しい言語を習得しようと思った時、ネイティブレベルの発音になるのはとても難しいですよね。このことからも0−6歳のまるごと吸収する力がいかにすごいことかがわかります。

そんなことを知ってから赤ちゃんが何か声を出しているところを見ると

何を話そうをしているのかな?
今、自分が出している音を確認しているのかな?
大人の口を見ながら言語を吸収しているんだろうな

などと思うようになり、赤ちゃんてかわいいなぁという気持ちに、赤ちゃんて面白い!という思いが加わりました。

知ることで楽しくなる!

みんなの子育てラジオISSHO NIひなたぼっこ第3回(リンクは記事の下にあります)では、言葉にまつわるエピソードをご紹介しながら、言語の発達についてお話しました。といってもモンテッソーリ云々の話は全く出てきません。

「小さな子どもが発する言葉ってかわいいよね〜!この貴重な時間を楽しみたいよね〜!」というゆるい感じの縁側ひなたぼっこトークです。

sachiさんがよく「知っているだけで育児が楽になることがある、知識があることでより育児が楽しくなることがある」というお話をしているのですが、今回の言語のお話はまさにそれに当てはまる内容だと感じました。他の子を見て「うちの子は大丈夫?」と心配になることは、たくさんの方が経験されているのではないでしょうか。

生まれた時から個性があり、発達には個人差があり、ということを知っているだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。

もちろん知識は万全ではないけれど、ただでさえ不安の多い育児の中で、知っているだけで救われることがたくさんあると私自身も感じています。

例えば、私の場合、赤ちゃん育児にぐったりしたり、キーっ!となることが何度もありました。でもモンテッソーリの知識のおかげで、子どもを興味深く見ることができたようにも思います。今振り返れば知識が自分を冷静に、我に返してくれる手段になっていたような気がします。

発達の過程で起こることを知っていれば、不安を軽くすることができるかもしれません。むしろ育児を楽しいと感じさせてくれるかもしれません。

というわけで少しでもパパママが育児の不安が減らせるように、少しでも育児が楽しくなるように、そんな気持ちでsachiさんが制作したコンテンツLINE育児クイズパパ力検定をラジオでもご紹介していくことになりました。みなさんもぜひ挑戦してみてください!

ISSHO NI ひなたぼっこ 第3回

子どもが発する暗号のような言葉について、かわいらしいエピソードを頂き、ご紹介しています。

☆音声版ーながら聞き派の方はこちら!

☆動画版ー縁側っぽさを感じたい方はこちら!(字幕設定も可です。)

パパ力検定でおなじみのむさじいも登場!クイズを解説してくれます。

ISSHO NIの縁側にも春が来ました♪イラストはパステルプラネットの村山幸さんによるものです

小さなお子さんが発する言葉について、「うちはこんな感じだったよー」「こんなことを言う子がいたよ」など、ほっこりエピソードがありましたら、その思い出をぜひ私たちにもシェアしてください。

まだ3回目、インターネットラジオとしての形式を試行錯誤しているところです。縁側&ひなたぼっこトークというコンセプトやむさじいの登場など、かなり好き勝手やらせていただいてますが、「こんなことやってみてほしい」など番組へのリクエストがあれば、上記のフォームでお知らせください!

結びに

今回はラジオにお寄せいただいたエピソードのおかげで久しぶりにモンテッソーリの学びについて振り返ることができました。この記事やラジオが「大変なことも多いけど、今しかない時間を楽しもう!」「あの時、かわいかったな、楽しかったな」そんな風に思ったり、思い出したりするきっかけに少しでもなっていただけたら幸いです。

0−6歳の子が持つAbsorbent Mind (吸収する心)について書いた、note 初期の頃の記事です。もしご興味あればぜひ!

お読みいただきありがとうございました。

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