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都構想の投票用紙から派生した話

結婚して1年と半年ほど。

仕事は旧姓のままなので、まだまだ新姓に慣れたとはいえません。
でも、躊躇うことなく新姓を書けるようになったし、郵便物の受け取りのサインもさらりと書けるようになりました。
「夫が~」というのもスムーズに言えるようになったし、「奥さん」と呼ばれた時も「はい」と返事できるようになりました。

ただ、新姓で呼ばれることには全然慣れなくて、歯医者さんで「(新姓)さ~ん」と呼ばれて2回スルーしてしまいました。(待合室にはわたしだけ)
それをやらかしたのが先週。昨日の予約の時は名前を呼ばれるまで「わたしは(新姓)。わたしは(新姓)。」と呪文のように頭の中でぐるぐるさせて、スルーを回避。ヨカッタ。
まだまだ気を抜くとダメ。

そういえば職場で「新婚生活どう?」って聞かれたんですけど、その時はじめて「あ、わたしそういえばまだ新婚って呼ばれる期間といえばそうやな」と思いました。
でも結婚した当初も、1年半経った今も、「新婚感」全然ないんです。
付き合い始めてからは3年半くらいですが、ずーっと仲良し継続中。というかむしろ仲良し増加中
ずっと恋人気分とも言えるし、まだ4年にも満たないのにもう熟年のような落ち着きとも言える。
これからもこの状態が続けたいと思っています。最高やん、この状態。


少し話がそれましたが、先日、大阪都構想の投票用紙が届きました

夫宛の封筒に、わたしの分の投票用紙も同封されていて。
わたしの新姓宛の郵便はもう何度も届いているけど(まだ旧姓のままのDMも届く)、これは結婚してから初めてのこと。

「こ・・・これぞ夫婦!!」

と少し震えました。

結婚式したり、年賀状出したり…
この1年半で結構いろんな夫婦としてのイベントごとも経て、新姓に馴染んできたつもりやったけど、まだ「初めて」があった…!うれしい。


結婚して苗字が変わると、変わった側は結構たいへんな思いをするんですよね。ホンマにおとろしい。あ、めんどくさいっていう意味の方言です。
有休とって1日かけていろんな手続きをしましたよ。
それでもまだ抜けてたりして。地味にストレス。先述のDMはもうたぶんきっとずっと旧姓のまま。(おいッ)

それに、旧姓から新姓になる、っていう名残惜しさみたいなものも、もちろんあります。

でもね、たいへんやったからこそ感じれるご褒美があると思っていて、それが「新姓で呼ばれたときのこそばゆい感じ」とか「照れ」とか「スルーしちゃった経験」とかだと思っています。
変えてない側(うちの場合は夫)は、その感情は知らんからな。
「こんなことがあったよ」って伝えて、「そうか~そんな感じがするんか~」って聞いてくれますが、実感とはまた別ものやと思います。

夫婦の姓については、いろんな考え方があるとは思いますが、今の日本に住んでいて、このルールに則らなければならないのであれば、せっかくやから楽しんでみてはいかがでしょうか♡
変わる側がご褒美をもらえる、みたいな。この何とも言えない感情、いいよ。


入籍したのは春でしたが、結婚式を挙げたのは去年の11月。
もう少しでちょうど1年になります。

今年はコロナがあって延期したり中止になったり、いろんなご夫婦がいらっしゃると思いますが、ここ最近は土日に結婚式に参列する装いの人たちをよく見かけます。
Twitterでも「今日!」とか「もうすぐ!」っていうつぶやきもちらほら。
規模や内容は少し変わってしまっているかもしれないけど、式自体は復活しているんだと、うれしい気持ちです。

わたしの弟も来月入籍して、来年結婚式を挙げる予定です。
これから結婚式を挙げる方々への応援の意味も込めて、1年前を振り返って結婚式のことをnoteでも近々書きたいなと思っています。
さっき「規模や内容は少し変わってしまって」って書いたけど、もう好きなように結婚式を構成しちゃっていいと思っています。実際わたしたちも普通と違う挙式の様式を取り入れたし!
そんなことも書こうと思っているので、よかったらまた読んでください。

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