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システムデザインとCosmic Design

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デザインシステムの領域をプロダクトデザインからシステムデザインに拡張し、それぞれAtomic DesignとCosmic Designとして体系化・ツール化していきたいと考えてい… もっと読む
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記事一覧

エンジニアリングとデザイニングの違いと役割

2024年 新年あけましておめでとうございます。 今年も、どうでもよい話の中に何か大事なもの…

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拡張モデルベース開発で体験設計

久しぶりにモデルベース開発について考えてみます。開発と言っても対象範囲は、経営レベルの企…

AI/メタバース時代のUXシステム

「システム」はどの範囲のことを指しているのか? 自分は含まれるのか? そんな話を聞いたこ…

一貫性の前に多様性 今こそルールを再構築

ユーザビリティを上げようとする時に、従来の使い方に合わせることで迷い無く使えるようになる…

コーヒーとデニムと写真の共通体験

このお話はコーヒーを飲みながら写真を観る話ではありません。それぞれのアイテムを軸につくる…

プロトタイピング・コントロールが目指すもの

若いころにUIデザイナーとして成長を目指しユーザビリティに着目し「人間中心設計プロセス(IS…

Material Youは「愛着」UXプラットフォームへ進化する

Googleがマルチプラットフォームのデザインフレームワークとして育ててきたMaterial Designが、5/19から開催された「Google I/O 2021」において、大幅なコンセプトのアップデートをしてきたので、それにつてい触れたいとおもいます。 Material Designといえば「アニメーションするUI」「大胆なオブジェクト構成と配色」という印象が大きいと思います。 これまでのアニメーションの使い方としてはマイクロインタラクションをオブジェクトに与えること

デザインシステムはデザイン現場にどのように浸透しているのか

日本でも2年半前にデザインシステムの書籍が発売され、一時期アトミックデザインと共に様々な…

企業にCPO(チーフ・プロトタイピング・オフィサー)が必要なワケ

デザイン思考のプロセスの中に手段として使われるプロトタイピングですが、ビジネス(B)/テ…

先行デザインからデザインシステムを作るメリット

デザインをするためのルールやアセットを整備することで、製品の拡張や複数製品の開発に対して…

UXデザインのためのモデルベース開発ツール

ユーザー体験(UX)を含んだ大きくてフクザツなシステムを設計するために必要なツールについて…

VR(仮想現実)からUR(超現実)へ

劣化した現実、サブセット(代用)としてのバーチャルリアリティ(VR)から、フィジカルワール…

VRプロトタイピングを考える

視覚のほとんどをある世界にすると人間の脳はその空間にいるように感じるということは、大きな…

AdobeXDでシステムをデザインする。おもちゃから社会まで。

システムとは情報・運動伝達によって連動動作を作り出す「関連性を持った複数の要素の集合体」です。 今回は、おもちゃのロボットを使って簡単な連動動作をするシステムを作ってみます。 ・・・ システムは目的を達成するために意図的に設計するものですので、まずはユーザーの体験を中心としたシステムとして体験設計から始めていきます。 AdobeXDによる体験設計と動作プロトタイプAdobeXDは主にアプリやWebサイトをデザインするためのプロトタイピングツールですが、巨大な作業空間、