見出し画像

お客様と特別な関係を作れる秘訣

たまたまネットサーフィンをしてたらこんな記事を見つけた。

大橋さんは2年くらい前に『TIRPSE』という
すごいレストランで働いてたすごいソムリエ兼オーナーさんだ。

このすごいという言葉の意味は上記のブログを読んで貰えば一発で理解してもらえると思う。

この記事を読んでいた時に、お給料は誰から支払われるか?お客様だという一文から発想したことがある。

私の仕事はレストランの予約サイトを運営するためのマネンジメントをする仕事なのだが、少なからずクライアントであるレストランの方々から、「こよちゃんは営業の鏡だね。」と言われることが覚えているだけで5回はある。

(ちょっと恥ずかしいけど…)

でもそれってある意味、大きく人と違うことをしているからなんだなって思う節もある。

ちなみに自分の中では当たり前と思っていることの中に大抵そういうエッセンスが含まれていることが多いと思うので整理するために書いてみようと思う。

個人的には、この一言が一番響いてるのかなと思う。

『何かあったらいつでも連絡してくださいね。』

これって誰にでも言えることなんだけど意外と言ってない人は多いのではないか?

なんかこう、私の理解としては『非効率の中の効率化』というワードがパッと思い浮かぶ言葉だ。

人はとにかくめんどくさがり屋である。これは、私の中では忘れてはいけない、大前提だ。

特に、寝る間も惜しんで素晴らしい料理を作るために日夜努力をし続けるレストランの方々はとんでも無く忙しい。

やれ、買い付け、やれ下ごしらえ、やれ撮影などなど、世の中で忙しいと言われている職業の中でもTOP10くらいに入るくらい忙しいのではないかと思う。

そんな中で貴重な時間を割いて、私たちの提供するサイトに席を自ら掲載し、管理してくれている。

こんなにありがたいことはない。

なので、私は彼らとコミュニケーションをする時に、いかにわかりやすくいかに短い時間で説得、説明できるかをめちゃくちゃ考える。

普通の担当者が20分準備をするのなら、私は35分くらい考えてるかもしれない。

(えっ、大したことないって?)

ただそのたった15分は、あとから説明するためのお客様の10分をこちらが奪わずにゆとりを与えられるための15分なのかもしれない。

どのような事を伝えたいのか、なにをやってほしいのか、こちらとしてできることは何か。

それをいかに簡潔にわかりやすく伝える事。
これって社会人だったら当たり前って思うかもしれないけど、意外とできていない人が多いと思う。

例えば出来上がったページを確認してもらうために、URLを貼るだけ。これが普通の人だとしたら、私の場合は、URLにプラスしてスクリーンキャプチャで具体的に注視して欲しい箇所を文面に画像と共に盛り込む。

これって誰もが考えられる事だし努力できる事なんだけど、意外とめんどくさくてやってる人が少ないんぢゃないかなって思うこと。

そう、世の中の全てはちょっとの優しさを加えることによって、とてつもない差が生まれるようにできてるのである。(あくまで自論)

新規営業だって、料理だって、接客だって、スポーツだって、その少しの準備や努力が後から大きな差となって現れる。

もちろん、この工夫に残念ながら気づけない人もいるのかもしれないけど、相手の気持ちを察する癖や、常にそれをしていることの意味を考えることは非常に重要である。

R25の取材でDMMの会長の亀山さんが、自分を丁寧に見送るんだったら、1秒でも多くの時間を作って売り上げをあげてほしいという事を唱えていたが、それは人それぞれの好みだと思う。


https://r25.jp/article/788995290737509922



確かに無駄なことは私も大っ嫌いだけど、その細部に神は絶対に宿ってると思うし、それをいかに目立たずにできるかが、少なくとも日本人が大好きな、世界から評価されている『おもてなし』の素晴らしさと粋なのではないかと思う。

あなたが思うあと少しだけの努力が、結果、シンプルなコミュニケーションに繋がり何かをやりとりするならこの人とやりたいという信頼に繋がり、特別な関係に繋がっていると私は思う。

大きな努力や変化は難しいけど、あと一歩、あと少しの努力なら続けられそうな気がしませんか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?