自分と向き合ったら生きづらさが解消された話
「認められたい」という欲求は人間の根本的な欲求だ。
モテたい、成功したい、嫌われたくない、一番になりたいなど、人それぞれ様々な欲求を持っている。
最近、自分の中で生きていることにすごく行き詰まりを感じていたので本を読み漁っていた。その中で出会ったのが松浦弥太郎さんの本だ。
彼を知ったのは広告関連の本を探していた時にふと本を手に取ったからだ。かれはコピーライターだと思っていたら雑誌の編集者だったことを知ったのは最近だ。
彼の紡ぐ言葉は非常にシンプルで人生の知恵が凝縮されている。
その中でも、「ひとりでいること、みんなとすること」は、1000冊以上本を読んできた私の人生の中でも3本の指に入るほどの名著だ。
最近自分の人生の生きづらさにイライラしていた私は、ひたすら本を通して答えを探していた。
ジェーンスーさんの本や、中野信子さんの本やラジオを通して、脳みそや女性の生きづらさを理解したりしている中で、一つの解といえるものにであった。それはアラサー独身女を代表する田中みな実さんのラジオでジェーンスーさんが言っていた言葉だ。
「一人で生きる時間が長いと、他人と一緒にいる不自由に寛容になれなくなる」言葉はもう少し違うかもしれないが私はこう解釈した。
例えば、スーパーのレジ打ちのおばさん、タクシーの運転手、高級レストランのソムリエに対しても”プロの仕事”を追求しすぎて当たり前のハードルが高くなりすぎている結果イライラすることが増えてしまったのだ。=仕事のし過ぎ。
人はもともと自分の中で許せないことを人がやっていると許せない感情がわきでて暴れてしまうことがあると中野信子さんとの対談でも聞いた。
なので前回の私のった荒ぶった日記は、仕事でいろいろとストレスフルになって自分へのハードルを上げまくった結果、人にもプロフェッショナルを求めすぎて、自分だったらこんな中途半端な仕事はしないと人に自分の価値観をおしつけまくった自己満行動であったのだと気づいた。。。。ああ、恥ずかしい。
そもそも、これにきづけたのは自分がもがき苦しんだ成果なのであるが、世に言う「あなたのためを思って、、、」というおばさんになるところだったのだ。私は32歳という年齢だが、すっかり成熟していたと思っていたがまだまだ鍛錬がたりていないことを痛感した。
ジェーンスーさんがラジオの中で、美魔女の人たちを見た瞬間に、美に抗っている姿がダサいと言っていたが、よくよく話を聞いたら内面もめちゃくちゃ素晴らしくて、単純に「自分がきれいになりたいっていう感情に向き合えていなかっただけだ」という言葉を聞いたときに、すごく共感してしまった。
誰かをみて起こるネガティブな感情はやはり自分がしっかりと自分に向き合ってあげられていない感情であるということ。
私は昔から孤独が苦手だ。その孤独すらも自分と向き合って解消できるという言葉が理解できなかったが、松浦弥太郎さんの言葉でまた救われた。
「ありがとうとごめんなさいは心のストレッチ」例えば仕事や友人関係で満たされていないと思ったとき、自分は認めてほしいならあなたは誰を認めているのか?誰にありがとうとごめんなさいを言いたいかをノートに書きだしてみるといいと書いてあった。
結局、どこまでいっても人間は自分の思い込みに自分自身が振り回されているだけなのかもしれない。
けれども自分と他者を改めて見つめなおすことによっていかようにも変われるしもっと生きやすくなるのだと思った。
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