koyasan-gomatofu@kadohama

弘法大師空海が開いた高野山の山上でごまとうふを作っています! 参拝の皆様のお土産や全国…

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弘法大師空海が開いた高野山の山上でごまとうふを作っています! 参拝の皆様のお土産や全国百貨店での販売、贈り物にお使いいただいております。 また、ごまとうふを使った懐石料理やデザートなどを召し上がっていただく飲食店も運営してます。

最近の記事

ごまとうふ教室

当店ではご依頼をいただきますと人数の制限はありますが「ごまとうふ作り教室」を開催しております。対象は小学生から大人まで幅広く、小・中学生は3~4人一組ぐらい、高校生以上は2人一組でグループを作っていただき、お1人2~3個のごまとうふを作ります。 作業そのものはそんなに難しくないですが結構体力が必要な場面も…。 胡麻擦りが一番!すり鉢に胡麻とお水を入れて擦るとことからスタート! 胡麻は硬い表皮に覆われているため、実はそのまま食べても栄養を吸収しづらくなっています。(そのま

    • 和菓子とコラボ

      和菓子の老舗「駿河屋」様からどら焼きの皮をわけていただきました。 早速どら焼きのあんこの代わりにごまとうふを…。 美味い!! 写真は単純に薄く切ったごまとうふと栗餡を挟んだだけですが、皮の甘みとほのかなごまとうふの香りを栗餡がまとめてくれて、何とも言えない食感がプラスされて美味! 今回は何も味付けをしていないごまとうふ(プレーン)を使いましたが、ごまとうふを成形する前に少し餡子や抹茶、生クリームなどを混ぜて成形して、この皮に挟んだら、、、、 もっと美味い!(ハズ)

      • お大師さん。

        私どもが商いをさせていただいている場所は真言密教の聖地高野山。 2004年にユネスコ世界遺産に認定。ミシュラングリーンガイドジャポンでは三ツ星もいただいて、多くの皆様に「いつかは行ってみたい」とうれしいお言葉もいただきます。 そんな高野山は平安時代の弘仁7年(816年)宗祖弘法大師空海によって開創されて以来、1200年の間、真言密教の一大道場として受け継がれ、現在でも山上に住む3人に一人はお坊さんで日夜修行を続け、朝早くからは読経の声が木魂し、在家の私たちもその日常の中で

        • 夏野菜とコラボ

          ごまとうふの仏風煮込み野菜と大豆あんかけ高野山精進料理の一品「ごまとうふ」とフランスはニース地方の郷土料理である「ラタトゥイユ」を掛け合わせてみました。周りにかかっているのは大豆ミートをを野菜出汁で煮詰めてとろみをつけた大豆あんかけ。 トマトソース(ホールトマトに塩コショウで整える)をベースにズッキーニやパプリカなどの夏野菜をオリーブオイルで炒めて、ごまとうふの上に乗せます。大豆ミートは野菜出汁で煮炊きすること5分。仕上げに片栗粉でとろみをつけてあんかけを作ります。 ご

          千両役者。

          角濱のごまとうふはその独自の製法により香ばしい香りが立たないため、他の調味料や素材、調理方法に合わせることができます。 良く胡麻の香りがたつタイプの胡麻豆腐もそれはそれでおいしいですし、チカラ負け?香り負け?しないように、合わせるものはしっかりとした味の物がいいかもしれませんが(例えばお味噌とか)、私どものごまとうふは、味はどちらかというと淡泊な方で合わせやすいため、時間のある時に色々と試作を作っては飲食部の方で提供できないかと模索しています。 「抹茶入り」「ピーナッツ入り」

          ごまとうふ作り教室。

          お声がけをいただいたりご縁があったりで時々ではありますが「ごまとうふ作り」教室を開いています。 主には当方の飲食店を利用して作っておりまして、対象は小学生が多いですが、中学生・高校生・大学生、そして大人の方を対象にするときもあります。また出張ごまとうふ教室も開催ておりまして、よく高野山麓の高野口や橋本市に行くこともあります。 作り方はいたってシンプル! 皮をむいた胡麻・吉野葛・水。材料はこれだけ。道具はすり鉢・すりこ木・コンロ・鍋・濾し布。あとはごまとうふを流し込む型ですけ

          ごまとうふ作り教室。

          ひらけゴマ!

          栄養価がむちゃくちゃ高い! 胡麻はその一粒にたくさんの栄養を携えています。 ミネラル・脂質(不飽和脂肪酸)・食物繊維(不溶性)・たんぱく質(必須アミノ酸多)・ゴマリグナン(セサミンなど抗酸化作用)・ビタミン。 特にセサミンなどの「ゴマリグナン」は抗酸化作用があり、ごま油が酸化しにくいのもそのため。私たちの体内では常に、老化や生活習慣病を促進させる“活性酸素”が発生しており、この“活性酸素”の働きを抑えるのがゴマリグナンの作用だといわれています! かの有名なセリフ アラビアン

          ひと言でごまとうふと言っても色々。

          ごまとうふ、胡麻豆腐、ごまどうふ、ごま豆腐、など文字で書くだけでもいろいろありますが、実はごまとうふと一言で言っても製法も見た目も味も違うことはご存じでしょうか(*^^*) 前回の記事で触れたのですが、ごまとうふは修行僧の健康食・栄養食としての一面を持っていますので、大きなお寺のある所には結構ごまとうふ屋さんがあります。有名なところでは、曹洞宗の総本山永平寺さんの門前町であったり、善光寺さん(七味もあるけど)、京都の寺院さん、そして高野山。他には国内の胡麻の産地(丹波・鹿児島

          ひと言でごまとうふと言っても色々。

          高野山のごまとうふ

          弘法大師空海が開いた高野山は長く真言密教の修行の地として受け継がれ、標高約1000メートル、周囲を高い山々に囲まれた東西5キロ、南北3キロの盆地型山上都市。一時は数千を超える寺院があったといわれ、全国各地から多くの修行僧が訪れていました。 ー精進料理ー 僧侶が修行中に食べる食事は精進料理といわれ、肉や魚となどの殺生をさけた料理が主で作ることもまた修行であるといわれています。そこには召し上がっていただく先様のことを考え、どのようにすれば見た目に美しく、どのようにすれば美味しく

          高野山のごまとうふ