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ハロプロ

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モーニング娘。に代表されるハロプロアイドルの雑多な話です。
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#モーニング

日本人女性の美しさ、勇ましさを伝えていくというコンセプトで結成されたはずだったユニット美勇伝の全シングル・アルバムをハロー!プロジェクト25周年コンサート直前に振り返ってみる

日本人女性の美しさ、勇ましさを伝えていくというコンセプトで結成されたはずだったユニット美勇伝の全シングル・アルバムをハロー!プロジェクト25周年コンサート直前に振り返ってみる

 美勇伝とはタイトルにもある通り日本人女性の美しさ勇ましさを伝えていくという触れ込みで結成されたものの、セカンドシングルで「ん?」となり、コンセプト通りのようなそうでもないような曲をリリースしていき、いつのまにやらバニーガールやら網タイツやら椅子を使ったセクシーダンスやら乳寄せ衣装に乳寄せダンスをしていた名曲と迷走の宝庫である、元モーニング娘。の石川梨華さんと新ユニット結成のために開催されたオーデ

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[9期のデビューからそろそろ12年]加賀楓の卒業で意外なほどに13期が好きだったことに気づいた[ワンフォーから9年]

 モーニング娘。'○○という表記にもいい加減慣れはしましたが。
 いつ誰が卒業したのか、リリースされた曲は何だったかということを振り返るのにちょうど良いですね。
 ただ、好みではないです。未だに。
 そういう点において卒業する際の挨拶で「モーニング娘。の加賀楓」と名乗り「トゥートゥー」を口にしなかった加賀に好感を抱きました。
 研修生としての活動が4年、モーニング娘。のメンバーとしてデビューしてか

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[小話]石川梨華さんがCMで歌っていた未音源化曲「お肉スキスキ」[肉売り場テーマソング]

 ハローはどんなタイアップ曲でも歌ったからにはしっかり音源化してなにかしらのかたちでCD化しておこうとします。
 それこそくら寿司店内で流すイメージソングをモーニング娘。が歌った際でもむてん娘。という名義でCDシングルをリリースしました。
 同じモーニング娘。ではあるもののくら寿司の曲なのでファンにもニーズが無く、いわゆるプラチナ期でセールス面で苦戦をしていた時期ということとはおそらくほぼ関係なく

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[謎]昔のハロプロによくあったちょっとよくわからないカヴァー曲アルバム[大人の事情]

 近年は影を潜め気味ですが、ハロメンが何故か懐メロを歌っていたり、童謡を歌っていたりするシングルやアルバムが定期的にリリースされている時期がありました。
 大きなところではモーニング娘。が高木ブーとコラボしてハワイアンを歌っていたり、阿久悠が今までに作詞してきた名曲たちをモーニング娘。がカヴァーしたアルバムがリリースされたり。
 ピンクレディーの「ペッパー警部」がシングルとしてリリースされているの

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[卒業後の進路]アイドルグループ卒業後のアイドルグループ活動[美勇伝問題]

モーニング娘。を卒業した上で芸能活動を続けるメンバーは大体の場合、ソロで歌手活動を続けるか、舞台(芝居)を中心に活動するかのどちらかしかない時代がありました。
 2005年までに卒業したメンバーの中では中澤、後藤、安倍、飯田といった方々はソロ歌手としての活動に移行しました。
 保田は舞台を中心とした活動に移行したパターンではあるのですが、ネームバリューもありバライティーを中心にメディア出演

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ハロー!プロジェクトの全曲から集めちゃいました!がリリースされた際に自分で選曲してみた結果の紹介。

このコンピレーションシリーズ、面白かったですよね。
タワーレコード代表取締役社長嶺脇育夫氏(頑張ってメロン記念日を売ろうとしてくれたりするハロオタであり、自社にアイドル専門レーベルを作って素晴らしいアイドルを売りだそう・支えようとしてくれるドルオタ)を筆頭に有識者やミュージシャン(どれだけ凄くてももれなくハロオタ)が様々な視点やコンセプトでコンピレーションアルバムの選曲をしてタワレ

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モーニング娘。´22の新曲が発売されたタイミングで久々に「ドリムス。①」を聞いてみた。

 ドリムス。ですよ。
 ドリームモーニング娘。
 改めて確認してみますと、2011年1月28日に記者会見で結成を発表、コンサートツアーを行いながらシングル「シャイニングバタフライ」アルバム「ドリムス①」をリリースし2012年3月10日に石黒彩、後藤真希、辻希美、モーニング娘。もゲスト出演した「ドリームモーニング娘。スペシャルLIVE2012 日本武道館 ~第一章終幕 勇者達、集合セョ~」でひとまず

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 [伝統]ハロプロの面白美人枠[珍妙]

何故、この子がアイドルという枠組に存在しているのだろうという方を定期的にハローは採用しています。
 「他所の事務所なら絶対取らないよなー」というアレですね。
 モーニング娘。自体がASAYANのロックヴォーカリストオーディション出身でそもそもアイドルグループとして売っていく予定ではなかったという点、所属しているアップフロントの音楽事務所としての色合いの強さ、プロデューサーであったつんく♂の

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・スター性とはなんなのか ~辻希美という天才と加護亜依という秀才から考える~



 辻希美は天才である。
 デビューしたときから現在に至るまでずっとその認識は変わらない。
 そして、加護亜依は秀才である。
 その認識も今に至るまで変わらない。
 モーニング娘。のメンバーとしてデビューしたときからマスコット的、キャラクター的な意味合いで、いわゆるセット売りされてきたふたりである。
 そして、のちにデュオとして活動していくことになるふたりである。
 ダブルユーというデュオとし

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