転職を真剣に考えることになったきっかけ|転職活動奮闘記 Vol.02

前回の投稿では、
僕が新卒で入った会社で約13年、どんな働き方をしてきたか、
ということを書きました。

今回の記事では、
転職活動をするに至ったきっかけを書いていきたいと思います。

ずっと抱いていたモヤモヤ

僕は、ずっと抱いていたモヤモヤがありました。

「このままこの会社にいたら、ビジネスパーソンとして市場価値のある人材になれるのだろうか…」

29歳の時に初めて転職活動をしましたが、
今思えば
「なんとなく」
で転職活動をしていたような感じだったので、
結局良い転職先が見つからずでした。
その時に、よりこのモヤモヤは強くなりました。

31歳で店長職から営業職に変わり、
心機一転、会社でがんばろうと意気込んだものの…
やはりこのモヤモヤは消えないままでした。

会社の外でいろいろとやってみる

そんな中、
当時よく見ていた、いわゆるビジネス系YouTubeの一人「マコなり社長」。
そのマコなり社長の影響で、
「どうやら今後はエンジニアの需要が高まるらしい。よし、プログラミングを勉強するぞ。」
と意気込んで、
2020年の4月にMacBook Airを購入。
高くて一括では買えなかったので、
最大の24分割で。笑

そこから、毎日必死でプログラミングを勉強することになります。
今思えばその選択が適切だったのかわかりませんが、
「とりあえず行動に移したのは偉いぞ!」
と自分を褒めてあげたいと思います。笑

その後、プログラミングからWeb制作・Webデザインに方向転換したり、
オンラインコミュニティに参加したり、
スクール(フリーランスWebクリエイター育成スクール SLash)を受講したり、
音声配信アプリ「stand.fm」で発信してみたり…

いろいろと自分なりに行動・努力を続けました。

社内の人とのギャップ

そんな感じで、会社の外でいろいろとやっていくと、
少しづつ同じような価値観の人との繋がりができてきます。
そんな人たちに共通するのは、
みんな「前向き・ポジティブ」「常に挑戦している」ということ。
僕自身も、そんな人たちに影響されて、
価値観や思考が良い方向に変わっていったように思います。

一方で、会社の中の人たちとの
価値観のギャップが大きくなっていきます。
前回の投稿で書いたように思いますが、
社内の雰囲気は全体的に「保守的」です。
人によっては、
話題のほとんどが会社や上司への不満だったりします。
そんな環境に居ることに対する違和感が大きくなっていく日々…

次第に、
「この会社では、最低限やることをやろう。会社の外でいろいろと頑張って、少しでも成長しよう、市場価値を高めよう。」
と思うようになっていきました。

鬱になりかける

ある日の朝、目が覚めても起き上がれない。
出勤しなくてはいけないのに、身体が拒否しているようだ。
そんなことがありました。
今思えば、鬱の一歩手前だったのかもしれません。

その時期は、仕事がかなり忙しかった時期で、
朝早くから出勤して、
朝からずっと上司と行動を共にする日々でした。
その上司がけっこう厄介な方なんですよね。。
ふだんは基本的に、日中は別行動なので良かったのですが…

タバコを吸う上司と同じ車で移動することへのストレス…
お客さんの前で雑な扱いを受けることへのストレス…
その他、日々の様々な言動に対するストレス…
そして、いわゆるパワハラのようなこともありました。

そんな中ある日、
目が覚めても起き上がれないという事態が起きました。

自分をもっと大切にしなくちゃ

社内の「相談窓口」的なところに電話してみたり、
妻に相談したりしてみました。

でも、
「結局はそんな職場を選んでるのは自分自身だろ。」
「職業選択の自由があるんだから、自分の責任でもあるよな。」
「なんでそんなになるまで我慢してるんだよ、もっと自分自身を大切にしてあげなきゃダメだろ。」
と思うようになりました。
パワハラを証明するために、
証拠集めをしてる場合じゃねぇ。

それまでにも、転職を考えるタイミングは何度かありました。
でもその度に、
「もう30代半ばだし、転職は遅いよな。」
「ましてやIT/Web業界へと業界を変えるのは厳しいよな。」
「家族もいるし、大幅に年収下がるのは現実的じゃないよな。」
と、考えていました。
今思えば、「やらない理由探し」だったのかもしれませんね。

ということで、
・社内の人との価値観のギャップがだんだん大きくなっていった
・上司のパワハラにより、鬱のような状態になってしまった
ということがきっかけで、
本格的に転職活動を考えることとなります。

他にも、
社外の人に相談したりアドバイスをもらったりしたのも大きいです。
やはり、会社という小さなコミュニティの他に
いくつか緩い繋がりを持っておくのは大事ですね。

また、それまで3年ほど自己研鑽・自己投資をしてきたことにより、自分にある程度自信がついていたように思います。
なので、転職市場でそれがどこまで評価されるのか、知りたかったという理由もありますね。


次回以降は、ようやく転職活動に関することを書いていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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