暑苦しくなっちゃったけど訪問マッサージにかける気持ちを書いてみた。
「一人でも多くの人の痛みや苦しさを取り除いてあげたい」
プロの鍼灸マッサージ師を目指して勉強している時から現在まで、僕の変わらない原動力になっている思いです。
訪問介護の時代から、現在の訪問マッサージにかけて、訪問の仕事を続けてつくづく思いますのは、本当に苦しい方は家からでるのも大変なのだという事。
体を実際に触らなければわからない痛みがある。話を聞くだけではなく、実際に痛みのある場所を探って、ほぐして痛みを取り除いていく。
そうして「楽になったよ」と言ってくれる笑顔に支えられて訪問マッサージを20年間弱継続してきました。
筋肉が原因の痛み、苦しみはとても多いのに、なかなか他の方にわかってもらえない。
目には見えない、本人にしかわからない痛みを抱えている。
そんな方々、一人ひとりの症状に向き合っていく。
「必要な人に、必要な治療を」
筋肉の委縮、関節の拘縮、麻痺…マッサージ師に治療できる症状は、多岐にわたります。
どのような症状の方でも、マッサージ師として必ずできる事はある。
寝たきりの方であっても、呼吸に使う筋肉を治療すれば息が吸いやすくなったり、首回りの筋肉が楽になれば声が出やすくなったり、物を飲み込む時に使う筋肉をほぐせば、嚥下しやすくなって誤嚥予防になる。
普段は気付かない、筋肉の麻痺や萎縮が原因の症状は多いのです。
その人の体が教えてくれる声なき声に耳を傾け、筋肉を治療していくと、体は必ず応えてくれます。
必要な人に、必要な治療を。その方の体の症状に合わせて、これからも粘り強く治療に携わっていきたい。
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