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ボディビルは才能か?

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

題名から分かる通り、随分マニアックな話ですね笑笑

今回はボディビルは才能で左右されやすいのかについて触れていきたいと思います。

結論から言うと、

ボディビルは遺伝子による影響がかなり大きいです。

なぜそのように思うのか私なりの見解を話していこうと思います。

ボディビルとは

ボディビルとは、鍛え上げた体を絞りや筋肉の大きさ、左右差の有無などで評価していく競技です。

他のスポーツとの特異な点はやっぱり

アートとして評価される

という点ではないでしょうか。

近年ではフィジーク が流行ったことで大きな盛り上がりが来ています。

なぜボディビルが才能に左右されやすいのか

トレーニーからすれば割と反対意見が多数あるかもしれません。

なぜなら筋肉は裏切りませんから。

しかし仮にボディビルをスポーツとしてみると他の競技との大きな違いはなんなのでしょうか。

まず野球やサッカー、陸上などはそれぞれ目標物があり、それに向かって打つ、蹴る、走るなどの動作を行います。

つまり結果を出すには短時間かつ複雑な作業が必要となるわけです。

それに比べてボディビルは絞りや筋肥大など、シンプルですが長期間の作業が必要となります。

結果を出すには長期間かつシンプルな作業が必要です。

それがどうした??ってなりますよね笑笑

つまり何を言いたいかというと、競技をするにあたって体のある部分を圧倒的に使っていないのがボディビルなんです。

そのある部分とは

脳です。

球技のようなスポーツは、相手の位置、動き、音などさまざまな環境から状況を予測しなければなりません。

体性感覚や視覚、前庭覚など日常生活レベルの機能以上のことを強いられるわけです。

逆にいえば、筋線維タイプの割合などに左右されるような身体機能以外にも努力の余地がかなりあるわけです。

断言しますが、球技などのスポーツにおいて

筋トレが正義であることは決してありません。

筋トレで身体機能を高めるよりかは、脳機能を高めるほうが技術の上達に十分に関わってきます。

ではボディビルはどうでしょう。

いうなれば、必要なのは身体機能ぐらいですね。

他のスポーツと比べるとそこまで脳機能は必要ありません。

ですから努力が割と限界に達しやすいわけです。

ボディビルの本質

ボディビルでは何が評価されているのでしょう。

これは二つの専門用語で説明がつきます。

それは

解剖学と生理学

です。

解剖学は筋肉の付着している部分ですね。

これは個人個人に違いがありますし、

例に出すと広背筋のYシェイプやVシェイプがそれにあたります。

生理学はもちろん筋肥大とそして絞りです。

がりがりの人もいればデブのひともいるぐらいの認識でオッケーだと思います。

果たしてこれらは努力のしようがあるのでしょうか。

すくなからず解剖学は絶対無理です。

これは生まれ持った瞬間に決まっているわけですから。

生理学もサプリメントや食事などでカバーできるかもしれませんが、

遺伝子的要素のほうが影響が強すぎます。

ボディビルの限界

私がなぜこのような記事を書いたのかというと、

フィジークのはやりにのっとり、ステロイドユーザーが明らかに増えたからです。

理由はやはり筋トレYoutuberの影響でしょう。

たしかにかっこいい体ではあります。あこがれますよね。

しかし現実はほとんどが才能で勝ち上がる世界なんです。

これを知っていただきたいのです。

それを認識できなければ痛い目に合うと思います。

筋トレってそれぐらい中毒性のあるものなんです。

いかがだったでしょうか。

決して理学療法士が書くような内容ではございませんでしたが、温かく見守っていただければ助かります。

本日はここまでよんでいただきありがとうございました。

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