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「眠たくなる」講義というのはしょうがないっていう話

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回はただの感想です。


みなさん一度は

眠たくなる講義というのを

受けたことがあると思います。

睡眠不足とかそういうコンディションの良し悪しがなくても

経験しているはずです。


私の場合は大学の講義はほぼ起きていたのですが

人の話を聞いていないという致命的な欠陥を持っていたことにより

本質的には睡眠を取っていたという事実はさておき


なんで講義で眠くなるんでしょうか?

この理由の1つに

講義がつまらないから

があると思います。

よくあるやつですね。

だからこそ先生方は伝わるように

創意工夫して頑張っているわけですが


私見ではあるのですが

眠くなるのってしょうがない

ところもあると思います。

理由は簡単に言うと

本質的な話は大概難しいから

です。


人間の脳というのは非常に効率的にできていて

エネルギー消費を最小限にしようとします
(この記事に置いての原理原則)。

それはいろいろな行動に現れていて

家にいるとダラダラしたり

出かけるのがおっくうになったり

基本「めんどくさい」っていうのは

この原理からきていると考えています。


では眠たくなる講義ではどのように働くかというと

講義をしている声をシャットアウトする

ということですね。

人間は無意識に音を選択して聞いていることは有名ですが

講義をしている声を自動的になくすことで

脳の中の混乱をなくそうとしていると考えられます。

新しい知識が入ってくるわけなので

脳はその情報の解釈にエネルギーを使います。

ただエネルギー消費は避けたい本能があるので

それに負けるというのが寝てしまう理由かなと思います。


逆に面白い講義というのは身近な話題から取り上げて

講義の内容に進んでいくことが多くて

これは身近な情報はエネルギー消費が少ないからかな

と思います。



まあただ残念ながら

本質的な話というのはたいがいがつまらない

です。

たいがいの事象の本質が複雑だからです。

複雑ということはその理解にリソースを費やす形になり

これは脳からすれば避けたいことになる。

結果、話を聞かないという選択に至るわけです。

人に伝わることは工夫すればできますが

本質が伝わることは相当難しそうです。





読んでの通りのくそ適当記事ではありますが

やっぱり人間って難しいんだな

ってつくづく臨床で思います。

ただだからこそ

私たちが「つまらない」と判断してきたものに

実は何かしらのきっかけがあるかもしれません。

人間はシンプルかつわかりやすい説明を求めがちではありますが


つまらない講義こそ本質が詰まっているんじゃないでしょうか?

本日はこれで以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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