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一生成長できない理学療法士の特徴

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回は

私が考える

成長できない理学療法士の特徴

に関して書いていきたいと思います。

この記事を読んで

不快になられる方もいるは思いますが

躊躇なく書かせていただきますので

よろしくお願いいたします。

それでは始めます。




その特徴とは・・・

まず結論からいいましょう。

その特徴とは







他責思考の人です。

このように結論を見ると

当たり前の話ではありますが

案外多いと思いますし

自分もそういうときがありました。

そして最近それを痛感する出来事がありました。



実は結構あるある

私は通所でリハビリをさせていただいているのですが

高齢者は高確率で慢性的な疾患を持っています。

とある患者さんが

リハビリから3日後に膝が痛くなったと

いう訴えがありました。

それに対して担当のPTが言ったことは

「歩いていないからだろ」

といったのです。

自分のリハビリのプログラムを見直すよりも

患者さんの運動不足が原因だと決めつけているのです。

慢性的な疾患は異常動作によるメカニカルストレスが原因であり

その動作を変えられるのは

私たちセラピストぐらいです。

つまり痛みがあるのは

間違いなく治療できていないからなんです。



割と自分のせい

中には患者さんの認知面が低下し

なかなか指示が通じないかたもいると思います。

しかしそのような例を除くと

割と自分の実力不足が起因だったりします。


例えば慢性疼痛の患者さんに自主トレを行っていただくように

指示をしてもやってこないことがあります。

これにはセラピストもお手上げです。

自主トレをやってこないのに治療が促進するはずがありません。

だから患者さんのせい

といわれると意外とそうではありません。

なぜならば自主トレをやってこない理由があるからです。

理由は面倒くさいからでしょうか?

いえ、根本はそうではないと思います。

私が思うに

理由は二つあると思います。

それは

①自主トレの種類が多い
②実感がない

が挙げられます。

①はよくよく考えるとわかりますよね。

これをやってきなさいと宿題を出され

それが五個もあれば誰もやってこないと思います。

少なからず私はやりません。

ですから自主トレは必要であっても

1~2個が限界だと思います。

問題は②です。

実感がないということを

これはしょうがないと思う方もいるかもしれませんね。

私から言わせればこれは問題です。

なぜかといえば

実感がないトレーニングは間違いなく

効果はないといえるからです。

少しずつ良くなりますからね

と説明する人がいますが

メカニカルストレスを生み出す動きというのは

改善されれば必ず痛みというのはなくなります。

良い運動療法は必ず即効効果があります。

これを引き出せていないのはどういうことなのか。


原因の究明ができていないのです

つまり

臨床推論が間違えているのです。

これはセラピストの技術不足のせいというほかありません。

割と患者さんの影響のみと思っていることも

根本はセラピストが原因であることが多々あります。




自分の最大の努力を尽くす

まず思うのは

他責思考はまず自分でできる限りの努力をしてから行うべきです。

自責思考は自分で自分を追い込むため

メンタル的には良くないですが

成長の糧にはなるはずです。

なにより他責思考は

臨床だけでなく社会でも通用しません。


患者さん一人一人にできる限りの努力をするのは

大変なことです。

しかし成長には不可欠な過程だと思います。

辛いとは思いますが

頑張りましょう。




今回はこれで以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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