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【ゲームソフト紹介】ぼくのなつやすみ2(PS2)


PS1の名作アドベンチャーゲームの続編『ぼくのなつやすみ2』を紹介していきます。2002年、PS2で発売。主題歌は「少年時代」。ぴったりの曲ですね。2010年にPSPでリメイクされました。テレビCMも印象的です。
前作の舞台は森の中でしたが、今回は海が舞台。港に面するまち「富海」で1か月を過ごします。まちのモデルは静岡県伊東市富戸(東伊豆)です。ネットで写真を確認したところ、かなりゲームと似ているので、ぜひ聖地巡礼したい場所となっています。

【前作との違い】

  • 昆虫の数や技が増加。

  • 王冠コレクションが登場。全25種あり、家や海に置いてある。集めると酸素ゲージが上昇し、長く海に潜ることができる。

  • 所持金の概念が追加。肩たたきでおこづかいがもらえ、駄菓子などを購入できる。

  • 海で泳ぐことができ、エリア間の移動もできる。作中世界が広く感じられるようになった。

  • 時計を入手することで時間を把握でき、さらに時間の進む速度を3段階に調整できるようになった。

  • 日光を浴びると日焼けするようになった。

  • 自転車が追加。

  • 凧揚げは廃止。

前作から正統進化を遂げ、グラフィックや遊びやすさが向上。特に海で泳げるようになったのが大きく、マップが一気に開放的で広大になりました。自転車も開放されたのでスイスイ移動できます。
主人公が泊まる民宿「茜ハウス」は広くて風通しの良さそうな宿です。外へ出る入口もいくつかあります。民宿を駆け回っているだけでも楽しいです。
しかもただ駆け回るだけでなく、フィールドには王冠が落ちているので、RPG的な探索要素も増えました。王冠集めは強制されるわけではないため、やりたくない場合はやらなくても良いのが親切設計。

また、前作は夜になるとほとんど外へ行けませんでしたが、本作では近隣の人と話したり占いをしてもらえるようになりました。
占いは新しいイベント情報を教えてくれるため、「どこで何をしたらよいかわからない」プレイヤーにはありがたいです。

病院の看護婦さんとボクくんとの会話や、病院にいる謎の少女のエピソードなど、心に残るセリフ・シーンがあります。最終日のエンディングも前作同様、なかなか感動的です。特に前夜祭の雰囲気が良いと思いました。

どこか懐かしい少年時代を追体験できる「ぼくのなつやすみ」シリーズ。個人的にはぼくなつシリーズ最高傑作です。
ぜひプレイして少年少女だったあの頃の気持ちを思い出してください。特にプレミアがついているわけではなく、2000円もあればブックオフで買えると思います。
それと、以前紹介しましたが、「白中探険部」というゲームも夏を体験できます。興味のある方はそちらも併せて遊んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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