神社に親しむ暮らし~「縁結び」に物申す~
普段神さまなんか微塵も信じちゃいないくせに、正月の初詣という名の終詣や例祭の日、後は受験や就職の季節になったときだけ神社に参拝して「ご利益」にあやかろうとするのは、正直言ってどうかと最近思っていた。しかもその願いというのも、世界平和などの高尚なものではなく、「学業・恋愛成就」「商売繁盛」などの極めて個人的なものばかりなのはいかがなものか。沢木耕太郎『旅のつばくろ』にもそうした類の主張がある。
まあ確かに、かつては私も初詣=終詣だった。というか殆どの人はそうなのかな。
しかし、