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1学期最終日にかけたい言葉

1学期最終日、あなたは子どもたちにどんな言葉をかけますか? 子どもたちが1学期よかったなと感じるためには最後にどんな言葉をかけるかがとても大切になってきます。 この学級で1学期頑張れてよかった みんなと一緒になれてよかったと感じられるような時間を作っていきましょう。 私はいつも出会った最初の日からの成長を子どもたちと振り返り、どんな成長をみんなが見せてくれたか話していきます そうすることで、まず自分たちがこのクラスでどんな成長を遂げ、みんなでどんなことをチャレンジして

    • 学年の絆を深める4つのポイント〜学年主任の仕事術〜

      学年主任として仕事をうまくやっていきたい。 学年の絆を深めていきたい。 そんな思いをもっている学年主任の先生も多いのではないでしょうか。 しかし、学年を上手く回すために、学年の絆を深めるやり方なんて学校で習ってこなかったはず。 そこで、今回は学年の絆を深め、最幸のチームに近づける方法を紹介していきます 1 クラスの子どもを褒める 学年の先生と関係を築くために大切なことの一つは褒めること。 特に、そのクラスの子どもを褒めることは効果が大きいです。 なぜなら、クラ

      • 算数で伸ばしたい九九の力

        九九の計算が早く正確にできる 小学3年生以降この力を育てていくことは大切だと思っている なぜなら掛け算の筆算、割り算、分数など 多くの単元において掛け算を使っていくからである そのため、私はどの学年であっても 百マス計算や九九の表、フラッシュカードなどを活用し、九九を早く正確にできるようにしていく 特に苦手な子には見ながらでもいいから継続して言わせるようにする すると、はじめは嫌がる子も出てくるだろう できないことをやろうとするのだから当然である ただ、どんな

        • ありの行列 提出で並ぶ子どもたち

          まるで人気のお店に並ぶかのように 提出待ちで教室に並ぶ子どもたち。 よくありがちな光景ではないだろうか かくいう私も昔、算数や漢字のチェックなどで教卓の前に列を作っていた 当たり前のように子どもたちを待たせていたのである すると当然のことだが、 集中力の途切れた子どもたちが喋りだす どんどん周りの子に伝染していき、いつの間にか教室がうるさくなっていたのである そして私はいうのである 「何回言えばわかるの?静かにしなさい」と 今、目の前に昔の私がいるのであれば

        1学期最終日にかけたい言葉

          小さな危険に気づけるか

          子どもたちが帰ってから 教室を掃除していると ロッカーから顔を出しているものがいる 絵の具の紐だ 一見とても可愛らしい様子をしているが こいつが意外と厄介で 垂れたままにしておくと 何人もの子が犠牲になってしまう 実は昔、初任の頃のクラスでも ロッカーからとび出している絵の具や習字道具の紐で何人もの子が引っかかってしまい、多くの犠牲者がでた ただ、その頃の私はどこか子どもに責任を押し付けてしまっていたのだと思う 何人か怪我が続き、保護者に電話を続けていたあ

          小さな危険に気づけるか

          失敗は悪いこと?

          子どもに失敗させたくない そんな思いを抱える保護者や教員も少なくはない 大切な子どもだからこそ、失敗でつらい思いをさせたくないと思うのは当然のことであろう そして、子どもが失敗しないように障害物を取り除いてしまう 気づいたら全部の障害物を取り除いてじうこど だけど立ち止まって考えてほしい 失敗するのって悪いことなのだろうか? できないって悪いことなのだろうか? もちろん命が失われるような危険なことは止めなければならない ただ、全て大人がお膳立てしてしまうと 大き

          失敗は悪いこと?

          どうせやるなら楽しんで

          組合のリーダーとなり、 土曜に出張に行かなければならない日が続いた 「なんで休みの日なのにこんなに行かなければならないのだろう?」 「もっと家でゆっくりしたいし、妻と出掛けたいのに」 そんな風に思っていた 特に毎週集まりに出席しなければならない月もあり 体や心が休まらず、憤りを覚えていた しかし、あるとき、隣に座った人の言葉がその後の私の姿勢を変えてくれることになる 男は隣の地区の教員だった どこにでもいるような普通の男 鞄のチャックが空いたままで 今にも

          どうせやるなら楽しんで

          おはようの声がこだまする教室を

          『おはよう』 何気ない言葉だがこの言葉がもつ効果は大きい 子どもの頃、登校したとき 誰かが自分の名前を呼んで『幸くん、おはよう』と言ってくれた なんだかわからないけど、すこしいい気分になったのを覚えている 『おはよう』と言われて悪い気分になる人はなかなかいないだろう きっと誰かに声をかけてもらうことで自分が需要されているようで、自然と嬉しくなってくるのだと思う だからこそ、私は学級におはようの言葉を溢れさせていきたい 子どもたちのおはようが飛び交い、まるでこだま

          おはようの声がこだまする教室を

          初任者必見!個人懇談会の教室環境の整え方

          教室環境を整え、信頼関係を築く 「さぁ、今日は懇談会。先生とどんな話をしようかな。」 そんな期待を抱いて教室に入ろうとすると 目の前にはゴミが落ちている。 あれ・・?と思い、教室を見渡してみると子どもたちの机もばらばら。 まだ話していないにも関わらず、一瞬にして教師の信頼が失われていくのがわかるのではないでしょうか? 懇談会は教師と保護者の信頼関係を育み、子どもたちの成長を支えるためにできることを一緒に考える大切な1日。 子どものために仕事をわざわざ休んできてく

          初任者必見!個人懇談会の教室環境の整え方