学年の絆を深める4つのポイント〜学年主任の仕事術〜

学年主任として仕事をうまくやっていきたい。

学年の絆を深めていきたい。

そんな思いをもっている学年主任の先生も多いのではないでしょうか。

しかし、学年を上手く回すために、学年の絆を深めるやり方なんて学校で習ってこなかったはず。

そこで、今回は学年の絆を深め、最幸のチームに近づける方法を紹介していきます


1 クラスの子どもを褒める

学年の先生と関係を築くために大切なことの一つは褒めること。

特に、そのクラスの子どもを褒めることは効果が大きいです。

なぜなら、クラスの子どもたちを褒めることは、その人の指導を褒めていることにつながっていくからです。

自分のクラスの子どもたちが褒められて嬉しくない人はいないでしょう。

そのため、学年の先生たちのクラスの子どもたちを積極的に褒めていきましょう。

「たけしくん、いつも元気よく挨拶してくれて、すごくいい気持ちになるんだよね。」

「あかりさんが書いた新聞みたよ。地域のことすごく詳しく書かれてて、あそこまで仕上げるなんてどんな指導したの?」

子どもたちが頑張っていることやその先生が力を入れていることをみつけてあげ、たくさん認めていきましょう。

2 同じ目標を共有する

人間は同じ目標に向かって走っているとき、自然と絆が深まっていくもの。

そこで、目標を共有し、その目標が達成するために、共に努力していく時間をつくっていきましょう。

例えば、運動会であれば、「子どもたちが達成感を得られる運動会にする。」という目標を立て、どうしたらその目標が達成できるか考える。

すると、運動会までに同じ目標を共有するために一緒に頑張った時間の分、絆が深くなっていきます。(もちろん、時間外まで頑張りましょうという意味ではないです。)

そして、運動会当日も、子どもたちが一生懸命活動し達成感や満足感を得た姿をみて、「このチームで頑張ってきてよかったな。」と思うことにつながっていくと思います。

行事だけでなく、様々なことで目標を共有し、足並み揃えて頑張っていきましょう。


3 相手の考えを尊重する

学年主任になったからといって自分の考えを押し付けていないでしょうか?

人間関係を築くときに大切なのは相手の考えや価値観を尊重すること。

そのため、相手の考えを聴くこと、相手の価値観を理解することを大切にしましょう。

「どんな学年にしていきたいか」や「子どもたちにどんな力をつけていきたいか」を聴いたり

何かあったとき、どうしていきたいかを尋ねたり相手の想いを大切にしていくようにしましょう。


4 大変なときに支え合う

やはり人とのつながりの糸が太くなるのは、大変なときやつらいとき。

このときにどう関わっていくかが関係を深めていくうえで大切になっていきます。

自分の学級が関係ない問題であってもまるで自分のことのように一緒に考えてくれたらどうでしょうか。

どんなことがあっても自分を信じてくれたらどうでしょうか。

きっと嬉しいと感じる人が多いと思います。

どんなときも学年の先生の味方でいる

そして、どんなことがあっても守ってあげる。

そんな気持ちで学年の先生と関わってみてください。

良い学年は1日にしてならず

今回は学年の先生との関係を深めていくための方法を4つ紹介させていただきました。

ただ、学年の絆を深めるといっても一日でできることではありません。

日々、学年の先生を大切にし、良い関係を築いていくために行動していくことが何よりも重要です。

皆さんの学年が最幸なチームとなり、子どもたちの成長を支えていけることを願ってます。




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