初任者必見!個人懇談会の教室環境の整え方

教室環境を整え、信頼関係を築く


「さぁ、今日は懇談会。先生とどんな話をしようかな。」

そんな期待を抱いて教室に入ろうとすると

目の前にはゴミが落ちている。

あれ・・?と思い、教室を見渡してみると子どもたちの机もばらばら。

まだ話していないにも関わらず、一瞬にして教師の信頼が失われていくのがわかるのではないでしょうか?

懇談会は教師と保護者の信頼関係を育み、子どもたちの成長を支えるためにできることを一緒に考える大切な1日。

子どものために仕事をわざわざ休んできてくれているからこそ、
素敵な環境でお出迎えしていきたいですよね。

今日は懇談会の際に、意識しておくと良いポイントを紹介させていただきます。

1 ゴミが落ちていないか

当たり前のことですが、ゴミが落ちている教室ほど保護者にとって不快なものはありません。

「今日は懇談会なのに、この先生はどういうつもりだろう?」

「前もって掃除しておかなかったのかな?」

そんな風に保護者に思わせてしまってはいけません。

子どもたちに協力してもらい、保護者が来るまでにゴミ1つ落ちていない教室を目指し、気持ちよく教室に入ってもらいましょう。

2 机が乱れていないか


机が汚いまま整頓されていないと不安になるのは当然のこと。

机の乱れは心の乱れであり、教室での子どもたちの心の様子があらわれてしまっているからです。

そのため、机の整頓もしっかりしておきましょう。

どこに机をそろえたらよいか、予め床にマークしておき、帰る前にいつも子どもたちが机を整頓してから帰れるようにしていきましょう。

3 前面黒板はきれいか

教室の顔でもある黒板。
前面にあるため、汚れているととても目立ちます。

そこで、当番やお手伝いに動いてもらい、綺麗にした状態で保護者を迎えていきましょう。

その際、提出物を出していない人の名前などが貼ってある場合は一度外しておくと良いです。

4 背面黒板に予定は記入されているか

背面黒板に予定を書き込んでいる先生方も多いのではないでしょうか?

過去の予定が残ったままになっていると計画的にできていないのかな?と思ってしまう保護者もいると思います。

そのため、予定の記入がきちんとできているか、しっかり確認しておきましょう。

5 きれいな雑巾になっているか

汚い雑巾は子どもたちが掃除に一生懸命取り組んでいる証ですが、
保護者が学校に訪れる日にそれを飾っておく必要はありません。綺麗な雑巾に変えておきましょう。

どうしても頑張っている姿を伝えたい場合は、一生懸命掃除をしている様子の写真を掲示しておくのがオススメです。

6 掲示物はきちんと飾ってあるか

掲示物は子どもたちが教室でどんなことを学んでいるかを示すとても重要なもの。

保護者も自分の子どもがどんなことを頑張っているのか知るのをとても楽しみにしています。

そのため、以下の点を意識したうえで、子どもたちの頑張りがわかるような掲示を心掛けていきましょう。

〇 全員の子どもの作品が飾ってあるか。
〇 子どもの名前は入っているか。
〇 朱書きが入っているか。(学校や学年の方針による)
〇 掲示物が破けたり、取れたりしていないか。

最高の教室環境で迎える

保護者と信頼関係を深める最高の機会である懇談会。

最初の第1歩目は、教室環境と言っても過言ではありません。

誰がみても整っているのかどうかわかるからこそ、細かい点まで気を配り
安心して懇談できる環境を整えていきましょう。

そうすることで、何よりも来ていただている保護者に感謝し、
相手の想いに寄り添おうとすることにつながっていくとおもいます。

最高の環境を整え、最高の懇談会にしていきましょう。

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