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【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第2週(6回~10回)の最新話あらすじ、内容

この記事は3分で読めます📚 2021/5/29更新しました。

前回のおかえりモネ1週目の記事の続きです。

1.(再記)おかえりモネについて

『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。宮城・気仙沼湾沖の島に生まれ育ち登米で青春を過ごしたヒロインが、天気予報を通じて人々の役に立ちたいと気象予報士を目指して上京し、やがて故郷の島へ戻り予報士としての能力を活かして地域に貢献する姿を描く。安達奈緒子作。

先週は印象的だったのは主人公モネが、将来何をやるべきか道を選べていないことに対して悩みを抱いているところ。

2.第2週「いのちを守る仕事です」あらすじ

森林組合の見習いとして働く永浦百音(清原果耶)は、努力のかいがあって、正式に職員として採用される。同僚たちに祝福されて、喜ぶ百音。そこに突然、父・耕治(内野聖陽)が、娘を実家に連れ戻そうとやって来る。久しぶりに父とゆっくり話をする百音だったが、林業を学びに来た小学生の体験学習に駆り出されて、付き添って森に行くことに。はじめは天候に恵まれ順調に体験学習は進む。しかし、天気が急変、予期せぬ事態に見舞われる…。

3.第6回の内容・感想

森林組合で、モネが本採用の理解度テスト(木々の種類、街の林道や鉄道に関すること等)を合格して喜んでいるところに父・耕治(内野聖陽)が登場し、「モネは家に戻したい」とのこと。

外で山から景気を見下ろしながらモネと二人。耕治に「どうして漁師継がなかったの」と尋ねるモネ。耕治は、海や漁師を嫌いになったわけではなく「科学とか経済で世の中に役に立ちたいと思っただけ」と答える。

場面は変わり、亀島の船着き場でモネの妹:未知(蒔田彩珠)とモネの幼馴染み:りょうちん(永瀬廉)が会話をしている。未知はりょうちんと会話できて嬉しそう。

耕治の「音楽のことはいまどう思ってる?」という質問にモネは「高校の音楽コースを落ちて目が冷めた。ただ今でも音楽は好き。お父さんも(趣味の範囲で)好きでしょ?」と答える。

■耕治の思いである「モネの好きなものとか喜ぶものが分からない。」というセリフは印象的でした。モネ自身もやりたいものが何か曖昧なので、答えづらいのかと思います。今後やりたいことを見つけるまでの心情をどう描写していくのか楽しみです。

4.第7回の内容・感想

林間学校の子供たちへの同伴で旧登米尋常小学校や組合で、子供らに課長(浜野謙太)と楽しそうに接しているモネをサヤカと陰ながら眺める耕治。※昔の景色が残る素敵な場所ですね。

※モネの衣装はこちらですね。

耕治は「(島をとにかく出たいと言ったあの日)手を離してはいけなかったと考えていた。でも違ったのかもなぁ」とサヤカと会話する。

菅波先生(坂口健太郎)も診療所に帰ってきました。「一週間って早いですね」という先生に”帰ってきたくなかった”と顔に書いてあるとモネに言われてしまいます。

そしてモネに木彫りの笛を渡して、亀島に帰るという耕治。「時々、その笛でお父さんを思い出してくれ。連絡にも出てくれよな。心配してるんだから」

モネは「お父さんみたいに”コッチだ”って自分で決めたい。そういうものをみつけたい。」と告げ、耕治はそれを笑顔で受け入れる。「おばあちゃんの初盆には帰ってこいよ」

■モネの決意と、それを受け入れた耕治の最後のシーンが良かったです。曇っていた関係や時間が、少しだけ明るくなった気がしました。※島を出たいといった背景として、実は大学受験でも失敗していたことが分かります。大学に行かない、やりたいこともない、この後どうしようかと悩んでいたのを思うと、モネの心情をくみ取れますね。


5.第8回の内容・感想

帰り道、耕治はジャズ喫茶のマスター(塚本晋也)と出会い、喫茶店へ移動して歓談している。
「(モネには)変なこと教えるんじゃねーぞ」と釘を刺す耕治。

モネと課長らは体験学習の子供たちと森を歩いている。地面に日が当たるように余計な木を伐採するところを見学したり、今後の未来のために自分たちで植林を体験させたりしている。

天気が崩れてきたため、帰路へつこうとするが竹とんぼで遊んでいた子とモネがはぐれてしまう。

課長らと合流しようと急ぐ二人だったが、なんとその子供が歩道を踏み外し斜面に落ちてしまう。

■今日は物語としては大きな進展はなかったですね。竹とんぼで遊んでる子供・けいすけくんがいて、いかにもこれから「やらかしますよ」と伝わってきたのはあからさますぎな気はします。笑

6.第9回の内容・感想

けいすけくんを斜面から引き上げると、足を挫いています。雨や雷が強くなり課長やサヤカさんに連絡をとり安全行動を取る。

気象予報士の朝岡さんに連絡を取ることで雨雲や雷の動きから少しでも安全に避難できる時間を尋ねます。

アドバイスをもらいモネの耳の良さで風や森の葉の音から天候が落ち着く時間帯を見極め、避難小屋に到達できます。

一安心したところ、モネに医師の菅波先生から電話が来ます。「10歳以下の子供は低体温症になりやすく命の危険がある」とのことで、うなだれているケイスケくんが危険な状態になります。

■山で雷雨になると怖いですよね。遭難だけでなく、今回はケイスケくんが命の危険な事態になりました。周りからのサポートで困難をモネが乗り切ろうとする姿が印象的です。

7.第10回の内容・感想

組合へ子供たち含めて全員戻り、組合員は保護者たちに謝ります。場を治めるため、サヤカが「みんな無事で良かった。山の責任者として今後気をつけます」と。

ケイスケくんが救急車で搬送されるのをモネが見送った後、菅波先生に厳しく言われます。

「あなたは知り合いの気象予報士と医者の指示に従っただけで、詰まる所何もしてない。半人前だとかは関係ない、自覚するべきです」
「組合に正式採用されたのに、まだ何かを見つけたいなんて組合の皆さんに失礼です。」

夜に朝岡さんからの電話で「山は水で空と繋がっている。海も同じ。海で育ち、海のことをよく知っていて、山のことも知ろうとしているモネさんは、空のことも勉強してみてはどうでしょう」

本屋で気象予報士の資格の本を手に取るモネ。「合格率5%以下」という数字にたじろぐも、「気象予報士は命を守る仕事です。」の文字にモネも心を動かされ、探していた何かを見つけた様子。

■菅波先生がかなり厳しかったのが印象的です。何か思うところがあるのかも。そして、モネが興味を持てるものを見つけられたのは良かったですよね。いきなり気象予報士になる!となると急すぎなので、まずは勉強なのかなという感じです。

今週はモネが空について興味をもつための話でした。水を起点に空と海と山の繋がりがあることを教わったモネにどんな変化があるか、また次回からの展開に期待です。

第3週はこちら

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