見出し画像

【ニュース記事紹介】リタゲ広告に壊滅危機 広告会社が生き残りかける3つの方向性

本日も気になったニュース記事をご紹介いたします。2021/10更新

ニュース記事は好評で、PVもスキの数も多いので積極的に発信します。本日は日系クロストレンドから「リタゲ広告」に関する記事(2021/2/10)です。

記事では、Webブラウザーのサード・パーティー・クッキー廃止の動きが世界の流れの中で、根幹としている企業や事業が継続の危機に陥るのではないかと述べています。その中で、生きる残る方法としては、①代替技術を活用する②別の識別子を開発する③新たな広告商品の開発をするとのこと。

【感想】
個人的には不要な広告をスマホやPCで表示させ続けている限りは、その会社は顧客志向ではないので企業として尊敬できません。感情はさておき、リタゲ広告を行うDMP事業が危機に陥るのは特に不思議ではありません。
どの事業でもPoliticalやTechnologicalな要因(他にはEconomical,Societicalでしょうか。)により事業に影響が及ぶことはいつの時代でも容易に想定できます。

それよりも気になったのはやはり、代替技術を開発しているのは米グーグル社ということです。FLoC(フェデレーテッド・ラーニング・オブ・コホート:利用者のデバイス上で機械学習と分析を行う手法)により、顧客の個人情報やプライバシーを守ったままでコンテンツ閲覧行動から、興味のあるものを表示できるようにするとのこと。

Googleはおそらくですが、サードパーティ情報による公告に規制がかかることを事前に予見して先に動いていたのではないでしょうか。規制が掛かることがほぼ確定となってから動き出しても確実に出遅れます。時代や情勢の変化に対応できるように先回りして技術開発して生き残ろうとできるかが企業のポイントだと思います。

一方で上記の企業は足元の売上に満足して先行投資をしていなかった(もしくは失敗した)ために今現在、右往左往する結果になったのではないでしょうか。結果、この企業はグーグルの技術に頼るか、事業を潰すかの二択となりいずれにせよグーグルにとっての驚異となる敵にはなりえません。企業として生き延びる、事業を拡げるためには世の中の動きを予測して取り組まないと勝ち続ける企業にはなれないのだと感じました。

ちなみにGoogleといえば、こちらのマインドフルネスに関する書籍があり面白そうですのでここで紹介しておきます。

記事元

関連記事はこちら


以上です。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?