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こんにちは。大学生ボランティア2年の二木です。
私は都内にある通信制高校を卒業し、今は都内の四年制大学に通学しています。

この記事を読んでくださっている皆さん、大学進学はお考えでしょうか?
今回は、大学進学も夢じゃない!をテーマに書いてみようと思います。

通信制高校生の進路状況

まず、文部科学省 初等中等教育局 参事官(高等学校担当) が発表した、高等学校通信教育の現況についてより、通信制高校生の卒業後の状況を見てみましょう。

令和2年5月1日現在、令和元年度に卒業した人のうち、大学等への進学が17.6%、専修学校(専門課程)への進学が23.3%、就職が23.1%となっています。
全日制高校と比べれば大学進学者数は少ないですが、それでも約5~6人に1人は大学に進学している状況です。

進路の選び方

続いて、どのように進路を選んでいくかということについてですが、まずは自分の関心が持てる分野をいくつか出してみると良いと思います。
私が高校に通っていた当時は、音楽やイベントが好きだったり、社会問題に関心があったので、高校の中でイベント実行委員を行ったり、社会科の授業では積極的な参加を心がけるようにしていました。そもそも、好きなことや関心のあることってそこまで苦でないですよね。

また、高校では何度か進路探索のイベントがあり、外部で行われる大学や専門学校がたくさん集まるイベントにも出向いていました。
その中で、自分の興味関心に合った分野に近い大学や専門学校のブースをひたすら回っていました。
また、実際に大学に出向く事もあり、自分が進学した際のイメージが湧いて、良い経験だったなと思います。

大学生への憧れが捨てられなかった

私は正直学力もあまり高くなく、部活動も行っていないし、全日制高校に通っている生徒たちを見ると「あの子たちと同じように大学進学できるはずないよなぁ」と諦めの気持ちを持つことも多かったです。
しかし、周りにいた先生方は、大学進学の道を積極的に勧めてくださっていました。

そもそも大学生って、なんだかキラキラしていて、楽しそうで、憧れる存在ですよね…?(人によって違うかと思いますが)。
最初の動機はこんなところからで良いんじゃないかと思います。

専門学校への進学も考えていましたが、大学に行くメリットは大きいなと思い、関心の強い社会学部などのある大学進学を考え始めました。

総合型選抜という受験方法

ここからは、当会スタッフの根本さんが書かれたブログ「女子に多い不登校タイプと新しい進路の形」から、一部ご紹介します。


当会では毎年総合型選抜で大学受験をする子がいます。
女子のほうが柔軟に新しいことに対応できたり、挑戦できたりする傾向にあります。
また、通信制高校のレポートを丁寧に取り組む子が多いです。

大学入試でも総合型選抜といった新しい形態の入試を利用して合格する生徒に女子が多いです。
不登校を乗り越えた経験や、当会で行う高校生インターンの経験を進路に生かしてもらいます。


私も様々な受験形態を考えましたが、せっかく学校内で行ってきた実行委員活動の経験があるし、社会問題に対する経験や関心も伝えられるよう努めていたので、総合型選抜を受けてみようということになりました。
落ちてしまったら一般選抜で頑張ろうと決め、小論文や面接の練習を行いました。

結果的に総合型選抜で受験した大学に合格し、今もこの大学に通い続けています。

当時は総合型選抜で入学する事自体否定的な気持ちもありましたが、通い始めてからは興味を持てる講義がたくさんあり、関心に沿った活動を行えることが幸せに思えるようになりました。
成績が取れるか心配でもありましたが、関心のあることは嫌な気せず講義に参加したいと思えるので、意外ときちんと成績にも反映されるのだなと思っています。

総合型選抜を受けるとしても、模試を受けたり資格検定を取ったり、受験内容にも小論文や筆記試験があり学力が必要な場面はありますが、その都度必要なサポートをしてくださる方を探すことで適切に対処していけるかと思います。

ぜひ皆さんも、少しでも大学進学をお考えでしたら、総合型選抜も視野に入れてみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました!
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